花壇でのお花の育て方について
あどちゃん
2004/09/14(火) 15:43:31
花壇で育て始めて1ヶ月になります。どうしても上手くいかなくて
いきずまっています。
あどちゃん
2004/09/14(火) 16:39:22
花の茎は枯れていないのですが、倒れてきます。そして枯れていきます。これは根を食べられているのでしょうか? ちなみにトレニア・コリウスです。すぐに植え替えても同じようになります。あと、キバナコスモス・ヒャクニチソウは植えて何日かですぐ枯れてしまいます。
土の中が不衛生なのではないかと思うのですが、一度消毒すれば改善されるのでしょうか?消毒しても花壇なので雨が降ればすぐ虫はわいてくるだろうし・・・
あと、のら猫も来ているはず。猫にやられると植物はどうなるのでしょうか?猫の撃退法は何が一番効くのでしょうか?
街など歩いていても、花壇では木や、木に咲く花のようなものが多く感じられます。家の塀の中の花壇であれば、ある程度守ってあげられますが、塀の外で道路に面しているうちの花壇では不向きなのでしょうか?
また花壇の奥は屋根にさしかっかているので、そこだけ乾燥しがちです。初心者の私にはどうしていいのかわかりません。毎日、花が死んでいく様子をじっと見ているのは心苦しいです。
どうすれば、活き活きと成長させていくことができるのか教えて下さい。宜しくお願いします。
まなみ
2004/09/15(水) 14:35:13
僭越ながら発言させていただきます。
お住まいの地域と、日当たり、一ヶ月前にどのような土作りをなさったか、書き込んでいただけますか?
あどちゃん
2004/09/15(水) 17:24:51
ご返信ありがとうございます。
そもそも今の場所には昨年12月に引越しして来ました。以前からず-っと眠ったままの花壇だったようでひどい状態でした。土も土とは言えない状態でした。今年の春から園芸が始まったのですが。始めから私が携わってなかったのでどの程度まで処理したのかわからないのですが、たぶん消毒などしてないのでは?土だけ足したのではないかと、推測ですが。
私が植えるまでに3回位(花壇一通り)植え変わっていたように思います。
1ヶ月前に植えた時はそのままの土で使用しました。
日当たりは建物の影になり良好ではありませんが、午後から少しは当たっているようです。ですが、右奥側は悪いように思います。道路の表通りではなく、路地側にあるので花壇横道路挟んで建物があります。
場所は大阪府内です。
ななみ
2004/09/15(水) 23:49:06
すぐに枯れるということですので、もしかしたら植え付け時の水が足りないのかもしれないと思いました。植える前に花壇にたっぷり水をまき、植えた後株元にもう一度たっぷり水をあげてみられてはどうでしょう。(根が活着した後は、基本的には水遣り不要です。)
あと、土ですが、腐葉土と石灰をすきこまれると良いと思います。根切り虫が疑われるのなら、デナポンをまいてみて下さい。
我が家は花壇で花が順調に育つまでに3年かかりました。ミミズが住むまでには5年です。試行錯誤を続けているうちに、なんとかなってきました。あどちゃんさん宅の花壇もいろいろ試しているうちに答えが出てくると思いますので、頑張ってくださいね。
あどちゃん
2004/09/16(木) 12:02:11
花壇を征するには時間と根気が必要なのですね。勉強になりました。早速デナポン、腐葉土、石灰を試してみたいと思います。ななみさんの体験談を読み、勇気が出ました。私だけじゃないんだと。予想以上の困難さと予想以上の喜びとで複雑ですが。でも元気に育ってお花が咲いてくれてる姿を見ると「よっしゃ偉い!よう頑張ってるな-。」となんとも嬉しいものですね。味わったことがない感動を覚えました。もっともっと失敗をしなければ、良い花を育てられないんだろうなぁと思います。
ご指導ありがとうございました。またその後もお知らせします。
追伸:まなみさんとななみさんは同じ方なのでしょうか?
