灰色カビ病の殺菌剤について
啓蟄
2006/01/28(土) 20:51:26
ガーデンシクラメンが恐らく灰色カビ病におかされました。
過去ログを検索すると、球根の腐った部分を切り取る、殺菌剤を撒く、の2通りの対処法が示されていました。
とりあえず、枯れた葉を取り除き、ぬるま湯でカビを洗い流しましたところ、球根は硬くてしっかりしており、まだ元気な葉もありました。そこで、殺菌剤を撒くことにして、家にある殺菌剤を探しましたところ、ジネブダイセンがありました。
WEBで検索すると、灰色カビ病にはベンレートやマンネブダイセンが効く、と書かれていました。また、ジネブダイセンは灰色カビ病には効果が無いと書いてあるHPもありました。一方で、ジネブ*マンネブ*ビスと言う3種類のダイセンの違いは「日本人と中国人位のくらいの差??・・・・つまり殆ど同じ」と書いてあるところもありました。
ジネブダイセンでは駄目でしょうか?
たちつ
【近畿】
2006/01/28(土) 22:36:16
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/byoki19.html
が良いかも。
CPが潰れて、調子が悪いので、IEが上手く動かないので、調べられませんが、同じようなもの。
効く効かないは、個体差とか、病気の進み具合、散布の仕方にもよります。一般的に、症状が軽ければ、どの殺菌剤でもききます。うどん粉病や灰色黴病は、弱い病気の部類と思っています。
ただ云える事は、黴の根(球根が変色している。通常は紅色になっている)が深いと、再発したり、腐ったりします。我々の眼に見える部分は、花と考えれば楽。花には根がある。
細かく言えば、農薬は、適用植物・対象病害虫・有効期間や散布其の他注意等色々ありますから、説明書きの通りに使うに越した事がない。説明書きがメーカーの保証範囲。(実験実証済みということ)
被害部分を切り取ると言っても、植物の再生部分を残さないとダメですし、残る部分が、薄いとか小さいと干からびて、自然消滅してしまいます。余程思い出があるとか、希少品種でない限り、捨てて、来年新しく買った方が安く付く。シクラメンももうお仕舞い。後は来年用の開花までの、事後処理。毎年新種が売られますし、第一に病棟の確保が大変。2度と使わない薬代も高い と、好きな事を書いています。<(_ _)>
啓蟄
2006/01/29(日) 06:51:37
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たちつ様 早速の大変ご丁寧な回答有難うございました。
メーカーの保証範囲がよく解らず、ご紹介頂いたe-Green Communicationも調べていたのですが、Q&Aのコーナーも無く困り果てて質問させて頂きました。
根本的に農薬や除草剤が嫌いなのですが、場合によっては、今朝一番でベンレートを買いに行こう、掘り上げた球根類の消毒にも使えるし(したことは無いですが)、と自己正当化の言い訳を探していました。
やはり、程度問題で良いのですね。たちつ様にお教え頂いて安心しました。とりあえず、まだ大量にジネブダイセンがありますので、根気よく治そうと思っています。
今病を患っているシクラメンはかなり拘りがあるので、頑張ろうと思っています。確かに200円強の超安ものですが、好きでしたので。他に移らないように予防措置もとろうと思います。
有難うございました。
Iwasaki
【近畿】
2006/01/29(日) 06:59:49
同じダイセンと言う名前が付いていますが薬品の種類が少し違います。
ビスダイセン水和剤の成分は ビスジメチルジチオカルバモイルジンクエチレンビスジチオカーバメート(75.0%)で マンネブダイセンM水和剤は マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート(75.0%)です。
ジネブダイセンは 現在農薬の登録が抹消されている為に 販売はされていないと思います。
農薬の成分が 少し違うと特に殺菌剤は耐性菌などがある為に効かない事も稀にあります。
啓蟄
2006/01/29(日) 08:47:16
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Iwasakiさん アドバイス有難うございます。
ご指摘のように、ジネブダイセンは親の遺品で古いものです。農薬が好きでないので最近まで自分では買いませんでした。
ついこの前、突如発生したアブラムシ退治に家にある農薬殺虫剤を散布し、殆ど効かなかったので、調べてオルトラン粒剤を購入し、無事退治しました。
国立環境研究所のHPで調べてみましたが、ジネブもZn系のジチオカルバメートみたいですので、ビスダイセンに近いのかもしれません。
いずれにしても今回の病気は、寒さを気にして日照不足になったことと多湿が根本原因で、私の管理ミスです。水遣りをもっと控えて寒くても日照時間を増やそうと思います。
ありがとうございました。
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