いちごの葉枯れ

[園芸相談センター]の過去ログです

てるてる 【近畿】 2014/11/06(木) 11:29:18
今年初めていちごを育てています。
2014/10/5 一季成り宝交早生等6苗、四季成りの夏姫を6苗、65cmプランターに2苗ずつ植えました。
土はホームセンターで買った元肥入りのものを使用、庭の雨の当たる場所、午後から日が当たり、水やりは既に控え目にしています。

今の所一季成りの方は全て元気に育っているのですが、夏姫は6つの中4つが外側の葉から枯れて来ています。
11月頃から葉全体が黄緑の様な色の葉だったものが枯れ始めました。
クラウンから新しい葉(深緑色)は出ているのですがこのままで大丈夫でしょうか?
また枯れた葉は取った方が良いでしょうか?
残りの2つについても一季成りより株が小さくて心配しています。

苺ちゃん 2014/11/06(木) 14:37:36

難儀なことですね。
気休め程度に、蕾が見られるまで殺菌消毒するか、又は、そのまま様子を見守るしか方法がないです。
一般的には、傷んだ葉を摘みとる事は、他の葉に伝染する危険性が、少なくなるので良い事ですが、これから気温が急激に下がってきますから、
新しい葉の成長も遅くなり、結果的にすべての葉を取り除くことになります。
本来のイチゴの葉の役目は、光合成は別にして、冬の季節風や霜からクラウンを保護する働きもあります。

害虫や黴病なら見ればわかりますが、葉が傷むということは、その原因が分かりにくいものです。
葉の寿命、寒さによる脱水霜焼け、吸汁害虫による痕跡と細菌病との区別ができ難いものです。沢山同じ品種を栽培していれば、比較できますが。
病原菌被害の多少も、環境や施肥潅水管理や品種の耐病性などにより、異なってきます。
概ね、株数の少ない家庭菜園では、全く被害がないか、すべて病気になるか、極端に分かれやすいものです。
そこで、細菌病として、消毒でもしてみようとなっても、株数が少ないと、農薬が余ってしまい、危険管理と保管管理に悩むことになる。
更に、実がなれば食べたくなりますから、こちらも不安の要素になったりもします。
では、苗を捨てて、植えなおしたら良いかといえば、気分的経済的は別としても、発病しないという保証がない。
何を優先させて決断するかは、栽培者本人でなければ、解りません。

気持ちよく食味すると考えれば、草イチゴは花が咲いて収穫するまでの期間が短いので、蕾が確認できるまでの消毒なら、ほぼ安心できるのではないでしょうか。

比較的、四季なり性イチゴは、ワイルドストロベリー時代には、病害虫に強いとされてきましたが、急速な技術革新の結果、HT品種などいろいろな品種が発売され、耐病性が未知数のものが増えてきました。
今後も、売れる品種として、増えていくことでしょう。未販売研究段階の品種は、どの分野でも沢山あります。
その結果、どの分野でも、分業分担市場として、種子の利用者消費者が実験場化になりつつあります。β版種子とも言われています。
誰でもいつでも育てれば、それなりの喜びが与えられる低リスク平均値時代から、今すぐに売れる商品づくりの個性化時代自己責任化時代に移り変わっています。
そこで、好みや思いつきで選ぶのではなく、広報のみならず、口コミや体験記などできる限り、その性質の是非が、個人個人の能力に応じたものかの選び方が、要求されてきます。
イチゴ栽培なら、手元に置きたいのか、たまごっちゲームをして育てたいのか、食べたいのか、成長過程を観察したいのか、プログに載せたいのか等どれか一つのテーマを選ばなければ、ならない時代になってきました。高学歴時代ということもあり、だれしも、意味不明なこだわりが強くなってきましたから、常に気分がすっきりせずモヤモヤっとした気分を持ち続けることにもつながります。知識や情報がなければ、気が付くことはない。気が付くことは、誰しも頭がよすぎることです。
誰しも、テーマ等を一つに絞って、どこかで、妥協しない事には、解決しません。 もっとも、シンプルなあみだくじ流が、一番似合っているかも。
私は、ビンゴゲーム流です。

主な病害虫
奈良県
http://www.pref.nara.jp/16221.htm
佐賀県
http://www.pref.saga.lg.jp/sy-contents/shigoto/nogyo/nougyoushikensenta/kenkyu/nouse/by/itiran.html#itigo 

お手軽殺菌農薬として、ベンレートやオーソサイドなどがあります。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00152.html



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