モンステラ植替え〈EM(有用微生物群)と椰子がら〉と挿し木

[園芸相談センター]の過去ログです

momo 【関東】 2015/06/05(金) 10:11:18
モンステラを育て始めたばかりの初心者です。
植替えをしたいのですが、
『このモンステラは減農薬で作りEM(有用微生物群)と、土の代わりに椰子がらを使用した環境に優しい商品です。』
となっています。
EM(有用微生物群)と、椰子がらで植替えたら良いのかと思って
ホームセンターに行ったのですが、売っていませんでした。
環境は、あまり変えない方が良いのかな?と思っていますが
どうするのがモンステラにとって良いのでしょうか?
EM(有用微生物群)と、椰子がらで植え替えるのがベストな場合
購入できる所をご存知でしたら教えて下さい。
また、購入時に「当分植替えしなくて良いですよ」
と言われたのですが、鉢の底から根が出ていて、新しく伸びた葉っぱは
1つ前の葉っぱより小さくなっています。
植替え時は、1サイズ大きい鉢にするのが
多いかと思いますが、2サイズ大きい鉢の方が良いのでしょうか?
それから、挿し木をしてみたいのですが
気根が出ている部分と、その次の気根が出ている部分の間で
カットすれば良いのでしょうか?
気根が出ていても、発根促進剤は使った方が良いのでしょうか?
一番上の茎と葉の部分は、どうしたら良いのでしょうか?
挿し穂の選び方の基準も、よくわかりません。
色々教えて下さい。よろしくお願いします。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/06/06(土) 22:40:05
根詰まりを起こして植え替えの必要があるという前提で。
ヤシ殻を使った用土は100円ショップで「水でふえる用土」などの名称で販売されていますが、モンステラは丈夫なので、異なる用土でも大丈夫ですよ。
EMは特に加える必要はないでしょう。

別の用土を用いる場合は、古い用土をすべて落とすといいと思います。
根をなるべく傷付けないように、水を入れたバケツの中などでそっとゆすって古い用土を落とします。

植え替えは梅雨に入ってから(関東なら間もなく)が安全。
古い葉を少し落として蒸散を抑えます。

根がぎっしりと詰まっているようなら、生長の早い植物なので二回り大きな鉢を用いることもあります。
大きすぎる鉢にぽつんと植えるような形でないなら問題ないでしょう。

モンステラはいずれの種も、挿し木は簡単。
最低二つの節が付くように切り、下の茎が埋まるようにします。
切る場所は下の節より少しだけ下の部分です。
私は発根促進剤を使ったことはありません。
気根を付けて植え付けても、すぐに水を吸えるわけではないので、葉数を減らし、大きい場合には葉を切って面積を減らします。
いちばん上の部分も同様に挿し木に使えます。

可能なら「画像掲示板」に写真を投稿していただければ、モンステラの種名・鉢の大きさ・株の状態などが分かるのですが・・・

momo 2015/06/07(日) 21:34:58
Aquiyaさん、回答ありがとうございます。
「画像掲示板」の方に投稿しましたので、よろしくお願いします。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/06/07(日) 23:23:48
写真では用土の状態は分かりませんでしたが、鉢が小さめなので、できたら植え替えた方がいいでしょう。
植え替え方法の選択肢をふたつ提案させていただきます。

A. 用土をすべて取り換える方法
はじめに書いたように、梅雨時なら用土をすべて取り換えても大丈夫と思います。
その場合は葉をかなり大胆に切って、負担を抑えるようにするといいでしょう。

B. ヤシの繊維を用いる方法
慣れていないと、根を洗って植え替えるのは不安ですよね。
不安に思われる場合は、やはりヤシの繊維を使った用土を用い、(根を洗わない)通常の植え替え方法で植え替えましょう。

用いられているヤシ殻はどんな形状でしょうか。
「あくぬきベラボン」という商品名がありますが、以下のようなサイズのバリエーションがあります。
http://item.rakuten.co.jp/planto-iwa/g06-maru-bera-0100-01/

