ハマナスの病気?

[園芸相談センター]の過去ログです

野沢 かよ 【北海道】 2016/05/23(月) 19:10:47
お世話になります。
家の近くの公園に咲くハマナスの具合が変なのです。
新しく出るはずの7割くらいの芽が開く前に褐色になり,また,例年今ころ大きくなっているはずの花芽はほとんどありません。
ほとんどボウズになっている株もあります。
その後出てきた元気な葉芽を付けているものもありますが。
今年は花を見るのが無理としても,この状態でやり過ごしていいものか?
どうぞ,お知恵を貸していただければ幸いです。
調べたところ,サビ病ではないようでした。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2016/05/24(火) 00:30:23
毎年咲いてくれる花を楽しみになさっていたのでしょうから、とてもご心配なお気持ちは解ります。でも、ご自分の所有では無い限りこちらの掲示板で質問して回答をいただけたとしても、野沢さんには何の対処もできません・・・。
もし薬剤が必要な病気だとすれば、ご自分で薬剤を散布するわけにもいかないですよね・・・。もし公園の管理者では無い人が薬剤を撒く事で公園を利用する他の方々に健康被害などの迷惑がかかってしまう可能性がありますし、誰か個人が撒いたとは知らない人が公園の管理側の方に苦情を入れてしまえば「薬剤を勝手に蒔いたのは誰だ?」と言う事に成って、思いもしないトラブルに発展してしまう恐れもありますから・・・。

お近くの公園と言うのはお住まいの地域の所有・管轄ではありませんか?それともどこかの団体や会社、どなたか個人の所有でしょうか・・・。
公園と呼ばれるからには皆さんで楽しめる場ですが、でもだからと言って利用者が好きに出来るわけでもないのです。必ず何処か・誰かの所有している土地と所有物です。その土地に「入らせてもらっている・使わせてもらっている」のです。
お住まいの地域所有の公園なら必ずその公園を管理している部署があるはずですから、まずはその部署に問い合わせてみる事です。管理側の了解なしでの個人の介入はできません・・・。

私の家の近くには沢山の花を植えている公園があり開花シーズンは沢山の人が訪れます。我が家ではたまたま公園の付属施設に土地を少し貸しており(昔は公園の一部が私の家の所有だったため)公園に生活道路が接している事もあって我が家の土地と隣あっていますし毎日の様に公園の柵の脇を通りますし自治会の定期清掃で公園の柵付近のゴミを拾ったりもします。
そこの公園に植栽されている木や花、公園の備品(遊具のある公園ではありません)や、普段人の踏み入れない場所の地面に大きな陥没穴があるなどたまに不具合が目に入ることが有ります。
開花中は常駐の管理者が居ますがシーズンオフは公園自体は解放はしてあっても常駐の人はおらず長期間不在だったり、あまりにも広すぎるからか作業の方でも気が付かないのかしばらく様子を見ていてもそのままに成っている物が時折目に入るのです。
時間が経てば自然に改善するような物はそのまま様子を見ておきますが、流石に陥没穴は酷くなると大変ですし(普段は人が近づきませんが開花シーズンは撮影者がカメラアングルの良い所を求め立ち入る可能性がある)、故意に傷つけられている木があったり、果実の成るものを盗んでいる人を見かけた時(果樹がたまたま我が家との境界線そばに植えてあった。盗難は過去に何度かありましたし見逃すと我が家も被害に遭いかねません)は管理人が建物内に居たり公園の手入れ作業の方が近くに居れば声をかけ把握しているかを聞いてみて知らないでいればお知らせしておきますが、誰も居ない時は早く知らせておいた方が良さそうなら役場の公園課の方に電話で報告しておきます。土地を貸している関係で公園課の方とも面識があるからかもしれませんが、その公園の利益は役場の財源でもあるので、放置して荒らしておくわけにはいかない様らしく割と早く対処して下さいます。

まずはその公園の管理をしている所に問い合わせてください。それで直接公園を管理している職員に対処していただく様にお願いするしかないでしょう。
地域の役所・役場の所有で直属の公園・園芸管理に携わる職員が居るのならそちらの方ですぐに対処して下さるはずですし、直接対処できる職員が居ないのなら、役所・役場から民間のプロの方に対処してくれるように手配して下さいます。

