もどき植物について
スーベローザ
2005/03/06(日) 09:14:21
バラで無いのにアルペンローズ(石楠花の一種)
桜で無いのにアッツザクラ(ロードヒポキス)
蘭で無いのにリュウゼツラン(多肉植物)(?_?)
芍薬でないのに寒芍薬(クリスマスローズの別名)
よその植物の名を借りた、もどき植物は沢山あります。(もどき植物などと言う名は、私が便宜上に使っているだけですが)
いったいどれ位在るのでしょうか?
私のない知恵を絞ってもそこそこ出てきます。
これが名人の手にかかると、もっと出てくることでしょう。
もどき植物の、面白い話がが沢山出てきそうです。
知識無き私に、どうか皆さん教えてください。m(__)m
たち
【近畿】
2005/03/06(日) 11:33:06
名前はその由来により色々。
1.郷愁や憧れ(桜・富士)・・・心の拠り所。
2.思想・考え方の違い・・・・通じれば良い。
3.文盲にも判る簡単な単語が利用される。・・・小学校すら無かった、行けなかった。読み書きできないひとが多かった。でも「自然は平等」・・・綺麗なものは、綺麗。香りの良いものは良い香。 其処に理屈は存在しない。
考え方の違い。
日本の昔の考え方。「謙譲の意」「包括主義」「家が有ってこそ個人がある・・・苗字(氏)が先、呼称(名)が後」・・・曖昧では有るが意思が通ずる・・・心が通じる
西洋の考え方。 「自分が一番・常に存在を鼓舞しておく」「細かい、違いに拘る」「名がさき、氏は後」・・・はっきり、表現しないと通じない。
今の日本の考え方。 迷っている。判らない。「氷山を避ける」 と言うより「氷山を割る」 歴史的な過程が分断されて、つながらない。つなげようとしない。つなげる必要が無い。
だから、沢山有ります。
少々間違っていようがどうでも良い。72%はどうでも良い。通じれば良い。
「あの花は綺麗だね」・・・花の呼称は必要ない。
「まるで小さい桜みたい。」・・・色や形が似て居れば、それで十分良い。
「あの枝垂れ桜寂しいね」・・・枝垂れ梅・枝垂れ桃・枝垂桜すべて共通。花と枝がたれていればそれで良い。花が無ければ只の川柳ても同じ。
「このお菓子の豆美味しいね」・・・「この豆」はゴマ・黒豆・ピーナツ・アーモンド等何でもよい。食べ終われば記憶していない。詳しく必要ない。区別や再現を必要としている人には「この豆」の確定は必要な要素ですが、ほとんどは必要ない。
牡丹が芍薬に似ていようが、芍薬が牡丹に似ていようが、綺麗で大きければ良い。・・話が通じれば良い。・・・・一般の人
笹が竹であろうが、竹が笹であろうが、筍が食べられれば良い。七夕の短冊が付けれれば良い。「笹の葉サーラサラ」なのだ。・・・幼稚園
彼女の名前は「百恵ちゃん」で無ければダメなのだ。
「梅」は「お梅さん」で明治生まれなのだ。
「サクラ」は寅さんの妹なのだ。
SC
2005/03/06(日) 11:58:44
とりあえず思い付くままに
ラン科植物ではないのに、ラン(蘭)が付く植物
エラン(タコノキ)、オリヅルラン、ガンコウラン、クリハラン、クンシラン、サクララン(ホヤ)、スズラン、タケシマラン、タヌキラン、トウチクラン、ハラン、マオラン(ニューサイラン)、マツバラン、モクラン(モクレン)、ヤブラン、ヤツメラン(ノキシノブ)、ヤナギラン
「モドキ」が付く植物
ウメモドキ、クロウメモドキ、サフランモドキ(ゼフィランサス)、タチバナモドキ、ツルウメモドキ
「イヌ」が付く植物
イヌアカシア、イヌエンジュ、イヌウド、イヌガヤ、イヌガラシ、イヌガンソク、イヌクグ、イヌグス、イヌコリヤナギ、イヌザクラ、イヌサフラン、イニザンショウ、イヌタデ、イヌビエ、イヌビワ、イヌブナ、イヌマキ、イヌワラビ
学名にoides(「もどき」の意味)が付く植物
Pilea peperomioides(ニセアカシア)
学名にpseudo(「偽の」の意味)が付く植物
Robinia pseudoacacia
まだまだたくさんありそうですね。
SC
2005/03/06(日) 12:02:30
ごめんなさい。
Pilea peperomioides(ニセアカシア)はもちろん、間違いです。
Robinia pseudoacaciaがニセアカシアです。
たちつ
【近畿】
2005/03/07(月) 14:11:28
このレポート(HPの下の方の文章)等は郷愁を良く表していると思います。移民か進駐兵士が遠く離れた、日本を偲んで誰と無く名づけたのでしょう。
http://www3.ocn.ne.jp/~tanaka99/kawakami_ryokohki_kanwakyudai2_030407.htm
その地域の代表的な、色々な植物に「南洋桜」と俗称しています。
スーベローザ
2005/03/07(月) 20:45:14
たちつさんSCさん早速の書き込みありがとうございます。
ところで、たちつさん
まとめてドワーフバンブー、笹と竹と篠の区別はどうつけるのでしょう。?
