ハモグリバエ(またはハモグリガ)の駆除
水足義生 (よっちゃん)
2004/10/09(土) 14:50:12
柚子の芽をグレープフルーツの実生苗に接木したいと、苗を育てていますが、新芽が縮れて、筋が入り枯れてしまいます。地元の園芸店に話しましたら、ハモグリバエ(ハモグリガ)の被害で5月と9月にオルトラン液を散布すればよいと聞き、その通りにしても止まりません。何か良い方法はありませんか?宜しくお願いします。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2004/10/09(土) 16:34:20
水足義生 (よっちゃん)yさん こんにちは(^^)/
被害は一時的で、家庭で育てるには無農薬で支障がありません。
☆有機菜果 種吊*Suginami*TOKYO☆
pinetree
2004/10/09(土) 18:54:46
質問者が「枯れてしまう」と書かれていますので「支障ありません」で済むような話ではないと思いますが・・・
ミカンハモグリガは、普通に結実するカンキツ類の成木では新梢発生量も少なく大きな問題にはなりませんが、苗木などでは全く成長しなくなったり、むしろ小さくなることもあります。ただ、薬剤抵抗性の問題もあり、防除は結構大変です。
私の住む県では、防除薬剤は大きく分けてIGR剤(脱皮阻害剤:カスケード乳剤など)、カーバメート剤(オリオン乳剤)、ネオニコチノイド剤(クロロニコチル系:アドマイヤーフロアブルなど、チアニコチル系:アクタラー果粒水溶剤など、フラニコチニル系:アルバリン果粒水溶剤など)、その他の剤でスピノーエースフロアブルなどがあります。
これらの薬剤を系統を変えて散布します。効果の期間の目安はIGR剤、カーバメート剤で5〜7日、ネオニコチノイド剤で10〜14日です。
同一剤を連用すると抵抗性が発現して効かなくなります。なお、オルトランは効かないと思います。
また、8月一杯まではがんばって防除し、その後出てくる新芽は芽かぎしてしまうと言うのも一つの方法です。
pinetree
2004/10/09(土) 19:18:20
忘れとった。実生苗くらいだったら、1mm目のネットで覆えば大丈夫です。実生からですと最初からネット栽培ですが、すでに大きくなっているのなら一度防除してからネット被覆ですね。
ミカンハモグリガの成虫は、1mmネットは通れません。確か。
網戸用でも結構ですが、ネット内の温度が高くなるのと日照量が不足するので、透明度と通気性に気を付けて探してみてください。
ホームセンターあたりで手に入ればサンサンネットかな?ネット通販でも検索すれば出てきますよ。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2004/10/09(土) 21:01:25
水足義生 (よっちゃん)さん こんにちは(^^)/
>>新芽が縮れて、筋が入り枯れてしまいます。
私は、新葉に筋が入り、その部分が枯れる、の意と読み取ったのですが、そうではなくて、芽全体が枯れるのですか。
グレープフルーツにユズを接ぐ意味(ねらい)を、教えていただけますか。
レモン
2004/10/12(火) 16:12:24
pinetree様が言うように、私も不織布で囲うと、
(私のは0.8だったかな・・)葉潜り蠅の害が止まりました。
(私の場合、春菊、キャットニップ等で見られた。)
某、園芸と農耕とか言う雑誌では、0.6で害はほぼ無いとかいう記事が載ってました。
私の例、↓
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200409/04090112.txt
レモン
2004/10/12(火) 17:30:26
付記
柑橘類栽培で、網ネットを被せる例は見たが、不織布の例は見た事無い。強度を増すよう作られてるが、網ネットより弱いモノと思われる。
こば
2004/10/13(水) 21:15:27
不織布をはるんですか?
もしかして、遮光も兼ねているのでしょうか。
結構風通しが悪くなり、ウドンコ病や灰色カビ病には注意しなければなりませんね。
レモン
2004/10/16(土) 14:03:59
付記
BT剤(納豆菌の仲間。蜜蜂、人間に無害。)が、ハエの消化器官に効けば、殺虫出来るでしょう。
(消化器官が、アルカリ性の青虫、コナガ、米シロヒトリ等に有効。)
その種のハエの消化器官が、アルカリ性かどうかは知りません。
初心者用掲示板@園芸相談センター