プリペットの強剪定後の手入れ

[園芸相談センター]の過去ログです

龍ポン 【中国】 2016/01/05(火) 13:49:41
初めまして。
数年前に越した我が家に外構を囲むようにプリペットが20〜25本くらい植えられております。毎年初夏には白い濃厚な香りを楽しめるのが楽しみになっています。
 お手入れというものはあまりしてないのですが、花後はある程度剪定してきました。
去年秋頃から白い害虫が表れだし、外見も虫食いの葉できれいなものではなかったので正月過ぎて先日強剪定しました。
1mほどのものを半分くらいに切り、今は太い幹だけ、という状況です。
曲がったり下向きに生えていた枝も根元から切りました。
ちょっと切りすぎたかもしれませんが・・・汗・・・このあと、害虫対策でなにか農薬をまく予定です。
(新芽時期に備えて根元に巻く、効き目が緩やかなものを予定)
ここまで短くした剪定は初めてなので、今後はどんなことに気を付けていけばよいか、教えていただきたいと思います。
宜しくお願い致します。

白虎ちゃん 2016/01/14(木) 18:59:53
>正月過ぎて先日強剪定しました。・・・
一季節咲きの花木は、概ね盆までに来年の花芽細胞を作り翌年に蕾花を咲かせます。
従って、例年のように豪華な花は見られないかもしれません。

花の製造手順は、
花後に(刈り込み)剪定する
新芽が生えて成長し盆までに、新芽が充実する。
この頃に、平行して、花蕾の下地細胞ができる。
花芽細胞が充実して、蕾となり花が咲いて、実がなる。

害虫消毒は、A虫は概ね柔らかい葉芽を食べますから、新芽が展葉した若葉の時に消毒すれば、より効果的です。

B虫は、概ね若軸に付着して、樹液を吸いますから、駆除が厄介です。
忌避効果を兼ねて春秋の2回程度゛消毒したほうが良いでしょう。

C虫は、概ね株元や枝又付近に産卵します。飛来害虫と共に、これだけは防ぎようが有りません。

いずれにしても、常日頃からよく観察し、異常が見つかれば、即対応しないと仕方がありません。
一度住み着き繁殖すれば、その害虫の子孫は、帰巣本能で帰郷してきますから、早い目早い目に、意地悪することです。
いじめの方法は、消毒(危険表示)・枝抜き剪定(風通しと明るさと天敵の誘引)

はぐくむ事は、何かと煩わしいことですが、子供と一緒で、一寸目を離したら何をしでかすか解らないものです。


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