ザクロの花

[園芸相談センター]の過去ログです

松代 充生 【関東】 2018/05/25(金) 15:52:37
この2年ほどザクロの花が咲きません。3年ほど前には30個ほどザクロを収穫した経験があります。どうしたら花が咲いて収穫が出来るのでしょうか。芽はしっかり出ています。

果樹の花 2018/05/27(日) 14:32:17
生物の子孫繁栄の前提原則は、交尾受粉しないと子孫種子はできません。
植物の場合には、まず、花(生殖器)が咲く事です。
花が咲く前には、まず蕾ができます。・・・ここからは、肉眼で確認できます。
その蕾ができる前に、蕾を作る能力資格を熟成させ、花蕾細胞を作らなければなりません。・・・細胞は肉眼では見えません。
葉茎細胞から花蕾細胞を作る事、分岐点の事を花芽分化と言います。
植物細胞は、大きく分けて、葉茎を専門につくる細胞と、子孫を作る
特殊細胞の2種類あります。
花蕾細胞は、特殊特別細胞ですから、複雑な創造工程を経なければなりません、更に、完成させるためには、色々な環境条件や困難を乗り切らなければ欠陥品として、自然消滅駆逐されてしまいます。
常に100%の完成度が要求されます。
・・・植物の永続的な子孫繁栄としての生存権と人の好みとは別の問題です。
柘榴は、比較的、木がある程度大きければ、一度でも実が成れば、翌年から毎年、それなりに安定して、花実が付きやすい植物群です。

>この2年ほどザクロの花が咲きません。
>芽はしっかり出ています。
そこで、過去に一度でも花実が付いた後だ、翌年から花が咲かない、多くの原因は、花芽細胞を剪定という人為的な行為で、切り捨てている事が多いです。
又、葉枝がおいしげつて

果樹の花 2018/05/27(日) 15:07:12
手違いで、飛んで行ってしまいました。
追加

又葉枝が生い茂って、木の中まで、陽ざしが刺し込まない、人工物で日陰になっている等、の場合にも、新芽が未完塾となり、花芽分化が育たないことにも、大きな原因があります。

花芽分化は、開花後の新芽に来年の花蕾細胞が作られます。
ここでの問題は、開花後に受粉していれば、果実が育ち始めます。
それと並行して、同時に、来年の花芽細胞が作られます。
そこで、どちらに栄養を配分するかの優先度(柘榴自身が判断する事です)により、果実生育を優先すれば、来年の花芽細胞の製造がおろそかになり、又その逆もあります。
これが隔年開花(隔年結実、豊作年凶作年、表裏年)といいます。


花だけ楽しむ花卉なら、花後にスパット一度剪定すればよい事ですが、果実の場合には、その都度枝葉を選定して、数度に渡り、コチョコチョと剪定しなければならないという、解りにくく面倒な行為が要求されます。

そこで改善策の一つの方法として、去年以前も今年も花が咲かなかったのであれば、いっそうの事、高さ(地上からではなく、葉の有る下の位置と上の樹冠位置)の半分伐採して、高さを低くし、上からの採光陽当たりを良くし、新芽を吹かせる。
ともに、中枝をドウナツ状に、1/2-2/3中抜き伐採すると日当たりが木の中まで良くなり、花付が良くなるかもしれません。
・・・・柘榴の剪定は、棘が多いので、嫌なものです。後の剪定くずの始末も嫌です。

そうすれば、今から新芽が生えて、夏に来年の花芽細胞が完成し、来年の今ごろに花が咲くものと期待する。

柘榴の花を詳しく観察したことがありませんが、花には、一本の木に雄花と雌花と両性花が咲くようです。
従って、実のない花は沢山落ちる、更に小さい実も沢山落ちる、
つまり花数から比べれば、実数は少ないものの、良く目立つので、沢山なっているように見える。

柘榴の食べ方は、収穫し、果実をよく揉んで、下側に穴をあけ、ストローを刺して果汁を吸うのが簡単です。
私は、収穫しなくて、観賞用です。
どちらかと言えば、通行に棘が邪魔にならない程度に、ほったらかし栽培の方が花実は良く見られる。
他には、老化現象?虫食い?として、幹枝の中心が良く腐り、そうなると都合が悪い。

参考サイト
http://bonsai.shinto-kimiko.com/sodatekata/mimono/zakuro.htm
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ootake/kabokuno1232c.html#e-2
http://ci.nii.ac.jp/els/contents110004699610.pdf?id=ART0007439539

�ス�ス�ス�ス@�ス[�ス�ス 【関東】 2018/06/05(火) 22:23:37
[[解決]]
この夏にでも大きく剪定為て、来年の芽吹きを待つことにします。

果樹の花 2018/06/05(火) 22:42:16
了解しました

何事にも、何が何でも花実を、咲かせて見せるという強い理念信念を持ち続け、明日への繁栄を期待して、お互いに、頑張りましょう。


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