有機質肥料の自作方法

[園芸相談センター]の過去ログです

犬塚信乃 2004/09/20(月) 20:31:10
多分、有機質資材をいろいろ調合して自作している園芸家の
方々がこの掲示板に出入りしているものと思います。

その秘伝のノウハウを公開していただけませんか?

私の場合、真夏に秋と冬用の肥料を調合して発酵させているのですが
どうも美しく仕上がりません。
味の素を混ぜるとか、マヨネーズがいいとかの情報を是非、お願いします。

pinetree 2004/09/21(火) 08:23:22
 今度は有機肥料ネタですか?玉手箱のようによく思いつきますね。

 私は堆肥を作ることはありませんが、そもそも犬塚さんはどのように作られているのですか。それをお教え頂ければネタいじりしやすいかと。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2004/09/21(火) 15:10:09
 犬塚さん こんにちは(^^)/
 ハエの少ない厳寒期にするものと承知していました。自分は、最近はやっておりませんが。

犬塚信乃 2004/09/21(火) 15:18:07
pinetreeさん、どもです。
そんなに褒めてもらうと何だか面映いです(え?褒めてない)
犬塚式有機質肥料のレシピは、油カス5KG、骨粉2KG、米ヌカ500g
魚粉500gにコーラン(発酵促進資材)を200gほど混合し
水を加えてヌカミソほどの硬さに練り、手のひらに握れるほどの
固形にしておいて、物置に一週間ほど寝かせて、その後天日で完全に
乾燥させて保管する、というパタンです。

今年も8月にやったのですが、黒かびがあちこちに出てしまって
ちょっと使う気になりません。
白カビはOKだが黒カビはイカンと聞いたことがあります。

レモン 2004/09/22(水) 16:44:43
私は、某園芸本で見た,濡れ落ち葉と油粕使用の方法が、最も簡単だと思いました。(写真付きなんで、頭の中だけの想像ではない。)
私の場合は,石灰窒素で消臭、殺虫等や、沸騰させた澱粉+糖液を使用したりして、更に製作期間を短縮化させます。

レモン 2004/09/22(水) 18:34:06
付記
http://www.asahi-net.or.jp/~ge3m-hsmt/conposta.html
発泡スチロール箱で、落ち葉、乾いた土、生ゴミと重ねた例。
雨が入らないよう、工夫すると更に良い。

レモン 2004/09/22(水) 18:39:27

URL間違いのため、訂正
http://www.asahi-net.or.jp/~ge3m-hsmt/conposuta.html

レモン 2004/09/22(水) 18:45:22
付記
完熟したかの、発芽テスト
たい肥×10〜20倍量の水、60度(60度保温の電気ポット有り)で、
三時間抽出後、濾過。
ろ液を直径十センチ位の皿に取り,ろ紙や真綿を敷き,
ろ液十ml入れる。
小松菜の趣旨を30〜50粒撒いて,室温に保ち、三〜六日後、
通常の水と発芽率を比較。
通常の水より、発芽率が多ければ完熟。中熟なら、水より少ない。

桝本 2004/09/25(土) 09:45:37
レモン様 ( ぬれ落葉と油粕 石灰窒素で消臭、殺虫 沸騰させた澱粉+糖液で制作期間を短縮 ) の部分をもう少し詳しくご説明いただけますでしょうか。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2004/09/25(土) 12:23:05
レモンさん こんにちは(^^)/堆肥完熟判定方法ですが、堆肥自体に播種しての判定に比べて手間を余計にかけるメリットは、何ですか。

レモン 2004/09/28(火) 15:26:11
どもども。
量的な事は、発酵堆肥で健康菜園 という本にありまして。
著作権の関係で書きませんでした。
(落ち葉と、油粕のは、別冊趣味の園芸 ガーデニング上手になる 土、肥料、鉢)
判定方法も、確かその本の巻末です。
なぜ、60度の湯で浸出するかという理由は知りませんが,
私は素人なんで、プロの方法を真似てます。

こば 2004/09/29(水) 17:48:21
堆肥ですが、そんなに難しく考えることはないのでは?

そもそも、植物の葉や茎を堆積し、微生物に分解させたもの
が本来の狭い意味での「堆肥」で、家畜の糞尿を含んだものも広義では堆肥といってますよね。

狭義の堆肥では、好気性菌を使うか嫌気性菌を使うかが問題になると思います。
電気など無い昔は、一定の区画に枠を作り、その中に落ち葉や切りワラ等を十分に隙間がないように敷き詰め、発酵(腐熟)させてその熱で冬から春先の温源として使い、作物の苗作りをしていた訳です。
つまり、嫌気性菌をうまく増殖させてやれれば良い堆肥ができるということだと思います。
しかし、実際には密閉に近い状態にはなかなかならなく、微生物(嫌気性菌)のエサとなる窒素分や水分がうまくいかないのが現状でしょうか。

