栄養系って?

[園芸相談センター]の過去ログです

ストレリチア 2005/03/18(金) 23:01:20
どーゆー意味なんでしょうか?
ゼラニウムとかコリウスでも栄養系ってうたっているものがありますが、栄養系でないものとそうなものとはなんか違いがあるのですか?

ぜひ教えて下さい!

たちつ 【近畿】 2005/03/19(土) 00:13:42
多分、栄養繁殖の事と思います。挿し木が良く出来るとか、球根が分球するとか、種以外の繁殖の仕方。種は両親(XX・YY)の混血ですから、XX・XY・YX・YYと組み合わせが色々あって、親と同じものが出来ない。(区別が付かない)。此処で、親の一部を切り取って、親と同じものを作る。(クローン)や接木したり・取り木して、繁殖させる事。繁殖以外にも、色々と便利な目的がある。
挿し木は根が出て、自活するまで、挿し穂自体(親の一部)の栄養で根が出るまで生きています。
ゼラニュウム(種が出来にくい。)やコリウス(種を撒いて育てるよりも、挿し木した方が、成長が早く・手間も時間も助かる)
コチョウランが手軽に買えるのも、栄養繁殖の技術が確立した結果です。(試験管ベビー・クローン)
今は原種を集めたものが、世界を支配するとか、DNA(遺伝子)の解析が世界を支配するとか、言って過激な戦いをしています。
前者は鶏卵でも分かるように、殻がツルツルで黄身(赤や青は自由に出来る)が明るく、白身は確りと こんもり 盛り上がり、古くても、新しくても、サラット流れない。卵の大きさも、自由にコントロールできる。後者の遺伝子組み換えは、自然に逆らうことですが、病気に強いとか、実が大きいとか、収穫量が多いとか・・・トーフの大豆がお馴染みですが、幻・夢の「青い薔薇」が出来たのも、遺伝子組み換え技術。
良く似たものに、放射線放射もカーネーションや柑橘類で有名。
昔は、交配(時間が掛かる・30-60年)や突然変異(再現が難しい・変異種と同じものが出来ない・繁殖しない)に頼っていましたが、今は自由になってきました。将来は貴方の孫が生まれてから、自然死に至るまでの時刻まで、確定できるでしょうね。生命判断(占い)も、カードや血液型でなく、DNA検査でプリントアウト。性格や体つきを変えたければ、DNA組み換えドリンクをどうぞなんて・・・・・(^^♪SFSF

2005/03/19(土) 09:05:14
たちるさんの追穂になりますが、「栄養系」は「栄養繁殖系」の略で、挿し木・取り木などで繁殖したものです。
これに対して、種子で繁殖したものを「実生系」「種子繁殖系」と呼びます。
ゼラニウムやコリウスなどの園芸品種では、一代交配種(父母の種が違う雑種のこと)が多いので、実生系では品種が安定しないのに対し、
栄養系は親の完全なコピーになので、花色や姿(高さ、株のひろがり)にムラが出にくい特徴があります。
このため、昨今では栄養系が尊ばれる風潮が強いようです。

2005/03/19(土) 09:06:55
修正
たちるさん→たちつさん
すみません!

ストレリチア 2005/03/19(土) 22:48:26
[[解決]]
わかりやすく教えて頂き、ありがとうございました!
今後に役立てたいと思います!


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