サルスベリとシキビの根について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

ばらの騎士 【関東】 2014/07/27(日) 23:13:26
 教えて戴ければ幸いです。
 サルスベリとシキビが墓に植えてあります。それなりに広いお墓なのですが、根が伸びて石の外柵を破壊しないか心配しています。両者とも根の張り方はどうなのでしょうか。
 墓に植物を植えると外柵を傷める、とよく言われますが、すべての樹に言えることなのでしょうか。お知恵を拝借出来たら幸いです。

墓石と植木 2014/08/05(火) 10:45:04
はっきり言いますと、貧乏人は、個人占有の墓石内にいかなる植物をも植えてはなりません。
貧乏人とは、常駐する専従の使用人(本人を含む墓守)を継続して永久に保持することができるかどうかで決まります。
世の常として、栄華盛衰もあり、お国替え(転居転勤)や天災疎開戦争事変や子孫が途絶えるなど日常茶飯事のことです。
昨今の時流として、氏(家系)は無視され、名前(個人の尊重)優先に偏っています。
従って、墓石を置くことは簡単なことですが、墓を守ることは、至難の業です。今や墓石という、使い捨てのインテリアとなっています。
子々孫々まで、先祖を守るという精神は、消去され忘れ去れたものと割り切らなければならない。
今の流れは、相続財産の争奪戦のみで、墓守など眼中にありません。
墓石を持つことは、贅沢な境遇にあるといえるでしょう。もっとも栄えている状態で、この上はなく、あるのは衰退するのみです。

反面、樹木は、植えた当初から、管理が行き届く限り繁栄していきます。簡単に言えば、個人所有の墓のみならず、前後左右の墓石まで、破壊してしまいます。身近な光景として、廃村で見られます。
墓石にたどり着くことすら不可能に近い状態です。
こぎれいな墓地があることは、それだけで裕福な象徴といえるでしょう。

バブル後半に、墓石を新設するブームが日本各地でありました。
その時に、常緑の松や宗派によりシキビが植え付けられました。
バブルの言葉すら死語化した今や、松は巨木化しシキビも鬱蒼として、
社会問題化しています。他人の樹木は、伐採することができないからです。まして、墓地に宿る命を絶つということには、抵抗がある。
隣の墓石が誰なのかも解らない。長年生まれ育った故郷の墓地ですら解らない。体力があるうちに、儀式として、木の魂を抜いて(感謝をこめて供養する)、伐採した方が望ましいと思います。

何事も、空間(余裕)こそ最大の贅沢である。

貧乏人とは、何も財産の有無多少だで、判断されるものではない。
すべての面に対して、自由性があるかどうかです。
莫大な財産があっても、寝たきりでは貧乏人といえるでしょう。
更に、健康であったとしても、時間がなければ、貧乏人に入る。
時間があっても、争ってばかりしていれば、何もできない。すなわち貧乏人である。
衣食住蓄えなど何もなくても、自由であり意思と行動力があれば、貧乏人ではない。

詳しくは、お経の意味を理解してください。尚、それぞれのお経に書かれていることは、微々たる一部でしかない事にも配慮する必要があります。その他書かれた時の情勢や政治的なものによる偏見もある。
そもそも日本のすべての経典は、膨大なジグソーパズルのワンピースをもってこれこそ唯一の全てとしているからです。
過去の歴史において、もっとも影響力を持った経典が、真実であるとされていて、その元素を追求した人は、だれもいないからです。
又それを欲した人はすべて、抹殺されたからです。又抹殺する必要があったからです。又は、島国であるが故必要性もなかったし、気も付かなかった。今も昔も、ロストワールドの中で生存している。
私も、身も心もわずかなぽろ布をまとっていますが、井の中の蛙で十分すぎるほど満足しています。一度や二度は大海に出ましたが、忙し過ぎて煩わしいものです。井の中が一番安らぐ。いくら金糸銀糸紫紺の衣を身にまとおうと窮屈であり、3日と着ていられない。又3日もすれば、元のぼろ布よりみじめになる。それなら最初のぼろ布の方が良く似合う。
漱石より霞を食らっていた方が、はるかに気が休まる。

ということで、現在のみならず将来の立場と環境を考えて対処してくださいとしか言いようがありません。

ばらの騎士 2014/08/06(水) 14:28:23
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墓石と植木さま

 大変参考になりました。持てる者の不幸と申しましょうか、広大な墓地があることは負担が大きいのはやむを得ない事で、かと言って整理することは、現当家が衰退しているようで、位牌を汚すことになり、容易いなことではありません。

 もっとも、広大な墓所が荒れ果てている他の大名家を見ると、栄枯盛衰で悲しくなってしまいます。
 将来の立場など、まったく予想が付きません。明日の食事すら判らないのですから。しかし、少なくとも、現在の当家は墓所を改修できるのだという喜びを持って、考えたいと存じます。


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