ハキリバチと農薬
犬塚信乃
2004/10/18(月) 20:04:32
今年はバラの諸害虫が至っておとなしくて、ウドンコや黒点病も
落ち着いていると感じているのですが、どうですか?みなさんの所は?
しかし、ハキリバチだけは凄くて、毎日せっせと葉っぱを運んで
いきます。
そこで、疑問に思うのは、犬塚家では今年はモスピラン液剤とア○ドマ
イ○ー水和剤で害虫防除していたのですが、ハキリバチはそれら薬剤の
残効が残っている葉を運んだ後、幼虫の為に供するのでしょうが、彼らに
害は無いものなのでしょうか?
ハキリバチの親は、其の辺の選別をしないものなのでしょうか?
旬
2004/10/19(火) 07:58:21
こんにちは
私のうちの庭でも、今年の夏はウドンコ病がほとんど発生しませんでした。
ところが、例年では被害が沈静化しはじめる10月に入ってから、ライラックなどに一部発症が見られます。
ウドンコ病菌も猛暑が苦手なのでしょうか?
ハキリバチについては、切り取られた葉は幼虫の巣材に使われるだけで、餌にはならないようです。(下記参照)
http://homepage2.nifty.com/higeoyaji/hakiri2.htm
ですので、薬剤が幼虫に与える影響は少ないのではないでしょうか?
ただ、「シックハウス症候群」にはなるかもしれませんね..
マツ
2004/10/19(火) 15:25:36
こんにちは
モスピランもアドマイヤーもネオニコチノイド系殺虫剤という分類に入りまして虫の神経伝達を遮断し死に至らせるという殺虫剤です。ただすべての虫に効くわけではなく得て不得手がありまして、よく効くのはヨコバイ、アブラムシ、カメムシ等の半翅目とカイコ等の鱗翅目です。ここでハキリバチですがこれは膜翅目という分類に入ります。種目が違うと神経の構造などが少し違いますので、少しの違いで効果にかなりの差が出るようです。
モスピランはミツバチ、マルハナバチに影響の少ない薬剤とうたわれていますのでハキリバチにはあまり害がないのではないでしょうか。
犬塚信乃
2004/10/19(火) 20:51:26
[[解決]]
旬さん、マツさん、コメントありがとうございます。
図らずもハキリバチに対して優しい農薬を選択していた、ということに
なっていたみたいですね。
私はハキリバチに対しては害虫という考えはありませんので、なんとなく
嬉しいような気がしました。
ハキリバチのあの、見事な素早いカット技術はまさに、見事!の一言
だと思っています。
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