枯れかけたバラの対処方は?

[園芸相談センター]の過去ログです

meru 【四国】 2016/05/24(火) 01:01:52
バラ歴2年の者です。鉢植えで育ててますので冬に土を替え春に新芽が出て喜んでいましたら、新芽が枯れその後全く芽が出ないものが3鉢あり今日見たらまた芽が枯れて来てる鉢が出てきました。他に10鉢ほどありますがそれは元気で、綺麗な花が咲きました。このような場合どのように対処したらいいですか?

ばらファン 2016/05/24(火) 13:37:03
葉とか茎は正常ですか? 茎にシワが寄ってないですか? 色はどうですか?

水が足りない、水過剰、根を虫が食べてる等々・・

茎の根元に木屑はないですか?

まずは観察ですね。ほんとは写真が見れるといいのですが・・・

ロザは葵か 2016/05/24(火) 15:29:58

私は、植替えの失敗と思います。
草花を枯れさす原因の多くは、植替え移植です。

以下は
興味があれば、次へと進んでください。
無ければスルーですね。

当たり前の事ですが、多くの人は、枯れさす事を希望して、植え替えている訳ではありません。
植え替えれば、より良く育つことだろう、少なくとも今より良くなるだろう、植え替えずに、このままでは悪くなるかもしれない
と思ったから、植え替えているはずです。
つまり、メリットばかりを追求している訳です。
では、逆に、枯れさせるには、どのような植替えをしたら良いかを思えばよいことです。デメリットばかり追求すればよい。
デメリットの反対が、メリットですからおのずと、その解も導けます。

他方、物理の上に、化学があり、化学の上に生物があるとは、よく言い表わしたものだと感心しています。

このことから、バラの根って、見たことがありますか?
培養土の構造って、見たことがありますか?
今一度、良く良く見てください。
もちろん、物理的な面や化学生物的な面としての見方。
どれか一つでも、欠けたら枯れてしまいます。枯れさせる事ができます。

根の物理的構造と根の底辺の床面との関係画像
http://www.e-fukuzumi.co.jp/images/002-2.jpg
でも解りますように、根と埋め戻した土との間には、隙間ができる。
隙間があれば、根が乾燥する、若しくは、水分補給が出来なくなる。
水分補給が出来なければ、脱水症状を引き起こしてやがて枯れてしまいます。
少なくとも、萎れてしまいます。
これは、良くないことです。

又、水分は生物にとって、必ず必要な物質でしょうか?
私は、必要がないと思っています。
がしかし、水に変る便利なものが未だに、発見されていませんから、
仕方がないので、水で我慢しています。
言い換えれば、車は、必ずガソリンが必要でしょうか、必要がないから、電気自動車や木炭自動車も有った。

以上の事から想像して
植替え時に、植木鉢にバラの根と土を投げ入れて、儀礼的に水を振り掛けただけと想像します。
健康的に育っているバラは、偶然にも過酷な条件下でも、耐えしのいできたとも言えます。
同じ植替えでも、丁寧に植え替えたバラもあれば、雑に植え替える事もありますから、その粗密は一定均一なものではありません。
又、素早く終わる事もあれば、作業半ばで、中断休憩する場合もあります。日陰でする場合や暑い日当たりでする場合もあれば、雨露に濡れながら風に晒されながらの場合も有るでしょう。

ではどうしたら良いのかといえば、
根を乾かさない為に、根の隙間の隅々まで、竹箸などでつっついて、湿った土を詰め込む。
土を詰め込んだら、根に水が行き渡るようにシツコイほど水を与える。
昔の表現方法として、鉢底から漏れ出す水が透明になるまで水を与えるといっていました。
一番シツコイ方法は、植木鉢ごと水を張ったバケツに、半時ほど沈めることです。
特に有機質を多く配合(通常軽い土として市販されています)したときには、有機質の芯まで十分に水分を含ませないと、土が早く乾燥してしまいます。
水を与えても、有機質の表面はビショビショのヘドロ並みであったとしても、排水してみれば、表土はずぶぬれでも、根は渇いている場合も有ります。
有機質が粗ければ、早く乾燥して脱水症状がひき起こり、細かければ、今度は酸素がなくなり、根は窒息してしまいます。

