ツツジグンバイで損傷を受けた樹木の葉芽発芽促進

[園芸相談センター]の過去ログです

ハナマルキ 【東北】 2018/06/09(土) 10:41:30
表題のとおりですが、昨年にツツジグンバイにより当方のシャクナゲおよび地植えサツキの葉が大量に損傷を受けてしまいました。シャクナゲの葉は色がかなり薄くなり、サツキに至ってはほぼ真っ白という状態です。このためこの春の開花もよろしくありませんでした。原因は単純に当方の手入れ不足で、オルトランの葉面散布をいつもの年よりもかなり手を抜いてしまったことにあります。当方が現地不在のために即応できないでいました。できるだけ短期間で葉の状態を回復したいのですが、なにかお知恵をいただけないでしょうか?この手の問題に関して詳しいサイト・肥料メーカなどの紹介でもかまいません。なにとぞよろしくお願いいたします。

ハナマルキ 【東北】 2018/06/09(土) 12:31:05
追加訂正です。葉の発芽の時期・しくみはおおむね理解しております。
ここでは、シャクナゲに関しては「枝の横にある休眠中の芽の発芽促進方法」、サツキに関しては「シュートの発生を促す方法」が知りたいのです。
変な例えですが、「大量失血時の脾臓による造血に期待」しているのであります。どうぞよろしくお願いいたします。

Rデンドロン 2018/06/11(月) 02:19:12
サツキツツジ系にしても、シャクナゲにしても、本来は大きく育つものです。
大きすぎれば、邪魔になるので、コンパクトに育てようとしているだけです。
大きければ、花数も多く、花が咲けば、花蕾が茎葉の成長を止め、障害物となり、花の下から新芽が生えて、新たな花芽となる。
花が咲かなければ、障害物がないので、そのまま伸び続け徒長枝として、花のない茎葉となる。

少し暖かければ、いつでも新芽は、生えたり成長する。
環境さえ、温かくすれば、年中新芽は生える。
尚、落葉性に関しては、落葉させなければ良い、新芽は生え、成長し続ける。

>葉の発芽の時期・しくみはおおむね理解しております。
上の単純な事、自然の摂理が理解されていません。
単なる、テキストによる、コンパクトな育て方としての、知識でしかない。と思われます。

理解していれば、悩むことはありません。

という事で、オルトラン液剤でも、何でも良いので、殺虫農薬をツツジシャクナゲのみならず、噴霧器で、ビショビショに、付近一帯隈なく消毒をして、乾いたら、枝先をバッサリと刈り上げれば、新芽は生えてきます。

枝先を一本一本摘み取っても良い事ですが、面倒くさい事です。
・・・進路を塞がれたら、止まるとか戻る事はありませんから、脇道に逸れないと仕方がありません。
逸れる力が無ければ、枝枯れするだけです。
萌芽力が旺盛なので、枝枯れすることは少ないです。

一日も早く、散髪する事です。
早くしないと、散髪すれば日傘たる葉がなくなっていますから、又、根が浅い為に夏場の直射日光で表土が乾燥と高温で、傷んだり枯れたりしてしまいます。
腐葉土や鹿沼土などで、マルチングするという手立てもありますが、
いずれも、肥料で育てるというより、水が肥料代わりです。
乾燥と地温高熱に弱い。シャクナゲに至っては、大気乾燥にも脆いものです。

>皐月はシュートの発生を促す方法
ヒコバエは、生えやすく、枝伏せも挿し木同様に、発根しやすいものです。
主幹(本線の幹)を、伐採切り取らずに、へし折るか、曲げるか、針金で締め付けて、半殺しにしておけばよいかも。
そこそこ大きく育て、毎年、ドーム型に軽く散髪剪定していれば、自然と株立ちになる。横から見て、中の幹が見えるような、縦型に仕立てれば、株立ちになりにくい。それでも自然に生えてきますが。


これらの皐月系の性質を、利用したものが、皐月系の剪定技法であり、コンパクト化が、盆栽技法となる。

大きくなる根拠画像・・・山麓編は高い
山岳編は、寒い、風が強いなどで、低く横にはびこる。
いずれにしても、清涼多湿で、樹冠には、そこそこの日当たりがある。
http://www.pictame.com/media/1784555216339759665_5358262299
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%89%80&client=firefox-b&tbm=isch&tbs=rimg:Cc0DryV6YUuJIjhmZqRLzwnpN-MTjTuuaK89LZ4yu3iqqURFiSaglQWKefB7RXQO3H738_1gHToMPcap8CEPkKaJ17SoSCWZmpEvPCek3EbS_1jNggVqlGKhIJ4xONO65orz0RFPLsLlYLmOsqEgktnjK7eKqpRBENnDG5tb0qzioSCUWJJqCVBYp5ERIA2mRbk4DgKhIJ8HtFdA7cfvcR5qS9OLxF9R8qEgnz-AdOgw9xqhHNl-NHImM1uCoSCXwIQ-QponXtEdhrZOSMw1dw&tbo=u&sa=X&ved=2ahUKEwiq0YzM_sbbAhULUbwKHY2aABQQ9C96BAgBEBg&biw=1366&bih=664&dpr=1
http://www.google.com/search?client=firefox-b&biw=1366&bih=664&tbm=isch&sa=1&ei=k_gbW_dmxIrzBai3qfAF&q=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%9F%E5%9C%B0&oq=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%9F%E5%9C%B0&gs_l=img.3...35778.46343.0.47579.15.15.0.0.0.0.251.1910.5j6j3.14.0....0...1c..64.img..1.10.1558...0j0i4k1j0i10i24k1j0i4i24k1.0.fqMU2JhTvcg#imgrc=lipwbRmQiUZ3kM:

自然環境下では、剪定しないので、花が咲かないと翌年の開花枝たる新芽は、生えにくいので、花付の良い株と花が無い株が極端に分かれる。

剪定技術
文章は、読まずに無視して、真ん中あたりの剪定図写真3枚のみを凝視し続ければ、意味が良く解るかも。

花が少ない年には、世間ではの花後時期に、すぐに、剪定しないと、新芽が充実しない時期と、花芽分化時期が重なり、来年の花芽細胞が作られなく。
花芽細胞が作られたとしても、冬の乾燥した季節風で、花芽細胞が流産し蕾が作られなくなったり、枯れ落ちたりすることも有る。
越冬害虫が、花芽細胞や蕾を食べることも有る。
これが、枝の最先端に一花(一塊)一季咲の長所でもあり、短所でもあります。

最近の名勝は、観光収入目的や地域活性化で、人為的に手入れしているので、以前より草丈が低く、花が目線位置に揃えられているために、綺麗ではあっても、自然さが無いので、自然の成り立ちに沿った花の咲かせ方が理解ができにくい面もある。
>肥料メーカなど
盆栽などは、肥料は、真冬にアブラカスと骨粉を練って、がん玉ビタミン剤、医薬品の錠剤の大きさ、を作り潰して平たくし、季節風で乾燥させているようです。
切り持ちのように、伸ばして、カッターで切っても良い。
それでも、一鉢に一個か二個程度を表土に置き、1-3ケ月に一回交換しているようです。ナメクジが来るので、網キャップを被せたり・・・

Rデンドロン 2018/06/11(月) 02:35:01
剪定図のアドレス漏れ (~_~;)
どの解説も、似たようなもの。

http://art-sentei.com/2337.html


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