道路沿いフェンスにおすすめのクレマチスは

[園芸相談センター]の過去ログです

自給自足 2015/04/29(水) 23:46:08
こんにちは、今年初めてクレマチス苗をいろいろ買い求めました。
一年生苗なので、今年は鉢で育てるのですが、来年はフェンスにも
からませたいと思います。
そこで質問なのですが、新枝咲き・旧枝咲・新旧枝咲きなどのうち、
フェンスに絡ませて翌年の管理がやりやすい(枝剪定など)のは
どれでしょうか?皆様はどんな種類をフェンス誘引されてますか?

モンチチ 2015/04/30(木) 05:10:11
一寸 ほろ酔い機嫌ですから、呂律が回っていません<(_ _)>

来年の事は来年に質問すれば良いのでは・・・・

まず、今年すべきことは、何なのかの方が大切なように思われます。

>新枝咲き・旧枝咲・新旧枝咲き
この分類方法は、ほとんどのサイトで採用され、今やポピュラーとなり、クレマチスといえば、剪定が解らなければ、花が咲かない。
と半ば脅迫的な存在です。
これは、商業的にも、ネットや書籍の表現上でも、日常会話的にも、
もちろん栽培上でも、実に便利なフレーズですが、実際には、あまり関係がない事です。
知っていれば、それに越したことはありませんが、注目させるのに便利で、格好の良いキャッチフレーズです。

その根拠は、
最近、取説絵札を見ていないので、ハッキリと思い出せませんが、
四季咲き又は一季咲き と XX枝咲 の2点が記載されていなかったような気がします。

又、買う方も、そのような絵札の裏のことまで、一々細かく読んで、検討することもないでしょう。

どんなんかなぁ とネットを開いて、そうなんだと初めて気が付く方も多い。
それでも、新枝咲きの剪定の図解程度しか記載されていないにも、拘わらず、単語だけが頭に残る。
併せて、系統分類表も覗き込む事になる。
趣味の園芸で、果たして、系統分類表まで、必要かどうか疑問が残ります。
ここに、マジックがあるように感じられます。
むしろ、どこの蔓に、葉が何枚育ったら、どこに写真のような花が咲くのかの方が、より親切なようにも思いますが。
その限界はどうなのか。
クレマチス だけ は、実に不親切で、そこには触れていない。
ただ単に、剪定すれば、そのうちに咲くだろう。咲くはずである。
まるで、理研小保方早稲田事件のようなもの、STAP細胞は、あなたに別段言われなくても、有るのは誰しも解っている。それが何なのか、それからどのように育てたら役に立つのかが解明できていないだけです。
水素から人間を作ることができます。なぜなら現在では、水素が原子番号1ですから、水素から人間を作るのは、どのような条件なら組み立てられるのかがわからないだけです。
私たちは、そこが、知りたいし、利用したいだけとは、思われませんか。
もっとも、何百億年何兆億年も経て、いくら科学が進んだとしても、自然が作り出したものですから、ほぼ不可能なことですが。
それ以前に、考える人間自身が絶滅しているかもしれません。
これと同じ理屈と思いますが。

解らない以上、各自が考えない対応しないと致し方がありません。

更に、鉢植えの写真が載っていれば、確定してこれしかないと記憶される。
もっとも、鉢植え栽培が主流ですから、それでも良いのですが。
鉢植えには、根張りと高さに限界がありますから、おのずと新枝咲きが望ましい。草丈が短くコンパクト。
次に、鉢植えでは、花が小さくて花数が多いか、大きな花で花数少なくなるかの選択となります。
花が大きくて、花数多ければ、古来思想のワビサビ感(活花茶花)は、著しく損なわれるため、好ましくない。
となれば、新枝咲以外は、除外されるべきものですが、大きい花も欲しくなる。
根域が狭いだけに、それなりのものとなってしまいますが。
他に、夏越しと冬越しの問題があり、気付かないうちに、自然になんとなくバランスが取れているのかも。

総合すると

本来あるべき自然状態の姿。(ワビサビ、静寂の中の優雅さ?)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7d/9f639a9f14dde15c7b1e0014946affd5.jpg

従って、実務的には、
剪定には違いないのですが、切り戻し剪定と記憶した方が理解しやすいです。

今年の課題は、
1)蔓植物特有の、誘因(クレマチスの場合には、葉柄と蔓の絡ませ方)のこまめさをどのようにしたら、格好よく表現できるのか。

2)併せて、いろいろ買った品種品名別、蔓の成長度合をメーカーに聞いて、手持ちの個体と比較して、有るべき誘因手順を推測する。
できれば、月別温度別相関図。
ネットでは調べられないでしょう。

3)蔓葉の事が理解できれば、根の特徴も知らないと、幼地苗を鉢植えして育苗している価値も半減してしまいます。
細根優先品種と太根優先品種があります。
更に、それぞれについて、鉢植えでは限界がありますから、根を長くまっすぐに育てるにはどうすればよいか。
鉢植え独特の、ルーピング現象があり、根詰まりとも言いますが、これが、自由性のない固着された環境になった時に、支障が起こってきます。

最後に
>皆様はどんな種類をフェンス誘引されてますか?
ほとんどの人は、無頓着です。
気に入って、買ったクレマチスをそのまま植え付けているだけですから、地域性やその年の流行(販売店の好み)で、決定されます。
私も無頓着です。

絵札表示名も、商品ですから、品種名として、統一されていません。
食料品でも、メーカーなのか、商社(PB)なのか、取次店なのか解りにくい会社名といつになったらつながるのかも分からない電話番号しか表示されていないようなものです。

何でもそうですが、こまめに管理すれば、それなりに華やかになります。
花が多すぎても困りますが、こまめに管理すれば、花数は多くなります。

キュウリや豆など果実の誘因の仕方と朝顔やグリーンカーテンの仕方と
クレマチスの誘因の仕方は、絡み方や目的が異なるように、微妙に違います。

こまめさと神経質は、違いますから、どうでも良いことですが、
無頓着でも、それなりに楽しんでおられますから、それこそ適当で良いというのも、クレマチスの特徴です。

ちなみに、新枝咲き・旧枝咲・新旧枝咲きと強剪定・弱剪定・任意剪定は、同じ意味で、単なるキャッチフレーズの流行です。

>翌年の管理がやりやすいか
それぞれ一長一短があり(品種別系統別、成長度合い、開花特性。景観の好み)、更に地域性や環境(夏冬に枯れやすいか)にもよります。
従って、個人個人の好みです。

自給自足 2015/04/30(木) 12:52:57
[[解決]]
モンチチさま、回答ありがとうございます。
はじめて育てる鉢植えのクレマチス、蔓というより本当に葉枝がからまると、解くのが大変なのを実感いたしました。
おっしゃるとおり、こまめに観察して育てる事が大切だと解りました。
また、夏冬枯れやすいのもあるという事ですので、置き場所などをしっかりと検討したいと思います。
フェンスの件はおっしゃる通り来年質問する事にして、今年は一年生苗を上手に育てて開花させる事に専念いたします。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター