金柑プチマルについて

[園芸相談センター]の過去ログです

マリ 【東海】 2017/09/09(土) 23:48:47
金柑のプチマルを畑で育てていますが、昨年、たくさん実がなりましたが、黄色くなって、もう少し熟してからとおもっていた11月末から12月初めにかけて、実が白っぽくなってしまいました。
他に普通の金柑を自宅でも育てていて、普通の金柑(種類不明)は、別に何も変化なく、翌年1月ころ黄色が濃くなりましたので収穫しました。
いろいろと調べて病気かな?とも思いましたが、霜なのかな?とも思っています。
やはりプチ
マルは寒さに弱いのでしょうか?
白くなった原因など、何が考えられるのでしょうか?
体験された方があれば、お話を聞きたいです。
よろしくお願いします。

金の柑橘 2017/09/12(火) 21:03:30
運が悪かったとしか言いようが無いですね。
今年も同様の症例が発生するようなら、堪らんですが・・・

プチマルに限らず、北のリンゴか南のミカンと言われますから、寒さに弱いといえば弱いし(品質と生産性)、強い(関東以西なら、一寸した気遣いで育ちます)といえば強い植物です。

東海在住という事ですから、そもそもキンカンの発祥は静岡であり、プチマル金柑の開発は、静岡です。
従って、寒さに弱いという事もないでしょう。
尤も、キンカンの主要生産県は、九州南部であり、プチマルの奨励県は、沖縄と言われていますから、南の方が有利と言えば有利でしょう。
その根拠は、晩秋初冬に皮が急速に発色し、収穫期としては、晩生の柑橘という理由があります。

プチマル金柑と言えば、「種なし」が売りですが、個人的には、比較的大実で、果皮が厚く、皮に苦み雑味酸味が無く食べやすいという印象がありました。(プチマル君は、育てたことはありません、雑金柑ならある)
・・・キンカン!! 皮を捨てて実を食う馬鹿蛾ともいいますから、皮しか食べない。ほとんど観賞用ですが

さて、今回の事故に戻りますが、いろいろと検索しても、2件しかヒットしませんでした。
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=2352
こちらは、
問題外でしょう
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1399268918
こちらの画像のような症状と思われます。
微量要素の過剰または不足による生理障害が原因だったとしても素人では、理解できませんね。従って没
>11月末から12月初め
つまり10日前あたりに、降り霜がきつかったことによる、寒害霜焼けとして納得したほうが、素人向きかも、他の回答者のように簡単に、
ところが、去年の細かい気象状況(降り霜状況、時間帯別風力、未明の夜温や日の出状況)まで、覚えていない。
画像もないだろうし、事故があれば直ちに、調べるか聞かないと時間の経過とともに、忘れてしまいます。
と言っても、11月の上中旬に、木曽颪や富士颪が下るかどうかは、栽培者しか解りません。
昔は、クリスマス後に初雪が降り、2月には、防火用水の氷が10cm以上も張ったりしていましたが、最近は雪すら降らない積もらない増して、田んぼの霜柱モツララ(昔は20cmほど成長し、ツララも長かった)も見かけないのが当たり前になってきました。
という事から、霜焼け凍傷も原因としては、呆けてきます。グレーゾーン。
以上の事から、たまたま運悪く発症した去年限りの障害であると割り切り、無視したほうが良いかも。

気になるようなら、霜よけの簡単な屋根掛け栽培をするとか
http://ymmfarm.com/wp-content/uploads/2015/08/tomato-ameyoke-1.jpg
http://img-cdn.jg.jugem.jp/d81/2853841/20150119_1251555.jpg
心配のあまり神経質に、くそ丁寧に、袋掛けしたり、密閉状態に養生してしまうと、結露凍結障害や昼間太陽による室内高温多湿
障害になったりします。

どうでもよい事ですが

私の独断と偏見に基づく珍なる屁理屈

ここで、先に書いた、「種なし金柑が売り」であり、「私は、果皮が厚く、皮に雑味が無く食べやすい」「晩生発色の柑橘」との余談キーが、布石として生きてくる?

あえて、病名を付けるのなら
浮皮現象による色素破壊発色現象及び果皮細胞の壊死障害(生理障害の部)

キンカン果実の肥大期の環境が、真夏が暑く雨量が少なかった。
この時に、水分補給が追い付かずに、肥大が進むと浮皮になり、
肥大遅延になると、日焼けして、実小さくて時節外れなのに、発色しやがて黒くなる。(原因が違いますが、幹に巣喰うカミキリムシ食害時によく似る)
この浮皮が、発色時(11月以降)、雨が多いと、果実に雨がかかり皮から水分補給して、白色化する。(長風呂で掌がふやけるようなもの、水死美人の様相に似る)
雨水を急に根から吸収すると裂果する。(トマトに多い)
いずれにしても、真夏からの諸条件が重なった結果 偶然に発症したものであると思います。
趣味の園芸置ける、従来の金柑は、皮が薄く酸味や苦みがあり、種子もある。この種子を守るために、親樹の本能が浮皮を防止している。

機会があれば、体感する事も面白いかも。
甘い普通のミカンでも、絞れば酸っぱくなる。
皮や種を潰す気持ちで、絞れば苦く雑味も多くなる。(てこ式圧搾機やおろし金)
その点、レモン絞り器は、皮も潰すこともなければ、種子も潰さなく、果汁だけ搾り取るので、雑味が無い。

マリ 2017/09/14(木) 07:17:07
[[解決]]
金の柑橘さん

ありがとうございました。
運が悪かったということですか・・・
良く分からない状況なので、今年は、寒冷紗などで、少し覆ったりしてみます。
また、症状が出たら、写真を撮って相談させていただきます。
写真もないのでは、答えようもないですね。
いろいろ、ありがとうございました。
感謝します。
また、何かありましたら、よろしくお願いします。


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