よかったら今花壇に何が咲いているか教えて下さい。
ななみ
2004/09/16(木) 13:28:20
あどちゃんさん、こんにちは。まなみさんとは別人のななみです。「ご指導」なんてとんでもない。ただ私の経験をお伝えしただけですのに。
うちの場合、家を建て替えた時に花壇用の部分を作ってもらったのですが、ハウスメーカーの人に「ここは土にしてください」とだけ言ったため、なんだか砂のような?どう見ても植物は育たないだろうという土になってしまったのです。ですから土壌改良に何年もかかる結果になりましたが、普通の土ならそんなにかからないと思います。あどちゃんさん宅はもともと花壇だったということですから、きっと近いうちにきれいな花が見られると思いますよ。これからが楽しみですね。
前回の書き込みに一言付け加えさせていただきますと、土の消毒をなさるおつもりなら、石灰は消石灰をお使いください。次に植えつけられるのは遅くなります(一ヶ月位おかれたほうが無難かと)が、かなり効果があるようです。
>今花壇に何が咲いているか
ほとんどニチニチソウで埋まっています。年によってはジニアやコリウスのこともあります。狭い花壇なので、一種類の方がきれいかなっと思って。秋はパンジーにするか、アリッサムにするか、両方取り混ぜるか考え中です。
Ryu.
2004/09/17(金) 01:32:40
少々先になりますが今年の冬にきちんと土壌作りをされてはいかがでしょうか。手順は以下のようになるかと思います。
1.耕す
深さ30cmほどまで耕してください。土は10mm〜12mmの目のふるいにかけます。土中から出てきた石や木の根は捨てます。なお、一日で全部やる必要はないです。
2.石灰を施す
1の後、石灰を全体にかけ、よく混ぜます。乾燥している場合は水を蒔いた方がよろしいようです。石灰について私は苦土石灰の使用をお勧めします。苦土石灰は取り扱いやすい粒状のものが販売されておりますし、マグネシウムなどの補給もできるためです。
3.堆肥、腐葉土を施す
2の1週間〜2週間後に堆肥や腐葉土を入れ、よく混ぜます。石灰を入れた直後は避けてください。すぐに何か植え付ける場合は元肥を混ぜてもよろしいです。
以上です。
なお、冬にこれら作業を行う理由としては土中の虫(卵、さなぎを含む)の駆除に有効だといわれています(寒晒し、といいます)。
Ryu.
2004/09/17(金) 01:38:07
追記です。
苗を花壇に植え付けた後は十分な潅水をして、数日は日除けをしてあげてください。活着が良くなります。背が高くぐらつく様であれば支柱を立てましょう。
ななみ
2004/09/17(金) 09:21:42
うーん、石灰の選び方って結構難しいですよね。私は土壌改良(植え付け前のPH調整を含む)の時は苦土石灰か有機石灰を、消毒するつもりの時は消石灰を使うように教えられたんですが、どうなんでしょう?どなたかお詳しい方教えてくださいませんか。私の中途半端な知識であどちゃんさんを混乱させてしまうのは申し訳ありませんし、私自身もはっきり知りたいと思いますので。
レモン
2004/09/17(金) 11:02:02
石灰窒素は、窒素ガスが出て、害虫類が死ぬとか。
私は、落ち葉堆肥の中に入れました。
ただ、プランターにそのまま入れてもいいもんかどうか・・
経験者の方、よろしく。
付記
テレビ見てたら、腐葉土と、庭の土半々で、底にゴロ石ひけば、
結構育つとの事。
根酸ではじめて外殻が溶けるマグアンプK(肥料)もいいと思います。
雑草等の茎、稲ワラ等でマルチングすると、表土からカチカチに
固まる事が軽減され、雨ハネからの病気を防除してます。
(恐らく、菌類による深耕)
あどちゃん
2004/09/17(金) 15:54:59
ななみさん、こんにちは。石灰の件でお気遣い下さって有難うございます。恐縮です。私自身、土壌改良でいいのか、消毒でいいのか、よくわかりません。勝手な自己判断で消毒しといた方がいいのかなぁと思って。土壌改良と消毒とは別モノなのですか? 消石灰の場合だと1ヶ月もかかるのですか。できるだけ花壇はお休みしたくないのですが。ですが、土壌の管理も必要不可欠だと学んだので・・・。できるだけ短くすむ方法があればいいのですが。
>ななみさん宅花壇に咲いているお花
ニチニチソウも綺麗ですよね。うちもおります。ほんとに強いですよね
。お花は途切れないのが一番!なくなってしまうとほんとに寂しいですよね。私もパンジ−を蒔いてみようと思っています。今からドキドキです。さくらという名前のパンジ−でピンク色なんですよ。
Ryuさん、こんにちは。詳しくご指導下さって有難うございます。ほんとに皆さん親切な方なので感激しています。心強いです。@の作業の汗と涙の結晶で良い土壌が完成するんですね。驚きました。質問なのですが、全部の土をふるいにかけるのですよね・・・?今月お休みが結構あるので実行しようかと思っています。今ある植物を抜く際に特に注意すべきことはありますか?コンテナ−にでもしばらくの間移しておこうと思っているのですが。
レモンさん、こんにちは。詳しい解説有難うございます。マルチングって何ですか?うちも表土がカチカチにすぐなるので、見つけ次第、土を掘り起こして結構大変です。その際に根を傷つけないかとドキドキして。でもきっとやっちゃってしまってるのかもしれません・・・。
VITA
[URL:http://vita.easter.ne.jp/]
2004/09/17(金) 23:47:05
>マルチングって何ですか?
