サボテンの種について

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例の人 【東北】 2016/08/21(日) 17:58:19
自分は、烏羽玉を育てています。
この間遅めの開花をして枯れました。
枯れた後の花は早めに取った方が良いときいていたので、ぷちっと取りました。
すると、花の下の子房まで取れてしまいました。烏羽玉は自家受粉するのですが、
子房が取れたということはもう種は出来ませんよね?
また生えてきたりしませんか?

奇人vs貴人 2016/08/22(月) 01:48:02
>枯れた後の花は早めに取った方が良い
この意味は、美観と病害の抑制(主に高温多湿での黴の発生か? 大輪系ならナメクジ団子虫を集める可能性も有る)と思われる。
捨て置いても干からびて自然落花する。
それ以前に、棘サボテン栽培の注意点にハナガラ摘みを積極的にせよという文言サイトは殆どありません。

>花の下の子房まで取れてしまいました
ハサミを使うべきでした。

>子房が取れたということはもう種は出来ませんよね?
この可否を解説するサイトは、無いでしょう。
一般的には、出来ないと解説する方に人気が集まる事でしょう。
私ども奇人連盟では、否定されれば否定されるほど、アドアップしてしまいます。
一つには、ダメモトで、追熟法で可能性アップも
二つ目は、外れた子房を挿し木し発根させて果肉実種を熟成させる法も不可能といえる根拠は無い。

>また生えてきたりしませんか?
花を構成する部品を全て取り去れば、その跡に再び子房のみが生えることはありません。種子は出来ない。
蕾が生えてくれば、別花の一つの独立した新たな生殖器官としては完成することでしょう。

又、事故として子房が取れてしまったので、時として傷が残っており其処から、花蕾の代わりに、不定位置萌芽(不定芽)として、子供が生えてくる場合もあります。

過ぎ去った過去に悲観?するより、次の機会を待つか、
一つの好機として、ダメモトに挑戦するか、一つの教訓とするとかしたほうが好いものと考えられます。

そもそも、サボテンの実生栽培とは、一般的では有りません。
増やしたければ、栄養繁殖が簡単な方法です。増やしすぎても邪魔になるだけです。
それで無くとも、棘サボテンのコレクターは、少量多品種が、一般的な傾向です。

実生栽培の魅力は、一度は実生栽培して、その生長過程を観察したい初期の好奇心。
交配雑種を作りたい好奇心、そのF1からの家系図を知りたい好奇心が殆どと思われます。
大量に繁殖させたら、愛着が湧くだけに、処分に悩まされます。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2016/08/22(月) 12:37:18
> 枯れた後の花は早めに取った方が良いときいていたので、ぷちっと取りました。

サボテンの場合、花が自然に枯れ落ちるまで待ちます。
種子を採りたい時には絶対に取ってはいけませんが、種子を採らない場合でも同じです。
枯れ落ちる前に無理に取ろうとすると、サボテン本体を傷つけてしまうこともあります(烏羽玉の場合はたいてい子房のところでちぎれてしまいますが)。

> 子房が取れたということはもう種は出来ませんよね?

果実の元になる子房が未熟なうちに取れてしまったら、当然ですが種はできません。
取れた子房の中に種子の元も入っているので。

こちら関東では、今年まだ烏羽玉の花が咲きそうです。
お住いの地域の詳しい状況は分かりませんが、これからまだ咲く可能性があるのではないでしょうか。
次の花に期待しましょう。

例の人 2016/08/22(月) 19:24:58
[[解決]]
お二人とも有難うございます。
お陰で解決しました。


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