アブラムシ撃退法の効果について

[園芸相談センター]の過去ログです

かな 【東北】 2006/05/30(火) 16:50:42
初めまして、かなと申します。
過去ログで調べた上での質問なのですが、
一ヶ月ほど前からパンジーとビオラにアブラムシが付いているのを発見し、
急いでスプレータイプの殺虫剤(アブラムシ等用)をかけたのですが、いまいち効果が見られず、むしろ増えていっています。

そこで、ここの掲示板の過去ログ等を見て、数日前から木酢液を薄めて噴射する方法と、オルトランを使用する方法を試しています。
木酢液はアブラムシが発生してからの効果は薄いようですが、使い続けていれば効果がみられるそうで。
オルトランなのですが、これはすぐには効果が出ないのでしょうか?
やはりある程度待たなければ効果はないのですか?

今ではパンジーとビオラを見てすぐに分かるほど、赤や緑のアブラムシがびっしりと付き、
触れるとすぐに指についてベトベトします。
土や葉の上には、アブラムシの白い殻(?)が沢山落ちています。
育てている植物は全て玄関の前や近くに置いているのですが、
アブラムシが他の植物や植木鉢にまで付くようになり、玄関にまで入ってきます。
玄関にも植物があるので、とても困っています。
パンジーとビオラを一緒に植え、成長してかなり伸びています、葉の間の風通りが悪いのが原因なのでしょうか?

朝の日当たりが特によく、風通りもいい場所です。
長くなってしまいましたが、何かいい案がありましたら、よろしくお願いいたします。
(ちなみに木酢液とオルトランは、他の植物にも使用しました)

では失礼します。

コンスタンティン 2006/05/30(火) 18:49:51
散布した殺虫剤で死なないと言う事は、抵抗が出来ている可能性がありますので、薬剤を替えて散布し直すことをお勧めします。「種類がよく分からないし、煩わしい」と言うことであれば、抵抗性を考えなくていい「粘着くん」(と言う商品名だったと思います)のような物理的な効果のある薬剤を使用すればいいと思います。オルトランは根から吸収された成分が枝葉に回り、それを害虫が体内に取り込んで初めて効果を発揮するものですから、散布するような薬剤に比べて効果が現れるまでに時間が掛かります。被害が現れてから使用すると言うより、予防的に使う薬剤と考えた方がいいかも知れません。
このサイト内の過去ログを「アブラムシ」で検索すると、沢山スレがあります。多分そんな関係で書き込みがないのだと思います。かなさんご自身でも少々調べてみると今後の糧にもなるかも知れません。蛇足ですが。

R・ひろき 【関東】 2006/05/31(水) 09:52:20
 こんにちは。
 幾つか追加させてください。
 パンジーには、カダンセーフというスプレー剤が使えると思います。他のもので効かない場合も、これは効くと思います。ただ、かけてすぐ効くわけではなく、少し時間はかかります。半日くらいでしょうか。
 また、ベストガード粒剤が使えると思います。オルトラン粒剤が効きにくかったら、こちらも試してみてください。

たちつ 【近畿】 2006/05/31(水) 11:18:24
オルトランでも、どのような園芸用殺虫剤でも効果はあります。
只 1.やわらかい茎にしがみ付いているので、又小さいので生きているのか、死んでいるのか解らない。
  2.産卵孵化の周期が早く、又卵は農薬では効きません。従って毎週一回2-3週続けないと意味がありません。
  3.オルトランの顆粒より、希釈液噴霧の方が即効性(かかって死ぬ)と持続性(食べて死ぬ)があります。
  4.いずれにしても、散布後に新しく伸びた茎葉蕾には効果が有りません
  5.真っ白にアブラムシのカス?ができるほど湧いていれば、多分ビオラ・パンジーも日持ちしないので、他に伝染しないうちに、処分した方が楽。多分、株自身がクタァーとしていると想像します。 他に根も弱っていると想像します。クターとするような前触れは、もちろん土の乾燥もありますが、根が弱って、乾湿の抵抗力がなくなっている事にも原因があります。根が弱ったからアブラムシが大発生したのか、アブラムシが沸いたので、根まで弱ったのかは、卵が先か、鶏が先かということになります。
ビオラがクターとする時期は、
1)植え付け1-2週間後・・・・植え付け失敗(ポット根土の乾燥か過湿)
2)花が沢山咲いたかなぁーの寒い時期・・・・植え付け失敗(根がポット土の中から新しい土へ伸びなかった)
3)今頃の種が付いたかなぁーの5月・・・乾燥・過湿による根傷みと花後や種を付けたために株が疲れた事とアブラムシが追い討ちをかけた。
と3回あります。
  6.鉢植え・プランター植えで、他に接近する植物が無い場合とか、ベランダ栽培ではよく発生します。・・・天敵がいない・風通しが悪い
 
ノースポール・デュランタ・ハボタンの種鞘・ナデシコ・キンギョソウ
等。地植えの場合には、比較的少ない。

水遣りのときに一寸観察すれば、早く害虫は始末できます。とにかく、ハダニ・アブラムシ・コナジラミは産卵孵化のサイクルが早いので、大発生してしまいます。早期発見早期対処。一日違いでも随分と違います。(^_^;)

かな 2006/05/31(水) 18:04:24
[[解決]]
コンスタンティンさん、R・ひろきさん、たちつさん、詳しく教えて下さりとても勉強になりました。

■コンスタンティンさんへ
「抵抗が出来ている」というのには気が付きませんでした。確かにそうかもしれないです。
早速『粘着くん(名前は合っていましたよ)』を調べてみたところ、良さそうなので購入を考えてみたいと思います。
やはりオルトランは効果が現れるまで、少々時間がかかってしまうのですね。
他の植物にも使用したので、これで予防になってくれればと思います。
コンスタンティンさんの言われたとおり、オルトランについて過去ログをもっと見るべきだと感じました。
これからは色々な単語で過去ログ検索をします。

■R・ひろきサンへ
こんにちは。殺虫剤を使用したばかりなので、もうしばらく様子を見てから、この2つの購入を考えたいと思います。
買う買わないに関係なく、ホームセンター等へ行った時に、実際に手にとって見てみますね。
効果の出る期間まで教えていただきありがとう御座います。

■たちつさんへ
確かに、生きているのか死んでいるのか分からない。というのはあります。
卵には効かないというのは初めて知りました。
あまり殺虫剤を散布しても、今度は逆に花自体がやられてしまいそうで、使うが怖かったのですが
(私の持っている殺虫剤には、次に使用するまでの期間が書いていないので)
週1ペースで使用しても大丈夫なんですね。
たちつサンのおっしゃる通り、数日前からクターッとしています。
そろそろパンジーとビオラの終わりの時期だそうですが、上手くいけば夏まで大丈夫だと聞いたので、
殺虫剤で何とかなるのなら…と思っていたのですが、処分もやむ終えないかもしれません。
実際に他の植物に伝染しかかっているので。
クターっとなりやすい時期まで教えていただきありがとう御座います。
家の近所に花を育てている方が少ないので、余計に家に…とも思っていたのですが、本当にサイクルが早いですよね。



最後に、皆さんのアドバイスとても参考になりました。
これからは、早期対処は勿論の事予防に力をいれていきたいです。
頂いたアドバイスを生かして、園芸を続けていきます!
本当にありがとう御座いました。

かな 【東北】 2006/05/31(水) 18:08:51
たちつサンへの返信の中で『使うのが〜』の部分の『の』が抜けていました。
すみませんでした。


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