クルクマ球根について

[園芸相談センター]の過去ログです

花咲かばあさん 2016/04/03(日) 20:52:31
昨年譲りうけて植えた時の球根はぴちぴちと
はちきれんばかりの状態でした。
きれいに咲いた後、冬の寒さに弱いとの事で
掘り上げて保存していました。
掘り上げる際、最初入手した時の姿のような連結状態でなく、
保存後、最近見てみると、しわしわ・・・というか枯れた感じです。
アネモネなどは、しわしわでもだんだん膨らんで芽も出てきましたが、
クルクマって、どうなのでしょうか?もうだめなのかしら?

味餡 候仏 2016/04/04(月) 00:27:54

折角楽しみにして、冬越し保管してきたのですから、一応植えつけてみれば良いかと思いますよ。

保管中の球根の状態としては、
A) 張りの有るものしか生えないもの
B) シワシワになっても、稀に生き返るもの
C) 本来の性質として、シワシワになってしまうもので、殆ど生き返るもの
とに別けられます。

アネモネやラナンキュラスなどは、Cタイプに入ります。
クルクマの殆どは、Aタイプですが、稀にBタイプでも生える場合があります。
植え付けて、花を見るための一番の問題は、
日本には四季があり、
日常生活としての夏は、暑すぎますが、暑い暑いといいながらも、7-8月と早く終ってしまうものです。地域によっては、夏の猛暑なんて、想像すら出来ない方もおられます。
その点冬は、12-2月3月と90日以上あります。

これを熱帯育ちの、年越しの花クルクマ球根の気持ちになれば、真夏が短すぎます。
クルクマには、花クルクマとカレーなどの着色薬味の食用クルクマをウコン、ターメリックがあります。
こちらのウコンは、比較的育て易いですが、花茎が短くて、大きな葉で隠れて見えにくいです。花の形は、違いますが、ショウガの花やミョウガの花の景色となります。
もちろん、球根の形も、花クルクマは、鼻水タラタラの一寸他には見られない様相で、ウコンは、シンプルものです。

花クルクマは、張りの有る球根でも、ソウですが、早く発芽することが出来るかどうかがワンポイントになります。
耐寒性がない事に加えて、発芽温度が30度以上と砂漠並みの高温が必要です。
これが一番の難関です。
従って、地植では上手く育てられませんから、必然的に、鉢植の加温栽培となります。
一般的な解説サイトでは、掘りあげて保存すると書いてありますが、
掘りあげずに、植木鉢の土を乾かして、暖かい場所で保管した方が良いと思います。

因みに、私は、片栗と花クルクマは、花は大好きですが、育て方に関しては、相性が悪いです。
http://www.sc-engei.co.jp/plant/flower/cultivate/96.html
http://shop.takii.co.jp/shop/selection/kurukuma1404.html?utm_source=m140409&utm_medium=magazine

私の話は、買ったばかりの球根ではなく、年越しの矮性品種の花クルクマの古いタイプです。
品種改良????育て易い品種や誘芽処理球根のことではありません。
従って、多少サイトの内容と異なるかもしれません。

花咲かばあさん 【中国】 2016/04/12(火) 12:26:41
[[解決]]
ご回答ありがとうございました。
返信遅れて申し訳ございません。
球根を湿らせておくつもりでぬれティッシュに包んでたら、
つい忘れてしまって、カビを生やしてしまいました。

でも駄目もとで、土に埋めてみたいと思います。


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