次に、植え替える事は、環境を変えることでも有り、バラにとって生理生体に甚大なダメージを与える事ですから、そよ風の当たる(土の換気の一つ、物理現象)木陰で静養させる
その後徐々に、自然環境に戻す。

これは、自然動物の保護と自然へ返すことに良く似ています。
母親が何がしの事故に合い幼獣を保護する、成獣が骨折して身動きできなくて、保護し治療して、自然に帰すことに良く似ています。

植替えの良し悪し保護の善し悪しは、
葉が萎れていないか、萎れても直ぐに回復するか、バラなら緑軸に縦じま(萎びれる)が有るかないか、新芽が元気か、根が無くても腐っていても、元気な新芽が生えてきますからその見極め方区別も必要になってきます。
硬い葉や針葉なら、葉の色が退色したり艶が無くなったりしてきます。

概ね、バラの場合は、緑軸に縦皺が発生したら、ほぼ枯れてしまいます。

植替えのポイントは、どの解説にも書いていますが
根詰まり改善と根の更新の為に、根は切ります。
枝葉が瑞々しければ、脱水防止のために、枝葉も落とします。
冬剪定や夏剪定の必要性やその方法や時期のことは、事詳しく解説されていますが、これは人の景観の問題であって、バラの健康問題とは、全く関係が有りません。
細かく言えば、日当たりが悪くなり、病害が湧きやすくなる、混み込みの枝や役に立たないムダな葉枝が育つなども有りますが、バラの立場に立てば、まったく関係有りません。
ほっておいても、バラはバラなりに自然淘汰させていきます。
人の価値観とバラの生存本能との目的が違うだけです。

meru 2016/05/25(水) 00:42:59
2月に、鉢替えをし3月中旬頃までは特に異常はなかったのですが、急に寒くなった日がありそれから新芽の色が変わり鉢を替えるまでに葉は全部のけていたので3鉢は、色の替わった棒みたいになってます。
他の鉢は元気なので4月に消毒をし根切り虫対策にオルトランもまきました。ロザは葵かさんの書かれてるように鉢替えはやってるので根の乾燥はないと思うのですが、

meru 2016/05/25(水) 00:51:08
写真がアップできればいいのですが、調子の悪い部分はそこをすでに切ってしまいました。他の部分は今のところ元気ですが、茎の色が変わった3鉢のようにならないか心配しています。一度引き抜いて根を見てみようかとも思うのですが、暑い時期なので乾燥するのじゃないかと思いまだやってません。

ロザは葵か 2016/05/25(水) 08:45:52
他の元気な10鉢は、植え替えてから、90日近くも経過していますから、
植替えを直接の原因として枯れた?3鉢のように傷むことはないと思います。心配する事はないでしょう。

現在健康なバラに関して、通常の管理なら枯れることもないですが、
稀に、花後の切り戻しやハナがら摘みなどの剪定時に、
茎の切り口からの乾燥による茎枯れやハサミから伝染するキャンカー
程度です。
これらは、徐々に傷んできますから、早く気が付けば対応する手立てもあります。
取敢えず、健康なバラに関しては、心配する事はないでしょう。

枯れた?バラは、今更悔やんでも仕方がありませんが、次回の植替えの予備知識として、

植替え時の根の乾燥による障害で無いとするならば、次に考えられる事は、その逆で、過湿と酸欠による根腐れ。
これらは、植替え時に根を殺菌消毒でもしない限り防ぎようがありません。通常は実験場でない限り殺菌消毒して植え替える事はありません。
植替えは、根を切ったり引き抜くときに根に傷が付きます。根の環境も破壊します。その傷口から根腐りします。
反面、寒い時期のバラの根の活動は、緩慢なもので、根の生長もせず、自己治癒癒合能力も低下しています。
根が腐るのが早いか、自己治癒し代わりの根が生えるのが早いかという攻防戦です。
言い換えれば、転んで足に擦り傷ができたとします。その切り傷に瘡蓋が出来るか、化膿してくるか、壊疽を引き起こして足が腐るかノイメージ。病原菌と自己治癒や医療技術の攻防戦。

