成長が早いつるバラ?

[園芸相談センター]の過去ログです

ドリーム 【近畿】 2014/10/17(金) 10:41:29
2メーター余りのアーチの片側に7.8年前にシンデレラを植えていましたが、この2.3年花付きが悪くなっていました所、最近カミキリの幼虫にやられ枯れてしまいました。

アーチの半分が空間になってしまったので、早く成長するつるバラを植えたいのですが教えて頂けないでしょうか? 花付きの良いピンクか赤がいいのですが。
よろしくお願いします。

バラふぁん 2014/10/19(日) 22:11:46
ピエールドゥロンサール(ピンク)、アンクルウオルター(赤)
をおすすめします。うちは、陽当りが悪い(3時間程度)ですが、
かなり花がつきます。

なお、赤のツルはうどん粉がつきやすいので注意が必要です。
うちのアンクルは幸いにしてうどん粉はあまりつきませんで
したが・・・

それから、ツルバラは、1年目は成長はたいしたことがありま
せんが、2年目になるとかなり猛烈です。特にピエールは、
すさまじいです。

gardenfan 2014/10/21(火) 22:37:00
>7.8年前にシンデレラを植えていましたが

私は2006年にkerdesのシンデレラをドイツで購入してきましたが、日本では2010年頃に漸く京成から販売されましたので、別のシンデレラかと思います。
kordesのシンデレラ 病気にも強いのでバラ会で薦めています。返り咲きもしてくれます。接ぎ木部分は5センチほど埋めて下さい。そうすると
ベーサルシュートが良く出てくれますし、自分の根を出しますのでカミキリ被害にあっても枯れません。

ドリーム 2014/10/25(土) 09:58:00
ばらふあん さん
gardenfan さん  

ご回答ありがとうございます。
ピエール・ド・ロンサール はルージュ、ブラン と3種類フエンスに植えていますがとても丈夫で花付きも良いです。

シンデレラは2008年に京成バラ園で購入しました。
接ぎ木は5センチ埋めると良いとの事ですが、カミキリ虫の予防には 接ぎ木は地面より上に出して根元を明るくして置く様にと言われていますが、如何なものでしょうか?   

じったん 2014/10/25(土) 14:24:49
根元を明るくして、こまやかに観察してカミキリムシの被害を早期発見する、というセオリーと

深く植えると、
カミキリムシが食べても、台木ではなく、接がれたその品種の部分がのこりやすいので、再生しやすい、

っていうセオリーがあるんですね。

どっちも正論だと思います。

自分も深うえしたバラが、カミキリにやられたけど、深うえのおかげでたすかった経験があります。

こまやかに観察しないで手抜きでバラ育てするポリシーですから、

僕は後者をとりますね。

じったん 2014/10/25(土) 14:27:18
スレの趣旨とずれてしまいスミマセン。

すれ主さんのおっしゃってるのは、

はやく見栄えが良くなる品種ということですよね。

ドリーム 2014/10/26(日) 17:31:48
[[解決]]
じったんさん

早く見栄えのするつるバラを探していますが、実の所カミキリの幼虫に
悩まされていました。

根元が暗くなる株には深植えにしてみようと思います。
ありがとうございました。

gardenfan 2014/10/29(水) 00:15:18
2008年に京成ならkordesのシンデレラかもしれません。
葉が照葉で丸っこいなら確実です。病気に強い品種ですが、接ぎ木部分を地上に上げると地上30センチくらいからサイドシュートしか出さなくなって古木化します。5センチ地下に埋めるとベーサルシュートが確実に出てきます。そうなったら確認の為に掘り返すとシュートの出たところから自分の根をだしています。
また地下にすることで自分の根を出しますのでカミキリにやられても穂木の部分が枯れずに復活します。
地下に埋めると言っていますが、理想は元々の地面の5センチほど上にセットして盛り土をして結果的に接ぎ木部分が5センチほど土に隠れるようなレイズドベッドがお勧めです。
接ぎ木部分を地上にというのは、アメリカのPaul ZimmermanはMyth戯言とまで言っています。何故このような戯言が日本で広まったのかというと、宝塚などの産地が癌腫まみれになった後で奈良や岐阜などに産地が移動しましたが、そこは柿などの果樹苗産地だったからです。そして果樹苗は接ぎ木部分は地上にするのが原則です。何故なら地下に埋めると穂木から自根が出て、樹勢が強くなって枝がどんどん伸びて葉が茂るのですが、実付きが極端に悪くなるからです。
しかしバラの場合は徒長枝つまりシュートがどんどん出る方法なので地下に埋めるというのが正解だと思います。海外では接ぎ木苗よりも挿し木苗の方が活着後の成長が良いというのが一般です。
コルデス、オースチン、バガテル、ザンガーハウゼンなどのバラ園は地下に埋めていますし、デルバールやメイアンなんかも地下派です。
私のバラの先生もその著作で1990年代に鉢植えでも接ぎ木部分が土で隠れるようにすることを薦められています。全国展優勝数十回の先生です。ご自宅のバラはレイズベッドになっています。
それと地植えは大きな穴を掘って植えなさいとも言われていますが、労多くして益なしです。バラは地下の根の長さに比例して地上部分が成長します。レイズベッドにすると水平方向に根を伸ばすことが出来ますので成長速度が速いです。バラの根は真下方向に延びると勘違いされてる方が多いです。接ぎ木部分が5-10センチ土が被さるような盛り土がベストです。
既に植えられているバラもこれから盛り土して接ぎ木部分が隠れるようにすることをお薦めします。
我が家ではツルバラは深植えにして、ベーサルが3本ほど出てくれば6-8月に昨年の枝を削除して行き、結果的には古い枝は秋には2本程度にします。2年目に枝には秋に返り咲きしてくれることが多いので。
このようにシュート更新していれば、古木化することはありません。

それと株元が暗くなる....意味不明です。ツルバラはある程度シュートが伸びたら地上50センチ程度の葉はすべて除去した方が、黒星対策にもカミキリの発見にも繋がります。
ツルバラは翌春には満開になるものがほとんどです。品種よりも植え方の方が重要かと思います。


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