紅枝垂れもみじの種

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

寿限無 【東北】 2014/07/13(日) 18:21:36
40年は経っていると思う庭植えの紅枝垂れもみじです

花友に盆栽にしたいからと種から育てるように頼まれ、出た芽が枝垂れモミジの特徴である深く切れ込みのあるぎざぎざの葉がありません。色も緑だったり赤だったり。色々な種類?の苗になりました。

若い苗の為かと思いましたが普通のモミジでした。折角なのでどんなになるかこのまま育てようかと思ってますが、挿し木のほうがまちがいないということでしょうか

(毎年こぼれ種が芽をだし草と一緒にぬいていたのですが、近くにあるイロハモミジの苗かと思ってました)

通りすがり 2014/07/17(木) 07:33:57
紅枝垂れモミジの種を蒔いたとのことですが、
生まれてくる子は親の紅枝垂れモミジと同じにはなりません。
全く似てない子、似ているようでどこか違う子、これが普通です。
それはモミジに限らずツバキ、サクラなど原種以外の園芸品種全てにいえることです。

紅枝垂れモミジはヤマモミジの突然変異種ですから紅枝垂れモミジの種を蒔くと

・原種であるヤマモミジに似た子(いわゆる先祖がえり)
・原種であるヤマモミジと紅枝垂れモミジの中間のような子
・赤葉がすぐに褪せる子
・最初から緑葉の子

こんな感じになったのではないかと思います。


親の紅枝垂れモミジと全く同じものが欲しいのであれば、2つの方法があります。

1つ目は品種名が分かれば同じ品種を買い求めることです。
ただし、一般に”紅枝垂れモミジ”といっても複数の種類があります。

・春赤葉→夏緑葉→秋赤葉(新芽が赤で夏に緑になってから秋に紅葉)
・春赤葉→夏赤葉→秋赤葉(年中赤)
・春赤葉→夏黄葉→秋赤葉(夏に色が褪せる、ちょっと見苦しい)
・春赤葉→夏赤葉→秋黄葉(秋に紅葉ではなく黄葉〜橙色)

素人がこれらの区別を付けるのは非常に難しいのが難点です。

2つ目の方法は自分で挿し木か接木する方法です(盆栽なら取り木もありです)。
これなら品種名が分からなくても確実に親のクローンを作れます。
7月ですがいまなら取り木、緑枝挿しが可能ですよ。


余談ですが、園芸品種の種を蒔くと前述のようにその多くは親よりも劣る子が誕生しますが、
稀に親よりも優れた子が誕生することがあります。
例えば紅葉が見事だったとか、斑入りだったとか、盆栽向けの八房性だったとかです。
現在流通している素晴らしい園芸品種の多くはこうして作られます。
ですから種を蒔いて育てる楽しみもあるんですよ。

寿限無 2014/07/18(金) 21:17:29
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通りすがりさん 

大変解りやすい説明をありがとうございました。

年中赤いもみじです。

突然変異種なるほどです。
10センチほど成長しました。いろんな苗が出来て当たり前なんですね。何年も見ていて気が付かなかったなんて。
1本の葉の形もまちまちで、見れば見るほど変わってるなーと
捨てるに捨てられなくて、全部1本、1本鉢に植え替えました。
なんか急に楽しみになってきました。

ありがとうございました。


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