西日でばらを育てている方いらっしゃいますか

[園芸相談センター]の過去ログです

りき 【四国】 2006/02/07(火) 09:36:06
家の南側に奥行き4m幅50cm深さ1mの花壇があります。南といっても隣に3階建ての建物がある為、冬日陰、春先、晩秋は明るい日陰、夏は西日がキツイ所です。地植え、誘引できる場所はここしかないので、つるばらを植えたいのですが、やはり無理でしょうか。候補は新雪を考えています。おととし植えたムクゲは元気に育っていますが、つるばらはどうだろうと悩んでいます。

アオイのねこ 2006/02/07(火) 14:03:30
私も以前つるバラの黄色を育てていました。4〜5年はよく育ちきれいな花をつけてくれました。ある年台風で大きくなった枝がたおれてしまいました。西日よりも強風に耐えるようにブロック塀かトレリスなどをしっかりと建て誘引することが大事と思います。植物は3時間ほどの日当りがあれば育つと言われています。

R・ひろき 【関東】 [URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~mham] 2006/02/07(火) 18:17:55
 こんにちは。
 つるばら新雪そのものを育てたことがありませんので、つるばら一般の話として、以下、お読みください。
 場所は、埼玉県です。
 北西向きの場所(二階建ての建物の横)に、つるピースを植えたことがあります。日照は、西側から4時間ほどでした。最初の成長は悪かったですが、大きくなったときには、安定して花を咲かせるようになりました。
 現在は、シュラブローズのハーナという品種を、鉢植にして北西に植えています。ほぼ西日のみで、3〜4時間です。成長が遅いようですが、現在3メートル、一季咲きということもあり、とくに問題はありません。ただ、四季咲きでは、少し難しいかもしれないとは思います。その場所では、育たないバラもありました。(蔓ではなく木立タイプです)

 埼玉県と四国では、西日の強さが違いますので、強い西日の影響については、ご参考にはならないかもしれませんが、つるタイプは強いものが多いですから、大丈夫ではないかと思います。こちらでは、西日にやられたケースはありませんでした。
 また、アオイのねこさんがおっしゃるように、つるばらは、台風のときに、吹き抜ける風で引きはがされることもありますので、しっかり補強をしてみてください。

 追記ですが、西日のみの場所に植える前に、もし、もう少し日照が確保できる場所がありましたら、一年くらい鉢植にしておいて、日にあてて枝を伸ばしてから、根鉢を崩さずに、花壇に植え込むという方法もあります。

gardenfan 【近畿】 2006/02/07(火) 23:04:34
ツルバラで我が家の西側にもというか北側で西日が当たる所にアイスバーグが元気でいます。
夏場に西日が当たるといってもツルバラの場合はあまり気になさらなくてもよいのではないかと思います。

りき 2006/02/08(水) 09:37:51
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お返事ありがとうございます。現在隣との目隠しに、ブロック塀にトレリスをかけ、下にブロックをおいて動かないようしていますので強風には大丈夫だと思います。新雪は去年冬大苗で購入し、東向きの日照がいい場所で鉢植えで育てています。ひろきさんのおっしゃるとおり、このまま一年育てて、地植えにするのは来年にしようと思います。

たちつ 【近畿】 2006/02/08(水) 09:41:37
園芸書には、西日はダメとか避けた方が良いと書いていますが、そないに影響はないと考えています。ただ、夏場に、昼間に大気や地温が高温になり、更に引き続き太陽が照り付ける事と夕凪で風が止まるので、大気や地温が冷えないということです。又壁などでは、照り返しや風が遮断される場合もあります。これが良くない。
畑やバラ園などは、西日もガンガンに当たります。が元気。
ということで、風通しを考え、壁から少し離すとか、株元に下草や敷き藁を施すとか、遮光すればよいと考えます。私は気にしたことが無い。
シャクナゲ・ユリ・北方湿地系・高山系・山野草は、もともと株もとの高温や大気乾燥を嫌いますから、遮光耐暑保護が必要です。
 真昼も夕方も一緒。植物にとって西日には余り関係ない。関係あるのは、我々の生活と空調電気代ですね。
 と考えます。

たちつ 【近畿】 2006/02/08(水) 09:47:23
あらっ!!  終わっちゃった (^_^;) 
先入観が入りすぎ。 レストランで、皿盛りのご飯に 塩 を振りかけても、家庭の茶碗盛りのご飯に 塩 を振り掛けないようなもの。
ご飯は余り変わらない。習慣ですね。

ハッピ−マン 2006/02/08(水) 12:07:51
西日の影響が大きいのは真夏です。特に温度(高温)と湿度と乾燥の影響を強く受ける植物に関してのことです。真夏の日中に直射を受けている植物は体温も急上昇して激しい蒸散活動と光合成の仕事をしています。真夏の西日の光としてのエネルギ−は日中の光とほとんど変わりませんから西日が良く当たるところの植物は実働時間が長いということになりますね。ここで水分が切れ乾燥すると、腹べコ・脱水?の状態で仕事をさせることになるということです。また多くの植物は急激な温度変化を受けると調子が悪くなります。真夏の炎天下で水遣りをするとかえって弱ります。ということで西日のあたる場所の植物への水遣りは、早朝と西日がかげるころが良いとされています。真夏に毎日このような状況下に置かれた植物はいわゆる過労になりますよね。
しかし、光に強く、乾燥にも強い植物にとっては西日は役に立ちます。
このあたりのことを考えると、ツルバラはけっこう光に強い植物ですから乾燥に注意さえすれば問題ないと思います。

余談ですが、植物は光合成で養分(糖)を作りますが、その速さは環境条件と植物の状態で変わるのですが、そうしたことを研究しているところでは、同じ生育具合の植物二本を10時間以上真っ暗闇に置いてから、一方に短時間だけ光を当ててから双方の葉っぱを一定枚数切り取って糖分の分析をします。植物全体を粉砕して分析することもあります。
家畜の場合は、エサがどれぐらい吸収されているかを調べるために、人工肛門を取り付けてウンチの成分を調べたりしています。
西日もたいせつな太陽の光です。植物の場合は、太陽の光のうちある特定の波長の光があたらないと奇形になることが判ってきていますよ。

りき 【四国】 2006/02/09(木) 09:30:19
こんにちは。たちつさんの仰るとおり以前読んだ園芸書に西日は植物の生育によくないと書いてあったので、それが頭にこびりついていました
ばらの本も何冊かよんだのですが、西日についての記述はなく、もし枯れたらどうしようと迷っていました。実は鉢植えの新雪も最初はこの場所に植えるつもりで、購入したのですが、やっばり不安に思い鉢植えにしたのです。もっとはやくみなさんに相談すればよかったな。でも植えれる場所が増えてうれしいです。ありがとうございました。


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