野沢さんがご存知なかっただけですでに管理側はハマナスの不調を把握しているかもしれませんし、頻繁に公園の様子を確認しに来ていないのならまだ気が付いていないのかもしれません。まずは確認なさるのが良いでしょうね。
その地域により公園の植栽の手入れが行き届いている所と、住民の通報が無い限り放置という所もありますから、「公園のハマナスが弱っているように見え可哀そうでどうしても放っておけない」と言う気持ちをまずは管理している所に知らせてみて下さい。
それぞれの地域の役所・役場の考え方によりますが住民への対処が良心的な所だと診断結果やそれに対して実施した内容を後で電話などで報告して下さるところも。

市町村の役所・役場によっては公園を管理している課の名称は違うかもしれないので、まずは役所・役場の総合代表電話番号にかけてみて「公園の事で問い合わせたい」と伝えて担当の課の方へ繋げてもらうのが良いでしょう。

華 ヌシュ 2016/05/24(火) 01:02:50
ハマナスの病気や害虫に関連する事は、いろいろと紹介されていますが、
当家(本土)のハマナス(一重赤と白花、八重赤と白花の4種 黄花は花も見ないうちに夜逃げしました)には、これといった病害が無い為に、良く判りません。

北海道は、広すぎ気象区分も、厳寒地には違い有りませんが、極端に違います。
特に、春の温度変化は、ネコの眼の如しです。
反面、ハマナスは、北海道全域に自生しています。
又私は、北海道青森秋田の3厳寒地へ行ったことがないので、実際は、どうなのかも皆目見当も付きません。
せめて、市町村とか最寄の大きな駅名でも、わかれば、気象ネットでおおよその事は推測できるのですが。

想像 ア)
花芽萌芽時期に、花芽生長後半期(又は、蕾生長時期)に猛烈な樺太寒気団が南下して、蕾の皮又は蕾が凍傷壊死した。
蕾が出来るまでは、ある程度暖かい時期があり、蕾が大きくなりつつある時期に、来た雪のない寒波で、蕾が壊死消滅した。
今元気に生長している部分は、枝葉により寒さから免れた、又は寒波時期には、越冬体制にあったものが、遅れて成長してきた。
良く観察してみれば、風下側、日当たりの悪い側、下の方の枝、中のほうの枝、日当たりの良い側の下の方など、本来なら蕾が付かない、新芽が生長しない、生長しても育たない茎葉が、遅く成長してきて生き残った。
先輩が早く死んだので、その備蓄栄養分が後輩に配分され後輩が育った。

>新しく出るはずの7割くらいの芽が開く前に褐色になり
の芽とは、花が咲く前の葉の新芽なのか、茎葉が展開した後で、その先に育つ蕾芽なのか?

上の解説は、蕾芽としての話です。茎葉の新芽なら、蕾を葉芽と置き換えてください。

想像 イ)
菌核菌病に、新芽が犯された。
菌核菌病の症状は、新芽(葉茎芽)萌芽時期なら、葉の一枚が斑点模様や縁枯れなど葉の一部にでても、短期的には、葉が落葉しない。
花蕾の場合には、蕾が色づき始め又は蕾が大きく膨らんだときに、蕾の花びらが枯れたような脱水したような褐色になる、時として、花びら未展開の花の中心や額辺に水滴が溜まる。蕾が大きく育たないなども見られる。

想像 ウ)
輸入材や輸入穀物生花などに付着して、密入国してきた病害菌や害虫に犯された。
その昔北海道には、ゴキブリがいなかったそうですが、特急列車、フェリー船車、飛行機により入植したそうです。

本土でも、鑑賞バラなら、いろいろな病害が発生しても、日本古来の野イバラや外国の野イバラやモッコウバラやハマナスの病害は見たことがありません。
稀に、チュウレンジの害程度。最近も棘のない在来種野イバラの群生地散策に行きましたが、どれも花も茎葉も綺麗で健康でした。

そこで、提案します
写真(全体像と部分画像)とその枝を林業試験場へ持参する、郵送して調べてもらえば、正確且つ早いかも。
どこの試験場でも、研究課題に困っている? (慣例的な儀礼的挨拶かもしれませんが)ことから、調べてくれるかも知れません。
ちなみに、ハマナスの研究は既に、終了しているものと思っています。
より耐寒性のあるバラの開発とか、ハマナスの交配品種(深紅の花やオレンジ花や黒花や青花や朝日でキラキラと輝く玉虫色の花)とか、ハマナスだけのゆるキャラをつくるとかすれば面白いのにね。

http://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/about/youbou.htm


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