細かいものなら、100円ショップで販売されています。
ダ○ソーの「水でふえる用土」は、「あくぬきベラボン」のSに近い形状です。
いずれもはじめは水を吸いづらいので、十分に水を含ませてから用います。

用土が入手できるか否か、植え替えに慣れているかどうかなどを勘案して判断なさってください。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/06/07(日) 23:27:15
補足です。
もし使われているヤシ殻が小さなブロック状のものなら、大まかに落とすだけで(根が食い込んでいるものは無理に取らずに)、一般的な用土に植えてしまっても大丈夫でしょう。
ヤシ殻は腐りにくいので、大きな問題は生じないと思われます。

momo 2015/06/08(月) 11:32:44
Aquiyaさん、早速のご回答ありがとうございます。

用土の部分の写真を「画像掲示板」の方に上げました。
くっついてしまって固まっている部分の方が多いようですが
元は、多分教えて頂いたサイトのLサイズの様な感じです。

用土を全て落とすのも、葉を大胆に切るのも怖いので
私には、ヤシの繊維を使った植替えが良さそうですが
モンステラにとっては、どちらが快適なのでしょうか?

それから、挿し木についてなのですが
一番上の部分は葉をつけたままで良いのですか?
茎の部分も節の部分と同様にできるという事なのでしょうか?

再度、よろしくお願いします。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/06/08(月) 21:59:36
大粒(Lサイズ)のヤシ殻はバークと同じような性質の用土だと思います。
着生ランのような乾燥に強い植物には向きますが、乾燥が激しすぎて、モンステラを育てるには水やりの加減が難しいかもしれませんね。

私なら、一般的な用土(赤玉土に三割程度の腐葉土を混ぜたもの、あるいは市販の「観葉植物の土」など)に植え替えるところです。
先に書いたように、根を傷めない程度に大まかに落として、植え替えてみてはいかがでしょうか。
大粒のものなら、簡単に落とせるのではないかと思いますが、根が食い込んでいるものは無理に落とさないようにします。
念のため、植え替えの時に少し葉数を減らすといいと思います。

水はけのいい用土を使う場合は二回り大きい鉢でもいいかこしれませんが、保水性の高い用土を使う場合はひと回り程度大きい鉢の方が無難かもしれません。
残ったヤシ殻は数年経つと腐り始めて弊害も出るかもしれませんが、毎年の植え替えのたびに少しずつ取り去るようにすればいいでしょう。

植え替え後は強い風などに当てないように注意し、半日陰の場所で休ませます。
植え替え時に水を十分に与え、その後は用土の表面が乾き始めたらまた十分に。
(たぶん大丈夫だとは思いますが)もし葉がしおれる場合は、さらに少し葉を落として様子を見ます。
植え替え後に何か変化が生じたら、またこの掲示板に書き込んでください。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2015/06/08(月) 23:44:04
挿し木のご質問を見落としていました。
モンステラの挿し木は、通常、葉を付けたまま行うと思います。
ただし、しっかりとした茎なら、葉がない挿し木(茎伏せ)も可能です。

> 茎の部分も節の部分と同様にできる

「茎」と「節」の違いがちょっと分からないのですが・・・
茎の途中には必ず節があります。

もし葉の根元にある長い部分のことなら、それは茎ではなくて葉柄です。
モンステラの場合、葉柄の部分で挿し木をすることはできません。
必ず節のある茎を用います。

momo 2015/06/09(火) 23:43:30
[[解決]]
Aquiyaさん、度々ご丁寧にありがとうございます。

ちょっと怖いですが、一般的な用土への植替えに
チャレンジしてみようと思います。

挿し木についても、詳しく教えて下さって
ありがとうございました。
よくわかっていない人に文章で伝えるのって
難しいと思いますが、初心者の私にも
解かりやすく丁寧に教えて頂いて
とても助かりました。
本当にありがとうございました。


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