紫式部の冬の姿
みゆ☆彡
2004/12/12(日) 05:12:20
はじめまして、こちらの過去ログでは大変お世話になっております。
そこでお伺いしたいのが、「紫式部」の冬の姿(冬越し)です。
はじめて購入し、いろいろ検索してみましたが、冬の姿がはっきり
わかるものが見当たらず(検索不足かもしれませんが)困ってます。
うちの子は葉が縮れて丸まり、パリパリ状態。
実も縮こまってます。
このまま枯れ果ててしまうのでしょうか?
水不足ではないのです。
表面が乾いたら水をあげ、やり過ぎでもありません。
もうすぐ、「棒」になってしまいそうで・・・
紅葉もなかったので、葉が落ちるとは考えてませんでした。
可愛そうで・・・。
アドバイスお願いします、助けてあげてください。
みゆ☆彡
2004/12/12(日) 05:15:50
追記ですが、育てている場所は、日当たりは午後から夕方。
雨は当たらない玄関先で、風通しは良好です。
購入してからまだ植え替えしておりませんが根が鉢の底から
出ている様子はありません。
ゆきたん
2004/12/12(日) 08:06:11
紫式部は落葉性低木です
冬の間は葉も実も落ちて枝だけの姿ですから、枯れているのでは有りません。
我が家の式部は先日の大風(風速42m超)で全ての葉と実が落ちてしまいました。
枝の先端部分は冬に枯れてしまうようですから、冬の間に切り戻しをします。強く切り戻すと 春に出る芽が強い枝になり、花 実着きが良く有りませんから枝先を切り落とすくらいにします。(何処で切っても芽は出るようですから心配ありません)
枯れた枝 混み合っている枝は付け根から切り落とします。
私は冬の切り戻しをせず、春に芽が出てから枯れ込んだ枝(先端部を適当に)を落としています
鉢植えの場合、根詰まりを起こしやすいですから、できれば毎年植え替えをしたほうが良いです(春3〜5月 秋10〜11月)
落ちた実や鳥が運んだ実(糞)から芽が出ます
我が家には白式部しかなかったのですが、なんと今年 紫くんが登場!!
チョウ ラッキー!! です
みゆ☆彡
2004/12/12(日) 08:44:42
こんなに早く・・・嗚呼、こんなに早くレスもらえるなんてぇー
嬉しすぎます!
ゆきたんさん、ありがとうございます♪
「棒」になっても心配することなかったのですね。
本当によかった。
白式部があることもはじめて知りました!
実はほぐして、種を取り出し、蒔いてみました。
どれくらいで発芽するかまだわかりませんけれど(^^)
種は取り出さない方がいいですか?
ゆきたん
2004/12/12(日) 09:53:00
鳥が運んでくるのですから、種を取り出したほうが良いと思うのですが、落ちた実でも発芽するんですよね。う〜〜〜〜んどちらがよいのでしょう?
落ちた実も果肉が腐って種子が出てくるわけですから.........取り出した方が確実かと
たちつ大阪
2004/12/12(日) 14:25:30
冬の姿は、耐寒越冬の手段として、落葉し、実は干乾びてそのうちに落下します。
紅葉期間は大変短く・葉の外側から部分的に、又枝の下の方から先に向かって、黄変し、徐々に枯れて葉は巻き込みます。どちらかと言えば、枯れると云った方が良く似合う。紅葉を全体的に、葉色が短期急変し、鑑賞期間や景観が見事と理屈付けするなら、似合いません。風情としては、比較的実が長く残り、団塊状になるので、大きく見え、良いかもしれません。
好みで、実が紫色に充実?してきたら、美観の為、葉を捥ぎとったり、枝先を切ったりする人もいます。
コンパクト好みの私は、冬前に、地表上一握り10cm前後でバッサリと刈り込んでいます。
増殖は挿し木が、簡単で、実付きは早い。
種まきでも良いが、中々大きくならない。どちらが良いかは、育てる人の好み。
種は果実の中に2-3粒入っている。果実が褐色に熟成したら、乾かして、春に撒けば良い。確立は低い・発芽期間もバラバラ。翌々年に持ち越す場合もある。
種類は違いますが、油やしの種をまいたときには、発芽まで、早くて3年、遅いものは5-6年掛ったときもあります。葉が完全に分離するまで、(バランの葉状から、ソテツの葉形になる。)10年位かかった。育成技術が無かったり、あまり関心がなかったりして・・・。今は60cm位のが10本位有ります。
今春はソシンロウバイの種蒔をしました。
種には、発芽抑制物質(多分 果肉や表皮の脂質に含まれていると推測しています。)が含まれて、タイミング(子孫繁栄の為に、場所・温度・湿度・栄養・外敵関係等)を計っています。そうでないと、維持できないし、効率が悪く、絶滅危険度も高い。樹に実が生って、其処から育って、又実がなって・・・と可笑しくなる。
よく似た現象は、稲や豆等穀物等に良く見られる。(農家の悩み)
発芽抑制物質は、自然風化や細菌・虫・鳥に食べられて、分解される。又多くの種は発芽に必要な物質まで分解される。そこで、頭の切れる、植物達は考えて、種をどうするか考えます。(レベルが高い)種数を多くするとか、綺麗に・美味しく・目立つ・それらの反対思考や実を付けなくて良い方法(レベルが低い)等。実を付ければ、転がる・飛ぶ・流れる・運ばれる等活動半径(生きる為に、最適な環境を探索する距離)が広がります。
世の中生きる・育てる事は、厳しいことなのです。
健康であることに感謝し、お互いに仲良く助け合い、日々の汗水を惜しんではダメなのです。・・・・たちつ脱線ワールド語録。
たちつ大阪
2004/12/12(日) 14:32:07
訂正発信。 6行目の数字は「もぎとる・ちぎる」事。 ごめん。
みゆ☆彡
[URL:脱帽です!]
2004/12/12(日) 17:12:09
[[解決]]
納得しました!
ゆきたんさん・たちつ大阪さん本当に勉強になりました。
確実に増やしたいと言うのではなく、種から発芽させたい!
その気持ちが強かったのです(^^)
しかし、発芽まで数年かかるものが存在するなんて、
初耳でした。
まだまだ知らないことがおおい園芸ワールド、ありがたい
方々に、教えられてこれからも一つ一つ子育てと同じように
愛情持って接していきます。
またわからないことが出てきましたら、伺います!
今回は本当にありがとうございました!!!!!
初心者用掲示板@園芸相談センター