西日しか当たらない場所でも育つ木

[園芸相談センター]の過去ログです

UDON 【四国】 2016/11/06(日) 10:04:58
我が家には午後の2時ごろから6時頃までしか日が当たらない場所が有ります
今までいくつか庭木を植えてみたんですが日照不足と、夏の直射日光でやられてしまいうまく育ってくれません

今までに件の場所で育てた物
バラ➡花数は少ないが育った(数年前に庭リセットの為処分。今後植える予定は無し)
アメリカテマリシモツケ・ディアボロ➡色付きが悪く、夏に葉焼け(今後植える予定は無し)
アメリカハナズオウ・フォレストパンジー➡日照不足で枯死
コバノガマズミ➡葉が出ては直射日光でやられ、夏に枯死
シモツケ・ゴールドフレーム➡葉焼けするが比較的元気

質問はこのような場所でも育つ強健な庭木はあるのかどうかという事です
常緑・落葉は問いませんが今まで落葉樹が夏に葉焼けをおこしているので葉が厚い常緑樹が理想です
一応、候補としては以下のものが有りますが、性質に問題点があれば教えて頂けると幸いです

候補一覧
タイサンボク・リトルジェム
カラタネオガタマ
マグノリア・ジェニー
クチナシ

鳴門巻き 2016/11/07(月) 00:36:05
>葉焼けする
今ひとつ、庭木(花木)が、西日では焼けするとは、今ひとつ解りませんが (・・?
それが環境(西日がきつい)を原因とするならば、一日中真夏の太陽が、ガンガンと照りつける、児童公園や国道の街路樹等の花木は、すべては焼けすることになります。
一般的に、急激な環境の変化(室内から、屋外へ移動する、室内でも季節の変わり目)には、葉やけする場合も有るかもわかりませんが。
病害虫や霜焼け(低温障害)や水不足を除く
そのような環境なら(夏場、西日のみ、4時間程度の日照条件)、都心部の裏路地や新興住宅(幅員1〜4m前面道路)では、普通に見られます。
そのような環境でも、殆どの草花庭木の鉢植地植や一寸した野菜などは、元気に育っています。
都市部の新興住宅地の夏場の地表50cm上など、相当暑いですよ。
アスファルトは、ヤケドするほど暑いし、風通しは悪いし・・・・
大人が、ベビーカーに乗せられたとしたら、気がおかしくなると思いますよ。いつも関心している事は、乳幼児だから、我慢できる。
乳母車なら、又別ですが・・・

環境を原因とする障害と短絡的に割り切らず、植え付けの仕方、壁塀地面からの照り返し(葉裏の気孔の乾燥障害)、水遣り水打ちなどを改善したほうが良いかと。

例えば、
1) 植え付けなら、植え付け穴をできる限り広く深く掘って、(今までの穴の深く3倍以上大きく深く掘る)、土を良く解して、掘った土全量と腐葉土1/2-1/3又は、安物の培養土1対1で、混合しよく攪拌して、埋め戻す。
鹿沼土を混ぜれば尚良い

2) 葉裏の乾燥と根を夏の高温蒸れや冬の低温による傷みから保護するために、下草を植える。

例えば、竜の髭
安価、丈夫で場所を選ばない、芝生の感覚で、手入れも殆どいらない良く増える(駆除と制限は制御できる)
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/019/277/59/N000/000/002/131410324925713203002.JPG
http://stat.ameba.jp/user_images/20111114/13/garnet-rose3717/2c/cb/j/o0640048011610719028.jpg

他に、株元に、浸透性タイル(高価)やレンガ、ブロックを敷く
瓦礫や、使い古しの簾、絨毯などでも良い。

3) 植木と壁の間に、簾を立てて、横からの照り返しや輻射熱を遮断する。

4) 下半身1/2〜1/3程度は、夏と冬に、簾や遮光ネットで、直射日光や寒波を防ぐ
等の対策を、いくつか試してみるのも良いかと

花木は、自分自身の葉で、株元(根の環境)を保護しています。
従って、葉が生い茂らないと弱いものです。
弱っていて、葉が少ない育ちは、益々弱り、病害虫などにより、枯れたりします。
逆に葉が元気に生い茂れば、ますます元気に育ちます。元気なら、花も沢山咲きます。
生い茂り過ぎれば、自分自身で、調節します。・・・・人の思いとはかけ離れていますが、それゆえ、草花を人の好み(人間の都合)に合わせる為に、人為的な剪定切り戻し芽摘み、消毒、葉摘摘蕾摘花摘果などをします。

西日に強い草花を、探すのも一つの方法ですが、一寸した配慮気配りをろしてみることも一つの方法です。

夏の水やりなら、日の出前か日没後、冬なら、必要に応じて暖かい昼前とか 
軒下ベランダなら、雨降りの日に水やりするとか。
室内管理なら、表面が乾いた事を確認したら2-3日後にみずやり、普段は、毎朝晩に、葉の裏表に霧吹きするとか
色々と試してみれば、面白いかと

爺さん 2016/11/09(水) 18:24:56
それは、無理だべさ。

木も生きてるんだから急激な環境変化は耐えられないべさ。

木は環境に慣れるまで時間がかかるので、小さい苗から育てる事だに。

大きな木を植えてもだめだ二〜。

暑さ寒さに強いなんてないよ。 温帯の植物も、冬は耐えられないので
枯れるべ。逆も言えるべ〜。 何とか育ちそうなのはツゲかな?

なんでも、小苗のうちから植えると環境にも慣れ育つかもですよ。
そう、何でもね〜椿もね。 逆に寒さに弱いもの同じ事だに〜。

UDON 【四国】 2016/11/11(金) 00:36:41
[[解決]]
回答ありがとうございます。
確かに西日だけが問題ではないですね。今まではそこそこのサイズの庭木を植えていたので、単純に環境に適応できなかったのかも知れません。

件の場所は周囲がコンクリートで囲われているので反射・輻射熱はかなりあるかと思います。ですが、そのような環境でも育っている公園の木は多いので、西日だけではなく庭の環境が単純化しているのがそもそもの原因かと感じました。
取り敢えず、下草や低木を植えて環境を複雑化してから小さめの庭木を植えて見ようと思います。
お二人ともありがとうございました。


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