エニシダの鉢植え

[園芸相談センター]の過去ログです

MIOMIO 2005/03/06(日) 17:36:33
2月はじめにエニシダの鉢植えを求めました。
日中はベランダで日に当て、夜は火の気のない室内に取り込んでいます。
次々花穂が膨らんで花が咲いていますが
中に蕾が黄色く大きくならないで、
茶色のぼさぼさした箒の先みたいなものになってしまうものがあります。
数は株全体で10本ほどです。これは何でしょうか。何が原因でできるものでしょうか。ほうっておいてよいものでしょうか。ご教示ください。

たちつ 【近畿】 2005/03/06(日) 20:20:02
どうしたら良いかは未解決ですが、枯れる前兆には間違い有りません。
日当たりを良くする程度。で葉が生い茂るのを祈るしか・・・。

MIOMIO 2005/03/07(月) 08:49:39
えっ。ショックです。ほかは元気で花もどんどん咲いているのですが。
でも実は、昨年も同じころ買い求めたエニシダの鉢にこういうぼさぼさができつづけ、もう花も終わった7月になって突然株全体が茶色になってあっという間に枯れてしまったのです。あれは異様な暑さのせいと自分で思い込んでいたのですが、このぼさぼさが原因だったのでしょうか?とにかく日に当てて様子をみてみます。

はやと 2005/03/07(月) 17:34:52
エニシダもいろいろありますが、ご質問の鉢植えはこれですか?
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/enisida0.htm

でしたら、売っているものは根がかなり回っていると思います
なので水不足も原因の一つかもしれません
また、温室もしくは暖地で育てられたものがほとんどです
急に外の寒気にあたって…ということも考えられます
水を切らさないようにして、暖かい室内で楽しまれたほうが無難です

また最近の鉢花は底面給水で育てられているものが多いようですので
植替えをしない場合、邪道ですが鉢の受け皿に多少水を貯めて育てたほうが
綺麗に花が咲くものが多いです

MIOMIO 2005/03/08(火) 08:21:51
はやとさま、スタンダード仕立てではないけれどたぶんこれと同じ姫エニシダだと思います。根は回っていました。5号鉢を購入してすぐ6号鉢に緩めました。水はよくすいます。初心者としては「表面が乾いたら底から流れるまで」という鉄則を命がけで守って、毎日鉢の表面を確かめて水をやっていますが、夕方には既に乾いてしまうこともあります。そうなると「寒いときは夕方水をやってはいけない」というもうひとつの鉄則との間で煩悶することになります。園芸って(園芸に限らないかも)なかなか法則どおりには行かないものですね。寒い日は外に出さないで、水切れに気をつけて、しばらく様子をみます。ご教示ありがとうございました。

たちつ 【近畿】 2005/03/08(火) 11:10:27
MIOMIOさん  深呼吸して、リラックスに、肩がこるよ。

表面が乾いて・・・・の意味は・・・水の乾き具合の一つの目安。例え話・アバウトな表現。詳しく言えば、根が水や栄養を吸収するために、(浸透膜・濃度差に拠る圧力で水が流れる)適度な湿り気・濃度である事が必要です。乾けば水分は根から土へ流れ脱水する。お肌で言えば、肌が荒れる。手にあかぎれが出来たり、かさかさになるようなもの。

肥料が多いと濃度が濃くなって、水が根から土へ流れたり、根が傷んだりします。 化粧品がお肌に合わない。ようなもの。

水はたっぷり 底から流れるくらいやる・・・の意味・・・
1.水を土の隅々まで行きわたらせる。天麩羅の衣に水が満遍なく混ざっていなかったら、粉まるけで美味しくない。口の中が粉で白くなる。
2.水が流れる時に、鉢土の古い空気を押し出し、新しい空気を入れる役目をします。置換作用。例えば、鉢をバケツに沈めれば、ブクブクと泡が出てくる。空気を水が押し出している。鉢を引きあければ、水が流れて、土の隙間に空気が入る。これを「気相」とか、土の「団塊構造」が良いとかいう。
3.水が流れる時に、雑菌や植物の老廃物や胎毒や塩気を洗い流して、土を清潔にする。この時に、肥料分や有機質を洗い流したり、土を硬くしてしまいます。従って、肥料を補ったり、毎年植え替えたりします。(根詰まりとの関係もある。) 植え替える時には、古い土なら、腐葉土や土再生剤を入れたりして、土質を改良したりします。団塊構造が壊れれば、新しい土と交換します。 団塊構造とは、餅(石)ではなく、握り飯のような土の塊。隙間が有るので水や空気を貯える。又団塊は丸いので、そのボールを並べれば隙間が出来、空気や水が溜まる。根も伸びる。赤玉土や鹿沼土は団塊構造の見本。古くなれば風化して、細かい砂になって硬くなる。これは都合が悪い。
4.水受け皿は水が毀れて、床等を汚さないようにする汚れ防止グッツで、水やりの手間を省くものではない。通気が悪くなる。水が土を清潔にしたにもかかわらず、汚水を逆流させるようなもの。「水受け皿の水は捨てて、清潔にしてください」と説明されている本もある。
5.底面吸水方式の鉢は水やりの手間を省き、便利ですが、本来は望ましくない。通気性を保つために、わざわざ 布を鉢底から垂らして水に浸けて有ります、これは、水受け皿と鉢底の間に空間・空気の換気スペースを作って、空気の交換をするためです。最後の一滴まで水を吸い込ませるためでは有りません。本来は鉢の上から水をやるべきもので、補完的に、底面吸水を用いるべきのものです。
シクラメン(球根に黴が生えたり、腐りやすい為)や種蒔き(種が流れる)やカラカラに土やミズゴケが乾いた時(水が上手く滲みこまない・馴染まない)・旅行などでルスにする場合等は仕方が無いので、この方法を使う。補助的に使う、一時的に使うものです。

たちつ 【近畿】 2005/03/08(火) 11:19:37
「底面給水」 が 正しい言葉ですが、 「底面吸水」 と書けば、誤解されない。給水はそのイメージから正しいやり方・当然なやり方と勘違いする。「吸水」は汚いのも、綺麗なものも併せて吸い込む。新鮮な空気の入れ替えを忘れる。 屁理屈かも。<(_ _)>

MIOMIO 2005/03/08(火) 13:31:20
[[解決]]
たちつさま、ご教示ありがとう。ほんとにそうやわ。肩の力抜いて深呼吸して…。最近突然園芸熱に取り付かれ、自分でも異常だと思うくらい、ひまがあれば花を眺め、お風呂の中でまで園芸の本を読んで暮らしています。でも本の知識ってなかなか実践と結びつかない。分からないことだらけです。水遣りにしても、書いていただいたように本来の意味を考えて、言葉の表面にだけとらわれずに対処していきます。エニシダについては、あのぼさぼさがよくない状態であること、それは多分外の寒さに合わせたせいであろうと分かりました。ありがとうございました。分からないことはまだまだ山ほど抱えています。今後ともどうぞよろしくご指導くださいませ。


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