新たな疑問がわいてきました。
それから南洋桜はニセアカシアの様なマメ科の植物の様ですね。
色合いが確かに桜です。
面白いサイトを見せていただいてありがとうございました。<m(__)m>
SCさん蘭とつく植物の名前実に面白かったです。
タコノキの別名がエラン、モクレンの別名がモクランは初耳でした。
早速手帳にメモして置きました。<m(__)m>
たちつ
【近畿】
2005/03/08(火) 00:28:05
笹と竹と篠の区別。
篠竹
茎が細く群生するタケやササ類の表現言葉。女竹等
竹の茎が正円で凹凸が無い為、太さや長さ(節と節の間隔)が調度良いので、横笛に使われる。女笛。寂しい音色。牛若丸もオカマなのでこの笛を使う。
篠 はササやタケの茎の事。粘りがある。しなりがある。株の更新=篠の更新。
竹。
かぐや姫が生まれた茎が太いものを竹と言う。お母さんは何処に住んでいるのでしょうか。あの光はマグネシュームの化学反応による発熱。特殊なカメラで写る。布団の物干や皮を剥いで編み籠や土壁の芯に使われた。竹の赤ちゃんを筍といい。発芽後10日間が美味しい。筍の発根部分は渋みが無く生食できる。筍の刺身。上の柔らかい部分(根の無い節の部分)は渋みが強く、米糠で湯がいて、其の侭一晩漬け込めば灰汁がぬけて、美味しい。キンビラは私の好み。筍が大きく皮が落ちれば竹となる。竹皮は防腐効果が有るので、弁当箱(おにぎり・お結び)の代わりに使われた。茎に凹凸が有るので男竹と言われて、七夕に使われる。尺八に使われる。(男笛)。亀甲竹や黒竹・角竹は美しい。園芸や装飾用。
日本の竹はエジソンの電球のフィラメントで有名。
笹。
竹の子と言っても。笹の子とは言わない。大竹に対する小竹の分類単語。筍が大きくなっても、皮が残っている。釣竿や横笛に使われる。
根曲竹の筍は癖が無いので、生食できる。(食べた事が無い) ので地元で人気が有り、遭難や熊に襲われる事故が5-7月の定番ニュース。熊と格闘してでも取りに行くくらい美味しい。 らしい。
チゴザサやオタフクは園芸用。クマササ等は葉が大きく、殺菌作用が有るので笹餅や端午の節句の粽餅(供養お供え餅)に使われる。今のご時世なら、健康茶としてリニュアルされて人気。昔はキャンプのお茶代わりの笹茶。
弓は竹・矢はササ(ヤダケ)で作る。
バンブー[bamboo]は 竹の事であるが、園芸用としては、葉や茎や節が竹に似ているものは「XXタケ」とか「XXチク」とか「XXバンブー」と命名されている。・・・・・やっとスレッドの趣旨に戻った。アァーしんど。
たちつ
【近畿】
2005/03/08(火) 09:45:40
訂正 <(_ _)>
篠 はササやタケの茎の事。粘りがある。しなりがある。株の更新=篠の更新。
は
篠 はササやタケの茎の事。規則正しく枝や節が並んで付いている草。株の更新=篠の更新。
に訂正。
弓は曲がるもの。 矢は真直ぐに硬いもの。矢が曲がったりしなったりしたら、林檎に当たらないし、第一に危ない。
スーベローザ
2005/03/09(水) 09:14:31
>男前でお母ちゃんも美人で、日活からスカウトや、ハリウッドからスカウトに来ないのが、不思議なたちつさん、早速の書き込みありがとうございます。
篠について、牛若丸が使っているのは竜笛かと思い込んでいましたが、篠笛でしたか。確かに牛若丸は、森茉莉の小説の登場人物風ですね。お連れさんはバンブーに係わりが無い、薔薇族系と言ったところですね。こちらは三島由紀夫の小説系のような感じ。
竹について確かに真竹には凹凸がありますね。真竹の皮は竹皮洋羊羹に使いますし。筍のキンピラが美味しい事もわかりました。隣のうち(3000坪のお屋敷)の孟宗竹の竹林から毎年筍が生えてくるので、筍の出る八重桜が咲くころに作ってみます。そういえばなぜ竹林という言葉があって、竹森と云う言葉が無いのでしょうね?
笹について成長しても皮がついているものとだけ、知っていましたが、大竹に対する小竹の分類単語でしたか?為になりました。
第二の君が代(普通に演奏される君が代、君が代は一つの歌詞に3つの曲が付いている)を作曲した林広守さんが担当した楽器、鳳笙の素材はたちつさんの文面から、たぶん笹だと推測できます。
確かに竹はしなるが、矢にする笹は硬いものです。矢が真っ直ぐに刺さらないとロビンフッドが困りますね。
>男前でお母ちゃんも美人で日活からスカウトや、ハリウッドからスカウトが来ないのが不思議なたちつさん、ありがとうございました。
これからは高齢化社会ですので、ジャニーズ・シニア関西が出来て、スカウトに来ると思います。それまで男前を磨いていてください。<m(__)m>
初心者用掲示板@園芸相談センター