サントリーのサイトの用語解説によると「用土表面を園芸資材で覆うこと」
とあります。
http://www.suntoryflowers.co.jp/dictionary/ma-1.html
見た目重視のマルチング:観葉植物のバークやチップ
水分保持のマルチング:ハンギングのミズゴケ
病気防止のマルチング:株元の敷き藁
雑草防止のマルチング:フィルムや玉砂利
など、応用範囲が広いです〜(^-^)
Ryu.
2004/09/18(土) 20:00:46
>全部の土をふるいにかけるのですよね・・・?
はい(笑)。それが最善ですが、シャベルなどでできるだけ土を砕き大きな石や木の根を除去するだけでもいいですよ。取り除く目安は4cm程度ですか。
>今ある植物を抜く際に特に注意すべきことはありますか?
彫り上げた土をできるだけ崩さないようにプランターに移せば問題なしです。根がどれぐらい張っているかは目に見えないので、「枝張りとほぼ同程度である」と考えます。ですが、多少根を切ってもきちんとケア(日除けと潅水)すれば問題ないですね。
>消毒
植物に被害が出ていないようであればあまり神経質になる必要はないかと思われます。どうしてもという場合、タケダ園芸の「ボルテージ粒剤」をお勧めします。ネダニ、センチュウに効果があります。細菌性の症状にはベノミル剤(商品名は「ベンレート」が有名)を使いますが、対症療法でも初期に対処すれば間に合うものなので最初からがちがちに考えなくてもよいでしょう。
>マルチング
地表面の硬化を防ぐには腐葉土で地表面を覆うのがお勧めです。風で飛んでいくのが難点ですが。
一年草をメインにする場合は、新しいものを植えるたびに植え込み予定地に堆肥や腐葉土をすき込んで軽く耕すだけでよいです。
レモン
2004/09/22(水) 18:08:20
一、マルチをしてる理由。
寒暖の影響を軽減する。除草、水遣りの回数が減って楽。
二、私の場合のマルチ素材。
小枝、雑草の茎、(葉には虫や卵、病葉が意外と多い。)、ワラ
といった、剪定バサミで切れる様なのを、二,三センチ〜10cmにしてます。
すると、土壌表面で乾燥を好み、固い繊維を分解し、
抗生物質まで作る菌が増え,(←名前忘れた。)
(腐生菌という、死んだ細胞のみ影響する菌の一つ)
相対して病原菌が減り、雨→泥ハネ無し→病気発生率減少となります。
注。
セイダカアワダチ草とかいう名前の雑草は、植物の育成を阻害する物質を持つとの事です。
が、マルチしてても、流亡してるのか、影響が見られない。
あどちゃん
2004/10/01(金) 12:32:42
[[解決]]
VITAさん、Ryuさん、レモンさん、詳しい解説ありがとうございました。
レモン
2004/10/01(金) 13:29:37
締め切りだけど、訂正。
石灰窒素は、分解過程で出る物質が殺虫するとの事。
(この物質はのちにアンモニアに変化する。)
初心者用掲示板@園芸相談センター