ベンジャミンの実について
ローズウッド
【甲信越】
2006/03/05(日) 23:30:55
20年近くたつ2メートルほどの高さのベンジャミンに毎年冬に薄っすら赤い実がつきます。もう1鉢のベンジャミン(購入から4年)もほぼ同じサイズで並べて置いてあるので環境は一緒ですが実はついたことがありません。種類が違うのでしょうか?また実といっても花は見たことがありません。実ではないのでしょうか?またベンジャミンの寿命は何年くらいなんでしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい。
花梨
【関東】
2006/03/05(日) 23:46:18
下記URLのサイト様でベンジャミンの赤い実のことについて
詳しく書かれています。
http://www.asahi-net.or.jp/~rn8t-nkmr/family/benjamin/benjamin.html
花でもあり、実でもあるということのようです。
ぽんた
2006/03/07(火) 03:32:26
ベンジャミンゴムはイチジクの仲間ですので、赤い実は花梨さんのご指摘どおり果実です。ただ、花は実の内側につき、原産地では専属の蜂が媒介して受粉しますが、温帯地域にはいないので種子はつきません。
実が付く木と付かない木は単に老木か若木かの差だと思います。
本来、気根(地上の幹や枝から直接出る根っこ)を垂らしながら直径何10メートルにもなる木で、条件の良い土地に地植をするとかなり大きくならないと結実しません。
小さな鉢に長い間植えていると根が鉢の中に詰まってしまって鉢の大きさで地上部の大きさが決まってしまい、そのまま成木となってしまうので小さなうちに栄養生長をあきらめ、生殖生長を始めてしまうことになるのです(大きくなるヒマワリも小さな鉢植えだと小さいまま花を咲かせるのと一緒です)。
なお、ベンジャミンゴムの寿命は本来何百年もある巨木ですが、スペースの限られた鉢植えだと当然ながらそんなには生きられません。同じ鉢にずっと植えていると1年間に出てくる葉の枚数がだんだんと少なくなり、そのうち寂しい姿になってきます。そうなってくると寿命が近づいた証拠です。まだ体力の残っているうちに思い切って細かな枝を半分ほど刈りこみ、鉢から抜いて根も少し切って植え替えてやると若返りが図れます。
ローズウッド
2006/03/12(日) 08:53:03
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花梨さま、ぽんたさま早々に回答いただきありがとうございます。
イチジクの仲間とは本当にビックリです。
植え替えも検討してみます。
返信遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
ぽんた
2006/03/12(日) 09:27:36
解決済みですが。
温帯果樹のイチジクとあまりに姿形がかけ離れているため、クワ科のイチジク(フィカス)属植物と知らない方は結構いらっしゃるようです。
ジャングルの特徴でよく出てくる「絞め殺しの木」や南西諸島にも分布するアコウやガジュマル、あと○○ゴムと付くものはたいていそうだし、ツタのような観葉植物のフィカス・プミラも名前のとおりイチジクです。
フィカス・プミラは日本本土にもオオイタビという和名で広く分布しておりますので、大きく生長した雌株ならばおいしい果実が実ります。
(フィカス属植物は皆雌雄異株で、果樹のイチジクはコバチなしで単為結実する特殊なものだけ導入されています)
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