パラシュートプランツについて

[園芸相談センター]の過去ログです

クボタ 【関東】 2014/11/20(木) 16:26:34
夏の終わりごろからパラシュートプランツを育てています。最近、花も咲かず、上のほうの葉っぱが萎れてきました。また、鉢底に綿カビが少々生えていました。室内の暖かい(今は最高で20度位、低くても15度)場所で、土が乾いたら水をあげています。改善したほうがいいところはありますか? 我が家の近くでは珍しく、枯らしたくありませんのでご協力お願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/11/20(木) 20:13:32
不調に対しての直接のお答えでは無いですが、参考にしてみると解決に繋がるかもしれないので・・・。

初めて聞く名前なのでおそらく日本には前からあった植物の「新販売名」なのだろうと思い調べてみると、セロベキア・サンダーソニーと言うガガイモ科の植物でした。
セロベキア・・・何か聞いたことがある学名だなと思っていたら、以前栽培していた多肉植物の「ハートカズラ」を含む学名で、もしかするとと思いさらに調べてみると日本では前から多肉植物の「酔竜」として知られていた植物の様です。これを近年、業者が珍しい形の花の観葉植物として名前を変えて売り出したという事の様ですね・・・。

この種は日本での耐寒性がまだ確認できていないと書かれていましたが、耐寒性以外の日常の管理の方はハートカズラと似たような環境や管理で良いようです。だとすれば多肉植物扱いの環境と管理が必要。
まずはハートカズラの育て方をご自分で調べてみて、それと違った管理をしていなかったか思い返すことが不調の解決に繋がるかもしれませんよ。

個人的には多肉植物なのに鉢底にカビが生えてしまうとのことなので水遣り頻度が多すぎの様に感じます・・・。
多肉植物は土が全体に結構乾き気味になってから水遣りする物が多いので、水分が土の中で常時少し残っていたことによる根腐れ気味の可能性もあるかもしれません・・・。

サバンナ境 2014/11/20(木) 20:58:26

一般的に、珍しいor高価なものほど取り扱いが難儀なものが多いものです。
更に初めての栽培となると益々・・・・(^^♪とはいきません。

熱帯性サバンナとか、多肉系蔓植物などで、葉茎芋による水分や栄養の貯蔵庫がないものは、中途半端でほんの一寸した手違いで、突然死があります。又、最近話題になっているマラリアやエボラのように、原産地ではある程度の免疫があっても、異国の日本での病気やカビに弱い面もあります。
住むところが変われば、秩序や調和が崩れています。
いずれは、自然に順化されることでしょうが、原種ということから、現地の環境に合わさないと仕方がありません。
といっても、現地の環境とは何かが解りません。

そこで、曖昧な内容ですが、いろいろなサイトのHow to 栽培をヒントに試してみないと仕方がありません。

そこで、一つ一つ問題をともに考えてみましょう。
(私のポリシーは、好きな草花を通して、いろいろな問題を共有し助け合いながらその問題を解決し更に、それを趣味の園芸のみならず、広く日常生活にまで反映しましょうです。)

>最近、花も咲かず
シーズンオフに入ったと考えた方が、楽かも。
理由は、陽射しが弱く短くなった。 気温が低くなってきた。
室内は暖かいといわれますが、ルスもありドアの開閉もあり、寒暖計で実測してみないと正確性に欠けるかもしれません。(植物の置いてある位置で計測する、概ね日陰側の植木鉢の位置)

>上のほうの葉っぱが萎れてきました
これから室内管理しなければならない場合も増えてきますから、多くの草花や人にも共通する事項です。
風通しのよい比較的安定しやすい屋外と違い室内は、大気温度や大気湿度も不安定です。まして上の方は、弱く未熟な新芽新葉の位置です。
夏場の幼児の寝冷えや冬場のシャワーでの風呂上がりには、体が冷えやすく風邪をひいたり、冷たく乾燥した冬風に当たればアカギレや肌荒れになりやすいものです。
そこで、一つの方法として、鉢や地表から一握り上〜新芽から一握り上
まで、支柱を立てて、サランラップで、軽く養生すれば防げるかもしれません。

>鉢底に綿カビが少々生えていました。
意味が少しわかりませんが、一方的に判断して、水受け皿が湿っていませんか。
水受け皿は、水遣り回数省略の為に水を貯めるものではありません。 床が汚れないための汚れ防止皿です。
シクラメンなどのように、中には、底面吸水方式もあります。
多くの場合には、表土にカビが生えるという、質問も増えてきます。
この場合には、簡便法として、割り箸で表土を軽くかき混ぜれば幾分抑えられます。
室内は、横風がなく、極めて微弱な対流風(上下風)しかありませんから、表土は乾燥しても、鉢中の土は乾燥しにくいものです。
その表土も乾燥しても、一皮程度でその下の土の腐食汚物に、黴の菌糸が育てられます。

>土が乾いたら水をあげています
水遣りは、土に水分を含ませるものではありません。
根を湿らすものです、特に、人工栽培でもっとも大切な綿根産毛根の乾燥を防ぐものです。
併せて、根に新鮮な酸素を送り込むことです。(換気)
常に、根を意識しないといけません。

>枯らしたくありません
最初の事ですから、まず綺麗に育てることを目標にせず、みすぼらしくとも越冬させることです。

簡単に言えば、どの花でも、買った時が一番格好がよく、次第に乱れてくるものと思い込むことです。
次に、気に入ったお花なら、なにでも直ちに繁殖させて、予備苗を持つことです。
ありふれたお花であったとしても、世界じゅう探しても、その花の個体は、だった一つしかないものと思い込むことです。

パソコンでも、同じメーカーの同じ型番は、大量生産ですから、星の数ほどありますが、マイコンは、世界に一台しかありません。
このようなものです。どれでも同じようなものですが、使い勝手が悪いものです。

ということで、春になれば、又は捨てるクズがあれば、どの部分でも、挿し木して、予備苗を持つようにしましょう。
多肉や蔓性植物は、比較的挿し木が簡単なものが多いです。
暖かくなれば、みすぼらしくともリフレッシュされて、綺麗になるものです。
後は、病害虫お邪魔虫等の雑音防除しだいです。

クボタ 2014/11/22(土) 17:48:55
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ばんざいうさぎさんへ ありがとうございました。実家にハートプランツがあるので詳しく聞いてみようと思います。
サバンナ境さんへ ありがとうございました。 パラシュートプランツだけでなく、園芸全ての参考になりました。

ばんざいうさぎ「解決後」 2014/11/23(日) 14:20:55
ご実家の「ハートプランツ」はちゃんと「ハートカズラと同じもの」ですか?ハートカズラと書くところを書き間違えたのとは違うのでしょうか?

一般的にハートプランツと呼ばれて売られている物は科が違う全くの別種ですので栽培法が違います(ハートプランツの方も以前栽培していました)。ご実家にある物がもし別種のそれであれば、パラシュートプランツの栽培の参考にはならないのですが・・・。

クボタ 【関東】 2014/11/23(日) 15:47:56
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実家のはガガイモ科のハートカズラです。書き間違えました。


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