デュランタライムの葉が落ちます

[園芸相談センター]の過去ログです

マイム 2004/10/19(火) 17:09:03
はじめまして。
もう10年程になるデュランタライムの木があります。
職場で10cm程の若木をもらい、以来ほとんどの年数を日光の当たらない職場で育ててきました。
今は高さ1m弱、巾80cmくらいになっています(ただし何の剪定もしていないので、葉は偏って勝手気ままに生えています)
鉢は8号で、数年前に植え替えをしたきりです。
肥料もほとんどあげていません。
正直惰性で育てたようなものなので、最近になっていろいろ調べて(日光のこととか)、ずいぶんかわいそうなことをしてしまったと反省しています。
ただ、葉が伸びすぎたら適当に切って挿し木もどきで増やしたり(子供はもう二桁になります)、杜撰な管理だった割には枯れもせずたくましく育ってくれました。
最近やっと自宅に引き取り休日は日の当たる窓際に置いていますが(平日の昼は留守になるのでカーテンを閉めています)、その少し前頃から葉の付け根が茶色くなって落ちてしまうようになりました。
植え替えをしてあげたいのですが、どこを見ても時期的に遅すぎるようで迷っています。
私が今一番してあげなくてはならないことはなんでしょうか?
水やりは職場にあった時は週1回ペース。
鉢皿に溜まる位あげてしまっていました。
現在は乾いて少ししたらあげています(鉢皿に溜まった分は捨てています)
長文になってしまい申し訳ありませんが、どうぞアドバイスお願いします。

おおた 2004/10/19(火) 17:51:48
「惰性で育てた」などとんでもない、枯れずにたくましく育ったということは、きわめて適切な管理だったということだと思います。

職場に置いてあり、やや水遣りの頻度が高い時には落葉せず、ご自宅に持ち帰って水遣りの頻度を減らした時に落葉するようになったということは、やはりそこに原因があると思います。
水遣りの頻度を減らした結果、葉からの蒸散を抑えるために落葉したのではないでしょうか?
水の量に見合うだけの葉数になった時点で、自然に落葉は止まるように思うのですが。
変化した環境や管理方法に、植物が適応する過程なのかもしれませんね。

ひとつ気になるのは、「現在は乾いて少ししたらあげています」という点です。
ほかの掲示板などを見ても、今の時期、熱帯植物に同様の水遣りをしていらっしゃる方が多いようですね。
私の場合はもう高い頻度で、乾いた時点で与えていますが問題はないようです(もう少し気温が下がった時点で、乾いてしばらくしてからの水遣りに切り替えます)。
植物は、いずれにも適応してくれるとは思いますが。

もうひとつ。
平日の昼間は、光がまったく当たらないのでしょうか?
職場ではかなり明るい蛍光灯が長時間当たっていたので、日光なしでも育ったでしょうが、光がまったく当たらなかったら、やはり枯れてしまうと思うのですが。
いかがでしょう。

おおた 2004/10/19(火) 17:54:55
とは書いたものの、水遣りの頻度に関しては、住んでいらっしゃる場所の気候に左右されますね。
寒い地方なら、書いていらっしゃるくらいの水遣りが適当だと思います。

2004/10/19(火) 18:02:16
とりあえず、水不足では?
根詰まりを起こしているということは、土が減って、保水力がなくなっているはずです。根っこも弱って吸水力が落ちている可能性があります。おまけにデュランタは、水切れに弱い植物です。
「乾いて少ししたら」なんて言ってないで、乾いたらすぐに、たっぷり水をあげてください。

もっともこれから寒くなると、ほかの観葉植物同様、少し乾燥ぎみの管理が望ましいのかな? 花が目的のデュランタ宝塚なんかだと「冬に葉が落ちても心配ないですよ〜」なんて平気で言っちゃう私ですが、ライムは落葉したら観賞価値ないですもんね。
その辺は詳しい方にフォローしていただくとして、とりあえずたっぷりの水やりで、様子をみてください。

あと、日照が気になります。平日は、どうしてもカーテン閉めないとダメですか? できればレースのカーテン越しぐらいの日光に当ててあげたいなあ。そのほうが、元気なコに育ちそうです。

2004/10/19(火) 18:07:28
あらら、返信を書いている間に、おおたさんから適切なレスが。
私が書いたこととほぼ同じ内容でほっとしましたが。そうですね、水やりはお住まいの地域の気温にもよりますね。室内でも昼間お留守でカーテン閉めっぱなしだと、室温もあがりにくいでしょうから。

2004/10/19(火) 18:16:54
たびたびすみません。
ちょうどいま、お隣り(?)のトビでデュランタ宝塚のことが話題になっていて、それを見て気づいたんですが、「ライムは暗い場所では落葉する」とあります。
水だけでなく光線不足も、不調の原因みたいですね。

おおた 2004/10/19(火) 18:30:28
ぽさん、ニアミス、失礼しました。
デュランタは、ぽさんがお書きの通り水切れに弱い植物ですね。
私は歯切れ悪く書いてしまいましたが、ぽさんが書いてくださった通り、「もう少し高い頻度で水遣りを。ただし、気温を横目でにらみながら」というのが、この場合は適切のようですね。

余談ですが、水遣りの頻度を言葉で伝えるのは難しいですね。
「乾いてすぐ」と言っても、ある人は「鉢土の表面が乾いてすぐ」と解釈するかもしれないし、別の人は「鉢土の中ほどまで乾いた時点」と解釈するかもしれませんね。

