菊の剪定について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

さき 【近畿】 2014/07/15(火) 15:09:12
小菊の挿し木を4月にし、定植後、何度か先を摘み、脇芽を殖やしながら育てていますが、いつ頃までなら剪定作業を繰り返して良いのでしょうか。秋に咲く花なので、まだ大丈夫とは思うのですが、花芽を摘んでしまつたらと思うのと寒菊も同じようにして育てています。剪定について教えてください。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/07/15(火) 23:20:22
剪定と言うよりも今回のご質問は「摘芯」と言うのが正しいかと・・・。
これを行うのは小菊の系統や品種によったり、個人的な利用法次第と思いますが・・・。

まず、小菊の品種名はおわかりですか?品種名不明でも、日本小菊か、洋菊の小花のものかぐらいかは見分けが付くと思います。もし差し使え無ければ、大体の系統や品種の予想をする為に親株の入手方法の方もお書き願えませんでしょうか・・・。

普通に流通している小菊なら一般家庭で楽しむには挿し木苗のうちから摘芯を繰り返す必要はありません。まだ根も少なく株が充実してませんから摘芯を多くしても、それほど花数は付いてくれないと思いますし・・・。もし株が幼くても摘芯すればするほど多く蕾が付き花数が増えてくれると仮定すれば、比例して株の体力の消耗がそれだけ強くなってしまう事になります。でも、植物は自分の育ちに見合った生育しかしませんからおそらくそういう事は無く、もし蕾が沢山付いても大きめな蕾だけが咲き、未熟なまま咲かないで終わる蕾もあると思われます・・・。

一年目だと摘芯を一度も行わず、株や根の方の充実を一番の目的として株の体力ができるだけ消耗しない様にと、蕾が付き次第摘んでしまう人もおられます。私も菊の挿し木をするなら一年目は摘芯はしないと思います。私は小菊を種子から育てた経験がありますが、株が有る程度育つまでは蕾も出来次第摘んでしまって、はじめて咲かせたのは3年後でした(実生は挿し木より生育が遅いから)。やはり株や根を優先にできるだけ充実させたいですし花を咲かせても数は極端に少ないし、品種によっては株が幼いと初花の花色が本来の色あいで咲かない事も多いですから。

まず株自体を丈夫に育てるのが優先です。一応好みの姿に摘芯しても株を弱らすような支障は特にはないと思いますが挿し木の一年苗だと、「摘芯するほど花が多く咲く」と言う事は望めないないかもしれないというのは承知しておいて下さいね。
秋咲きの物であれば、もう摘芯はやめておけばおそらく「蕾さえも付かない」というほどではなく済んでくれると思います。今年は本来の花色では無いかもしれないけど、いくつか花が見れれば良い程度とお考えになって下さいね。

小菊の仕立て方は、庭に生やしておき適宜切り花に利用したいのなら来年からは一度も摘芯せずに育てた方が良いです。日本菊の小菊や洋菊の系統(マトリカリアなどとの交配由来)でも、普通の小菊も切り花専用の品種も一度も剪定を行わずとも有る程度茎が伸び自然に分枝していって上の方にまとまって咲きます。これらは本来枝を剪定する必要はなく、品種によっては蕾が付きすぎれば花数制限と同時に咲き揃う様にと大きな蕾を残し小さな蕾を摘む「摘蕾」をします。
ただ、これは摘芯では無いですが花をできるだけ綺麗に咲かせたい人が上の蕾が出来てきてから茎の下の方の未熟な小枝を取り除いてしまう事(木で言えば枝の間引き剪定の様な物)がある程度です。

普通の菊は晩秋には地上部が枯れてしまい、春に新たな芽が出て育ち年数を経るごとに茎数も一茎に付く花数も段々多くなってくれる性質の宿根草です。地上部が毎年入れ替わるのでもし摘芯が必要でも株が成熟してから行っていけば良いので、挿し木苗のうちから行っても花数の増加はあまり望めないので特に意味は無いのです。

ただ、小菊でも外国交配由来の「ガーデンマム」の様な草丈低く枝数多くこんもりと仕立てるべき物なら、品種によっては適宜摘芯を繰り返し仕立てるのですが、見栄えしてくれるのは2〜3年目以降からでしょうか。小菊と言うのがもしガーデンマムやクッションマムの系統の事なら市販苗だと摘芯なしでも自然にこんもり育つようですが、この性質が遺伝子レベルでの改良では無く、もし矮化剤使用による物だと個人で挿し木苗を作って殖やす場合は別途矮化剤購入・使用して育てなければ未処理の場合本来の草丈で育ってしまいガーデンマムやクッションマムの様な丈が低くこんもりとした姿に成らない事も・・・。