作り方としては、レモンさん等も書かれているのですが、
植物等の層、石灰窒素等の窒素分、植物等の層と数段重ねていき、積み上がったら十分に水をかけ、ビニール等でできるだけ密封する。(水は、植物等の材料によって量は加減すること。)
ある程度たったら上下反転させならがよく混ぜていく。(切り返し)
最初の体積の約3分の1位になったとき(十分に発酵し、熱が出なくなったとき)が完成かと思います。

良く混ぜ合わせてみて熱が出るようなら畑に入れても熱が出てしまい、植物に悪影響をすると思われます。(未完熟堆肥)

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2004/09/29(水) 18:17:55
  こばさん こんにちは(^^)/発熱するのは、好気性菌が働いてくれているためと理解してきました。醸熱温床作りでの踏み込みも、発熱が継続するように密にしなければならないでしょうが、程度の問題で、適度に空気を含み、かつ、通気が必要と思っていました。堆肥作りでも、ビニールの類で通気を遮断するのは、私は雨除けのためにやっていますが、望ましくないと理解しています。

こば 2004/09/30(木) 22:13:20
タネツリさんこんにちは。
犬塚さんもいろいろと堆肥づくりされているようですね。

結構いろいろな方(方法)で紹介されてますが、よく「コンポスト」として作っているような方法が多いと思います。
つまり、密閉して菌により発酵させて腐熟をまつ方法ではないでしょうか。
密閉(歌近くに多少隙間が出来ますが・・・。)状態にするのですから基本的には「嫌気性菌によるもの」といえます。
「好気性菌」ならば通気を遮断する必要はなく、十分な空間を明けるはずです。(有用菌によっては両方使っているかも知れません。)
ただ、発酵熱が高くなりすぎる(発酵が活発すぎる)と発酵熱で菌自身が死んでしまうので、目的の温度が得られるように空間や水分等で調整しているだけです。(切り返しも温度を下げる方法の一種です)
嫌気性菌の例としては、乳酸菌等がありますよね。
好気性菌の例としては、納豆菌等だったと思います。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2004/10/01(金) 08:10:17
こばさん こんにちは(^^)/
  日本のコンポスターの多くに小穴がなくなったのは、ハエやニオイの関係だと思います。また、密閉ではないと思います。素材をぎゅうぎゅう詰めにしなれけば、素材間の空気で好気発酵が始まり、量が減れば外気が侵入します。
 当初の高温は好気性菌によるもので、酸素(と水)が少なくなると自然に温度が下がります。切り返しで酸素(と水)を補給してやると、再度、再再度と好気発酵してくれます。
 発酵による水蒸気が集中したりして素材が過湿になると、酸素が不足して嫌気発酵が始まり、臭くなります。切り返しは、これをやめさせ、好気発酵に戻す効果もあります。
 このように理解して、長年実践してきました。
            ☆有機菜果 種吊*Suginami*TOKYO☆

レモン 2004/10/01(金) 16:35:07
付記
勝海舟を気取って、立ち読みしてると、
某専門家が、某書にて、堆肥にある土を同量混ぜて,元気な芽が出れば大丈夫と書いていた。

私の場合,未〜中程度堆肥でも、まっすぐな葉茎が発芽(見た目は元気)
やはり、水(蒸留水)と、同じ条件で比較という事を考え、
(養分以外は、容器、綿、日光、水分量は同じ条件で、発芽率を比較)
60度で煮出す方法を行っている。

美〜玉 2004/10/01(金) 17:48:57
畑に畳1畳ほどの区画を作り、少し、地面を掘り下げ、そこへ枯葉を詰めこみ、3ケ月に1度ほど生ゴミ処理機から出た肥料を混ぜ込み、時々、かき混ぜながら半年から1年置き、時期が来たらそれを畑に撒き、小型耕運機で耕しています。諸兄が言われる専門的な効能は不明ですが、自分では良い循環型栽培と思っています。補給水分も雨のみです。仲良しGRへの割り込み投稿ですみません…。

こば 2004/10/01(金) 20:14:40
レモンさんの言っていることは出来た堆肥の成分効果を判定している方法であって、発酵が云々の事では無いと思います。
「発酵修了(完熟)」だとすると、菌のえさが無くなる事ですから、「発酵熱が出なくなる」ハズであり、別に煮沸(殺菌や滅菌)したりしなくても温度計が有ればある程度は解りますよ。

レモン 2004/10/14(木) 13:13:18
> 発酵修了(完熟)」だとすると、菌のえさが無くなる事ですから、「発酵熱が出なくなる」ハズ
未熟でも、発酵熱が出ない事が有る。
> 煮沸(殺菌や滅菌)
六十度で、沸騰等、滅菌が目的では無い。(上記の著書参考)
堆肥作った事あるのか疑問。

犬塚信乃 2004/10/14(木) 19:44:48
[[解決]]
ちょっと、私の知りたいことの領域から、乖離しているようですので
これにて済とさせていただきます。


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