つる薔薇の選定

[園芸相談センター]の過去ログです

2004/12/19(日) 14:31:12
昨年、つる性半常緑性「キングローズ7号」を購入し、鉢に植え見事な花が咲きました。その後伸びた枝は添え木してまっすぐ上に立てています。現在葉は残っています。来年1月に植え替えしようと思っていますが、必要でしょうか?それと選定はどのあたりで選定したほうがいいでしょうか。住まいは横浜港北区です。

たちつ大阪 2004/12/19(日) 22:04:24
あるびのバラ大好き会の答申がありませんね。忙しいのかな。
鉢植えは原則として、年一度の植え替えが、必要です。通常バラは、休眠期の1月前後の芽だし前。
どちらかと言えば、蔓バラは鉢植えには、不向きな植物です。
蔓茎の「主茎」や「副茎」を誘引して、格好よい姿に仕立て上げます。剪定は不要な茎やはみ出した(平面的に、凹凸に飛び出した枝。)や花数を増やす為の分岐枝カット。つまり、蔓は伸ばすだけ伸ばし、整枝剪定に重点を置きます。ミニバラや大型の株バラとは剪定の仕方が違います。又中間のシュラブ系(半つる性)はスタンダード仕立て(傘を広げたような形・アドバルーンのような形)等にします。ミニバラ・株バラ・シュラブ系は良く鉢植えにしたりします。
どちらかと言えば、地植向き。フェンス・壁・アーチ向き。
ミニバラ感覚で、芯止めして、小枝を沢山出させて、サツキ風に仕立てても、面白いかも。それとも、扇型に仕立てて、手すりから覗かせたり。垂らしたり(棘で顔を刺すかも)。
バラに関しては、後から沢山レスが付くものと思います。
今年は白雪姫かややグリーンかかった白色系を探してこようっと。

ぽー 2004/12/23(木) 06:54:28
キングローズをネット検索すると、シュート長3メートル、それほど暴れる品種ではなさそうですが、うまく誘引するとかなり広い面積をカバーして咲き乱れるようですね。
鉢植えにされているのは、スペースの制約があるのでしょうか?
いまはどんな仕立てになっているのでしょう。添え木して伸ばしているシュートは、どのくらいの長さになってます?
剪定法は、つるならではの原則はありますけれど、どんな場所でどんなふうに仕立てたいか、それによっても違ってくると思います。
まずはそのイメージを作られたほうがいいのでは・・・。

原則として、細い枝・古い枝は切り取り、主幹はこれ以上伸ばしたくないのなら、その長さのところで。そうでなければ、先端を軽く(30〜50センチぐらい)切り戻すといいようです。
また今年花が咲いた枝(ステム)は、2〜3芽残して切ります。

過去ログを「つるバラ 剪定」で検索すると、アイデアがわくかも。TOPページの「園芸相談データベース」で、通常板・初心者板ともたくさんヒットします。たとえば↓
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200410/04100014.txt

るびぃ [URL:http://www19.big.or.jp/~mika/garden] 2004/12/23(木) 10:33:12
一季咲きの普通のキングローズですよね。軽く検索したところミニツルバラってのも出てきてしまいました(?_?)

キングローズは、そうですね3M伸びるといえば伸びるのかも知れませんが、モッコウバラに近い感覚で育てられる丈夫な種類だと思います。というのは、バラと考えずに、和風または、和洋折衷のお庭に植えられてるものですので。。。

ちなみに、たぶん、ソレと思われるバラが隣家にあります。花後にバッサリ剪定しますと、毎年1.2Mくらいで花が満開になってます。地植えですが特別たくさんの肥料は入れてないようです。普通の庭木扱いです。
少しは参考になって、気軽になりましたでしょうか?

7号鉢では小さいと思いますから、休眠期の植え替えは鉢植えなら必須だと思います。同じ鉢でもいいですが、もうちょっと大きめがいいと思います。剪定は枯れ枝を除くくらいで、鉢ならかわいく誘引してあげれば良いのでは、と思います。

冬に剪定すると花芽を減らすことになりますので、茂りすぎの枝を抜くくらいに留め、コンパクトに育てるのであれば花後に剪定するのが良いかなと思います。
10M以上伸ばせるモッコウバラも鉢で育てられるのですから、鉢植えでも育てられますよ(^_^)
もちろん、同じようには育たないですが、、、、、、

バラらしく、豪華に咲かせたいというのであれば、つるばらの本を一冊はお読みになることをオススメします♪

たちつ大阪 2004/12/24(金) 18:18:54
本日、大阪市役所・日銀の付近の中ノ島薔薇庭園を観察してきました。

蔓バラの仕立て。
剪定・手入れをしたらしく、葉は摘み取って全く無し。本線・副線等基礎茎以外は、全てカット。従って、至ってシンプル。太い緑の紐をトレリスに絡ましたようなもの。
絡ませ方は、縦横(垂直・水平)30cm格の格子窓1つに、1-3条の蔓を斜めに、麻紐で結わえてあります。
一株の蔓枝数は株元より、3-4本が基準で、古蔓は本年枝、又は、前年枝に更新して、古蔓はカット。又は、古枝を土台枝として、古枝を50cm内外でカットし、古蔓からでた、当年・前年枝を2-3mに誘導し来年の骨作りとしている。尚先端はカットしている。
先端のカットは、トレリス窓の際。
土の固さは、雨で湿っていたが、軟らかいところや硬いところがあった。(枯れ枝を挿しての感触) 夏場か、晴天の続いた乾いた時に観察してきます。
土の粒子は微塵が多かった。数年間土の入れ替えをしていないので、風化したのかもしれない。新しい植え込み用の土の材質は、柾土・赤玉・腐葉土(樹皮・枝等)・パーライト・バーミキュウライト等で、砂土?の多い普通の園芸用土。

園芸教科書其のもの。結局のところ、基礎を確り理解し、実践すれば良い事。当たり前の事ですね。

F1が殆ど。花は終盤と言っても、咲き乱れて、とても綺麗です。
沢山の薔薇は、どれを見ても、其々綺麗ですが、私の拘りの花色はなかった。見て楽しむ程度。

こちらも、最低温度1度になってきましたから、一週間持つかどうかです。


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