サツキやつつじについて

[園芸相談センター]の過去ログです

素人 【関東】 2014/10/18(土) 23:08:23
今年、初夏に花つきのサツキを買ってきて、そのまま根土をとらずに庭の南、竹垣の前に植えました。日あたりは、よくない場所だったのですが、そのせいか花が終わると、だんだん元気がなくなり、水やりもしたのですが、あっという間に枯れてしまいました。原因は何でしょうか?

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/10/18(土) 23:55:35
お答えではありませんが、気になったもので・・・
お植えになった場所の、元々ある土の土質や種類名、もしお解りになればその土が酸性気味かアルカリ性気味かもお書きになった方が良いと感じます。水はけの具合も必ず書いて下さい。

ツツジ類は種類にもよりますが酸性に傾いた土を好むものが多いです。もし土の性質を考えずに土の調整(植える場所の周囲の土を入れ替える)を行わずそのまま植えてしまうと不調に陥るものもありますが・・・。

もし土が何土か解らずpHを一度も計った事がなければ薬局でリトマス試験紙を買ってきて測定してみてください。

通りすがり 2014/10/19(日) 23:50:19
サツキは梅雨時期が移植に適しており時期的問題はなさそうです。
また、酸性土を好みますが日本に古来から自生していることから分かるように元来サツキは強健であり簡単に枯れることはなく日陰すら耐えます。

あえて枯れた原因を想像すると

・植え方がまずかった
・忌地だった
・水枯れ
・病害虫にやられた

くらいでしょうか。

サツキ躑躅 2014/10/20(月) 15:28:44

結果的には、植え付け失敗ですが、今回の場合の原因は、
主に、水切れ(根の乾き)と考えられます。
一寸慣れれば解ることですが、買った根巻株は、根と根土の乾燥を確認した方が良い。
表面の根土は水を掛ければ、表面だけ濡れて、根の隅々まで湿っていない場合がある。根土の表面は、湿りやすく乾燥しやすい性質があり、一度乾燥すると、土は水を含まずに、流れ去り、中まで浸透しない。
中まで、浸透するまでに、時間がかかります。その時には、補充される水は、流れ去っていますから、中は乾いている・十分浸み込んでいない状態となります。
つまり、根は乾燥していても、表面の土は湿っている事に、気が付かない。 そのまま植え付ければ、根が乾燥したままでですから、加速度的に、枯れが進みます。
植えた後で、いくら潅水しても、根の中心まで、水は浸み込みにくいものです。
対策として、根の乾燥具合を確認する(土ではない) 面倒なら、30分ほど根土ごと水を張ったバケツに沈める。
・・・・サツキの肥料は、水であると割り切ることです。 水切れは致命傷で、根の乾燥によるダメージは回復しません。
そこで、短絡的に、今回は植え付けですが、植え替える場合には、根土は、すべて洗い流して、根切りや根を解し広げて植えるというのが、なかば、常識的な作業のように、噂されています。特に、サツキ盆栽

ところが、根をいじくれば、当然、地上部も剪定しなければならなくなります。・・・・根と茎葉の保湿バランス
開花株では、心情的に、それができないものです。

根と根土の保湿移行の実験は、小麦粉を水で溶く場合に、水の中に小麦粉を入れるか、又は 小麦粉の中に、水を入れるかで、その違いが良く解るとおもいます。・・・・小麦粉の玉の有無。
小麦粉でなく、片栗粉なら とか、沸騰した水と高温の油なら・・・・
とその状況により、微妙に異なります。、

面倒なら、とりあえず、植え付ける根(根鉢)は、しばらく水に沈める。

その他
植え付け穴は、広く深く耕し、土をよく解す。
埋め戻す土は、湿らせる(湿っているか確認する)
静養の為に、2週間ほど、株は、日陰管理する。(涼しい時期に植え付ける・株元に直射日光を当てないように、マルチングする)
ひと夏は、毎日十分に水やりする。(旅行に注意)
葉がなくなるほどの大巾な強剪定のときにも、根の保湿に注意。
・・・サツキツツジは、根が極端に浅く、広く成長する性質があります。表土は乾きやすく寒暖の差が激しいものです。
比較的寒さに強く、根の高温や乾燥に極端に弱いものです。
従って、ツツジの系統は、日当り良く、湿潤で、寒い地域に多く群生しています。
代表的なのが、ヒース(嵐が丘)・ブルーベリー(森林・健食のTVCMでよく見受けられる。)・シャクナゲ(山岳系)・・・

又、酸性土壌が、必須条件のように言われていますが、余程アルカリ土壌でない限り問題はない。 鉢植え(盆栽)の世界では、限られた量の土(極限まで土は少なくする、植木鉢は、薄い狭い)のなかで、株も大きく?古木化させますから、根の環境維持の為に、排水・保湿・通気・酸性・塊構造によいという便利なものが、日本に豊富にある 鹿沼土が利用されるようになった。鹿沼土=酸性必須土壌というものが、独走先走りした。日本の地植えなら、酸性土壌にあまり意識する必要はない。
と私は、思います。

酸性を意識するより、水切れ乾燥に注意すべきです。
特に春から秋口にかけては、要注意。

良くみられる、石垣植えは、サツキの性質(生育環境)に良くあっているように、思います。
 
  

じったん 2014/10/24(金) 14:18:24
つつじ類は、とくいでないですが、

植え付けるときに、根の土を落として、根を広げて植える、

酸度にちょっと配慮する。(自分は鹿沼土かピートモスをいれるようにしていましたが、不要かもしれないんですね。わかりました。)

水はけは重要だが、水切れは死に至る。

根元にガンガン直射日光あたらないほうがよいかも。

そんな風に思ってましたよ。

サツキつつじさん、ありがとうございます。スレ主さんではないのですが。


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