紫陽花の色の変化について

[園芸相談センター]の過去ログです

めぐ 2017/04/19(水) 17:37:05
はじめまして。
今年の母の日に紫陽花を
プレゼントしようと考えているのですが
(天使のほっぺ、こんぺいとう(ピンク)、マジカルレボリューション
あたりを考えています。)
鉢植えから地植えに植え替えた場合
紫陽花の色は変わってしまうのでしょうか。
母の家にはすでに水色の紫陽花が地植えされています。
と、言うことは
もしこんぺいとう(ピンク)を買って地植えをしたら
いつかは青くなってしまうのでしょうか。
分かる方いらっしゃいましたら
回答よろしくお願いいたします。

七変化 2017/04/20(木) 18:37:23
草花の花色に関しては、どの花でも、ある一定の栽培地に地植えして、少なくとも3年育てないと解りません。

大阪花博以前からある草花に関しては、ある程度は固定されていましたが、それ以後に品種改良された草花に関しては、個人個人で体験し確認しないと解りません。
理由は、社会の価値尺度が、短期間に不規則に変動しているからです。
現代風に言うならば、アナログ慣性からデジタル慣性へと大きく変わった。

さて
>こんぺいとう(ピンク)を・・・・青花になるか
ほぼ青花に変わるとは思えません。
変わるとすれば、覆輪(モモ地に白い縁取り)のピンクと白の比率が変わる
白が真っ白でなくなる
明るいピンクが暗いピンクに変わるなどの鮮やかさが変わる程度でしょう。
これらの明度彩度や比率の変化は、昔の花でもありましたが、比較的気にならなかった、拘らなかった、今年は悪かったで諦められた。大らかで許容範囲が広かった。枯れなければ来年には・・・

今は、その時その時さえ良ければそれでよい、今の瞬間が気にいらなければ、すべて悪いと思い込む、

従って、長く育む感覚と今の瞬間を楽しむ、使い捨てのインテリア感覚を分離させて、どちらか一つを選ばないと仕方がない。
といっても、まだ後者の感覚が変わって間もないですから、古い感覚(慣性や教え)と新しい感覚が入り乱れて切り替わりつつある過渡期ですから、不安や不満もあることでしょう。

買った時が、最高の品質と割り切ることです。

>マジカルレボリューション
こちらは、青からピンクへ変化するかもしれません。
また、温室栽培で、温度湿度日差し管理をしないと、理想とする発色や風合いが出ないかもしれません。

どちらも高度なバイテクで創作され、高度にハイテク管理された商品群であると思われ不安定要素が多いと思います。

一般的に、アジサイにに関しては、青系が退色して赤系になりやすく、赤系が青系にはなりにくい性質があります。
花色の青とか黒の色は、大変難しい色です。

めぐ 2017/04/22(土) 22:26:13
七変化さん
返信遅くなりすみませんでした。
1つ1つ詳しく説明ありがとうございます。
とても参考になりました。
マジカルレボリューションはむすがしそうですね…
今回はこんぺいとうを第一候補にしたいと思います。
最後の一般的に、アジサイに関しては…
の件りは初めて知りました。
とても勉強になりました。

あかり 2017/05/22(月) 08:17:35
親戚から私の母の家にプレゼントされた紫陽花がありました。
その年の販売(よく、洋服なんかで「今年の流行りは!」って感じで、売り出し)のもので、新種改良されためずらしいものでした。
縁取りの色が特徴のもの。

鉢のまま、我が家へ来ました。
2年目までは、そのままの花柄でしたが、3年目、なぜか縁取りの色がうすくなって、4年目はとうとう、売り出しの模様とは全く違う花。
10年後以降に地植えしましたが、今では、どの紫陽花がコレなのかもわからなくなってしまってます。
先祖がえりみたいなことがおきてたと思ってます。

七変化さんが書かれてるように、母の日の花、クリスマスの花みたいに、商売化された波に、大衆は乗せられ、バレンタインのチョコじゃないけど、その年、その年に売り出しの花を買わされるのでしょう。
衣類みたいに、例えば春先あら「今年の春は○○が流行ってます」って春になる前から、TVや雑誌で公表してるけど、おかしいよね。
まだ流行ってもないのに。
”流行は作られるもの”です。

なので、鉢植えであっても、切り花と同じく、さっさと処分するか、そのまま育てるなら、ぺット買う覚悟で、最後まで面倒をみるかです。

我が家は、青も赤も、両方ありますよ。
実家はなぜか、青系が多くなってます。
枯れるまで、世話焼いてますよ。
どうしても、幹部分が木化してくるので、たまに抜いてしまって、挿し木で更新してます。大きな株が嫌いなので、小さい株を何種類もたくさん育ててます。

みけこさん 2017/06/01(木) 08:57:56
[[解決]]
私は、紫陽花が大好きです、25鉢くらいあります。
青い紫陽花は、酸性の、ピートモスと鹿沼土で、ピンク系は、普通の培養土と、赤玉土中粒、苦土石灰を一握り混ぜて、植えるとピンクになり、白色は、どんな土でも大丈夫です。庭に植えるときは、穴をほり、ピンクにするなら、苦土石灰を庭土に混ぜてください。濃くするなら、多め、青くするなら、穴に、ピートモスや、鹿沼土をまぜてやると、濃く青がでます。
日本の土は、ほぼ酸性だから、青系にはなります。
購入した培養土は、中性にできているので、買ってきた青系の紫陽花を、大きい鉢に植えるときは、、酸性になるよう、土を配合してね。


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