マイム 2004/10/31(日) 20:45:32
おおたさん、ぽさん(ぽーさんと同じ方でよろしいでしょうか?)アドバイスをありがとうございます。
私の園芸初心者とはまた別な不手際のため、お礼が遅れて申し訳ありませんでした。

本題のライムですが、一番先端の若い枝の葉も全て落ちてしまったのですが、新たな若芽が出てきています。
ということは、悪い病気では無かったんですね。
水やりは、あちこち覗くうちに「多すぎた?」と控えていましたが、どうも極端に走ってしまっていたようです。
職場時代は「とにかく水が好きなんだ」と思い込んでいて、実際枯らしかけてバケツの水に半日浸けて復活させたことが1〜2回;;;
しばらくは様子を見て水をあげるようにします。
日照も、1階ではないので昼はレースのカーテンにしておくようにしたいと思います(あ、埼玉在住です)

申し訳ありませんが、せっっかくの機会なので教えてください。
植え替えはやはり春まで待った方がいいですか?
それとも時期が悪かろうと、一回り大きな鉢に植え替えてあげた方が良いでしょうか?
それから、あまりにも枝が広がり過ぎてしまっています。
うまく形を整えたいのですが、素人には難しいでしょうか?今までの経験だと、伸びすぎた枝を切ってもまたその後から枝が出て、しかもその方向が読めないので現在の偏り・広がりになってしまっています。

今後は気を付けますので、どうぞお二方、またそれ以外の方でもアドバイスお願いします。

マイム 2004/10/31(日) 20:48:31
連続してすみません。
同じ木のことですが、これについては新たに新規でお尋ねするべきでしたでしょうか?
重ね重ねのマナー違反でしたら本当に申し訳ありません。

おおた 2004/10/31(日) 23:23:19
デュランタの原産地は熱帯〜亜熱帯アメリカなので、気温の低い時期の植え替えは禁物です。
根がぎっしりと張ってしまい、土が染み込んでいかないとか、植え替えを急がれる理由が何かあるのでしょうか。
もしそうでないなら、来年の5月くらいまで植え替えは延期した方がいいと思います。

剪定ですが、熱帯では生垣として利用されているそうですから、かなり強い刈り込みに耐えるようです。
これも気温の高い時期に、こまめにこまめに剪定してあげると、きっと思うような形が作れると思います。

東京では、加温していないフレームくらいの設備で越冬しているようです。
かなり寒さには強い植物なので、冬の間もそれなりに水を要求すると思います。
極端に乾かしすぎないように管理して、冬を乗り切ることをお勧めします。

>同じ木のことですが、これについては新たに新規でお尋ねするべきでしたでしょうか?

「デュランタ・ライムの冬期の管理」ということで関連しているので、気になさる必要もないのでは?

マイム 2004/11/01(月) 23:53:04
[[解決]]
おおたさん、何度も丁寧にありがとうございます。
植え替えについては、もう何年もしていなかったので(木が)辛いのではないか?と思えたので、できるならしてあげた方がいいか・・・ということだったんです。
最初は葉落ちもそのせいか?と心配だったので。
今は、日光と水やりに気を付けて、暖かくなったらちゃんとケアしてあげようと迷いも消えました。
冬の間は、私もネットや本で勉強して春に備えたいと思います。
こちらで相談できて良かったです。

ぽー 2004/11/02(火) 09:48:21
「解決」がついていますが、剪定に関して一言。
>今までの経験だと、伸びすぎた枝を切ってもまたその後から枝が出て、しかもその方向が読めないので現在の偏り・広がりになってしまっています。

デュランタはたしかに、成長がよすぎて枝が暴れますよね。
おおたさんがおっしゃるように、かなりの強剪定にも耐えます。が、強く剪定するほどその後伸びてくる枝も強い元気な枝になりますので、1度の剪定ではなく、こまめにこまめに刈り込むことで好みの樹形に近づくことができるようです。
「偏り」というのが、もし一方のほうが勢いがなく片方が伸びすぎ、というような場合は、勢いのないほうを強く、伸びているほうは弱く剪定してみて。成長期ならどこで切っても(枝元からバッサリでも)脇芽が伸びますから。
また、オフィスでは全体に明るい光が回ると思いますが、家庭では日光の方向に伸びやすくなるので、ときどき鉢を回して、どの枝にも光が当たるようにしてあげてください。

挿し木がお上手のようなので、仕立て直してもいいかもしれません。私はタカラヅカをもっていますが、下の枝は全部切ってスタンダード風にし、根元に別の花や観葉を寄せ植えしています(スペース有効利用の苦肉の策)。なかなか楽しいですよ♪

PS:「ぽ」=「ぽー」です。入力間違えちゃった(^^;:

マイム 2004/11/02(火) 23:12:56
ぽーさん、ありがとうございます。
杜撰な世話にも耐えてくれた、丈夫で健気な木なので、来春までに勉強してかわいくかっこよく仕上げてみたいと思います。

「挿し木が上手」とはありがたくももったいないお言葉。
しかし実態は、伸びすぎた枝を切っても捨てるに忍びなく・・・という小心者&貧乏性ゆえで、水にさしておいて根が出たら土に植えることの繰り返し。
だから上手にがんばったのは本人(木)なんです。
ベンジャミンもあったので、こちらの子供も増えてしまい、引き取り手のアテのない自宅でこれからどうしよう?と途方に暮れてます。
普通は切った枝って捨てるものなんでしょうか?

いろいろ教えていただいて本当に助かりました。
来春またまたおすがりすることになってしまうかもしれませんが、水やりと日当たり(向き変え)に注意してがんばってみます。


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