もし個人的な好みで、本来は普通の丈に育つ日本小菊を丈低めに枝を多く育て花をびっしりと咲くように仕立てたいと言う場合は、「小菊の懸崖仕立て」の枝の摘芯方法を参考にし好きな形に応用して行えば良いと思います。でも懸崖仕立ての場合は懸崖専用の品種の小菊を使用しますので、普通の品種の小菊を使っての摘芯では思うほど花が多くならず綺麗に揃って咲いてくれない可能性もあるかも・・・。

好みの仕立ての形がある場合は、出来る限りその仕立てに近い形の仕立て専用の小菊品種を用意すると綺麗に咲き揃います。菊は目的別の改良が特に多く行われてきた植物なので、品種によってはその品種推奨の仕立て方とかなり違う仕立てをすると、どうしてもどこかに無理が出易いです・・・。

懸崖 2014/07/17(木) 03:37:15
参考サイトに寄れば、9月初旬が最終摘心のようです。
http://jyunnene.fc2web.com/kiku/doc/kiku00.htm
http://www2.ocn.ne.jp/~greenfrm/kiku.html


以下余談

菊に関して細かい性質はわからない。
基本的に、菊は草丈が高くなる。草丈が高くなる事は、倒れたり鬱蒼と茂って、場所をとる
従って、私は、9月上旬まで、株元で刈り込んで刈り込んで草丈を低くしている。
矮化剤を持っていても、使用していない。

今年は、面倒なので、小さいつぼみを確認してから、挿し木してみようかとも考えている。
又、4月に秋咲き大菊が咲いているのを見た。
そこで、今挿し木苗を植え替えたばかりなので、
草丈が30cmまで育つたら、短日処理して、何日後に開花するか試してみたいと考えている。
問題は、短日処理が毎日続けられるかという事と防犯等が明るすぎる事です。(LED蛍光灯と水銀灯の数が増えすぎた)この影響がどう出るかです。電照菊ほど光源と菊の距離が近くないので、あまり影響がないとは思っていますが。
 

以上を踏まえて、私なりに纏めて見た。日付は仮数字として

初霜が降る2週間以前に満開 (11月1日)
満開日40日前まで      (9月15日)
最終摘心・・・9月1日+-生育環境状況7〜14日

最終摘心日が株の大きさや花数を決定する。

植え付け(24cm鉢に、草丈約30cm)4月1日 15cmで105度に折り曲げ、105度の支柱に2け所テープで固定
植え付け苗を乾かせば、萎れさせれば、折れずに
茎は曲がる。


20-30日毎に新芽刈り5-6回程度(平均2-3葉残しながらボリュームをつける)・・・枝数を増やす。

植木鉢の大きさ

鉢底は排水を考えて、1cm程度植木鉢を埋めて、根は鉢底から逃げさす。新芽の成長が早い。

最終植え替え(30cm-36cm鉢)
鉢底根を切り、引き抜く
根を崩さずに、6cm大きい植木鉢に、根鉢の角度を傾けて、角度80度前後に下方向に傾けて植えつける。最終的に、重みで少し下がる。下がる方の植木鉢のふちで固定すればやや安定する。石枕で固定させるなど・・・草丈の長さと飾る場所で角度を調整。

疑問点
刈り込み回数と日付 剪定時の平均の葉数または長さ・・・サイトを参照

株本1/3までの側芽は、傾けたら出るのか 主幹の剪定で増やすのか・・・・自然に出るように解釈できる。植え付け時の草丈20-30cmがポイントなのか 下葉が落ちてなおかつ、側芽が出にくい性質がある。

本線幹の数と太さ 2等辺3角形にするには、本線幹も剪定するのか。・・・剪定していないように解釈できる
 
幹数を増やす為に・・・・自然のまま一本したてと考えられる

最終仕上げの株の幅と幹の長さ・・・成り行き任せと解釈できる。

ポイントは、最終仕上げまで、鉢底穴から根を地面に飛び出させ株を大きく育てる。 最後の剪定時に根きりして、植え替える。
ことは、共通事項ですね。
後は、株元から側芽を生えさす為にどうするか。小菊の品種選びは別にして、それが最初の植え付け苗の草丈にあるのか。 ここがわからない。 なにぶん刈り込んでいますから。ほりっぱなしの菊の株の下のほうは枯れて葉がなく側芽も生えていない。

さき 2014/07/17(木) 07:50:26
ばんざいうさぎ様

早速教えて頂き有難うございます。菊の挿芽用には友人からもらったもので、種類は判りません。昨年友人に5本定植した寒菊の鉢をあげたのですが、ひょろひょろの菊に育ってしまいました。その為、今年は何度も摘芯をして育てたのでボリュームのある鉢になったのですが、良い花芽はつかないかもとのお話で・・・・・今後は摘芯をせずに育ててみます。有難うございました。


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