バラの植替え時期は、先人の知恵で、病原菌や線虫の活動が鈍い冬に植え替えると良いとして、現在も受け継げられ定着しています。
当然冬は、バラの活動も鈍いです。痛し痒しです。
言い換えれば、剪定でも、落葉樹は休眠期に剪定します。
お互いに鈍い時期にする方法です。
逆に常緑樹の剪定は、お互いに活動初期の新芽萌芽前後にします。
お互いの意味は、草花の耐性や適応能力で、敵は病原菌黴害虫など生体腐食微生物や乾湿寒暖陰陽などの環境他のことです。
そのバランス攻防戦が解れば、何も冬に植え替えなくても、いつ植え替えても良い事です。

元気に生きている、又は既に枯れてしまったの中間が、
枯れつつある、回復しつつある、生死をさまよっている状態(新芽が出ては弱り、枯れたかと思えば、再び新芽が生えてくるの繰り返し)です。
悲観傾向か、喜び傾向か、イライラはらはら傾向かとも言えます。
この場合には、どちらが強いか、どこへ手助けすればよいかを思案すればよいことです。

イラ付く中間症状の鉢なら、そのまま見守る穏便法と引き抜いて根を診断する過激法があります。
どちらを選択するかは、栽培者の判断です。誰しも迷うところです。

健全な鉢植えは、引き抜く必要はありません。

枯れた鉢は、引き抜いて原因や枯れるに至った経過を再調査する必要もあります。転んでもただは起きぬともいい、未練がましい手立てです。

私は、無鉄砲ですから、気分しだいで、引き抜いて状況を調べます。

種の消滅リスク分散のために、保険予備苗を確保するとともに、お勧めしています。
保険予備苗は、自己保有もあれば、花友委託保有もあれば、ルーツ元生存確認他もあります。

気持ちはわかりますが、心配する不安に陥ることは、精神的に良くないです。早く開放したほうが良いとおもいます。
限度はありますが、勝手気ままに生きられる事こそ、最大の幸福であると思いますよ。最大限の自由を追求し確保できる事こそ最大の喜びであると思います。

ロザは葵か 2016/05/25(水) 09:03:57
余談ついでに
因みに、
名前の「ロザは葵か?」
の意味は、ロザとはバラの代表名詞で、バラはピンク色が自然色と思っています。
又別の意味で、ロザは座席指定券の色の緑色を表しています。
緑は青色とも言います。
青いは青色が葵となり
赤か青か
心配するより過激的に、白黒はっきりさせたほうが良いのでは・・・・
という意味です。
疑問符の「?」は、送信時に自動削除されているようです。

ばらファン 2016/05/26(木) 14:40:20
なんか、キャンカーぽいですね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12101612617

私の知る限り、対処法はないです。他のバラに移さないようにすることが
大事だと思います。

中1 植物博士 【関東】 2016/05/27(金) 19:07:42
ゴクマレに栄養材をあたえると復活する場合が奇跡中のゴクマレにあります
これはだいたいの植物に当てはまりますがバラの場合 奇跡的に復活することがあります
このじょうほうは先生がたからききました(自分は今学生です)

meru 2016/05/27(金) 20:37:30
[[解決]]
皆さん色々アドバイスありがとうございます。
写真を撮ったのですが載せ方が解りませんすみません。
今日枯れてると思われる鉢をぬき見ました。土の中に幼虫などはいないのですが、新根が全くありませんでした。明日は、葉があるものの調子の悪いバラの根を見るつもりです。ありがとうございました。


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