マルチングしているバラの水遣りについて

[園芸相談センター]の過去ログです

メパンダ 【北陸】 2014/06/29(日) 03:39:22
ウチのバラさんたちは、針葉樹のバーグで分厚くマルチングしています。
ほとんどが10号鉢です。
今日の朝の水やりをする前に、マルチの端から指を突っ込んで湿り気を確認、湿っているので水やりをしませんでした。
昼の暑さに心配になってみてみると、大切な2番花のつぼみがぐったりしているのです!!
水ギレ?とマルチの下を触ってみると、やはり湿った色と感触があります。
ですが、いてもたってもいられずにタップリとお水を上げてしまいました。

根腐れであればかえって悪くなるし、コガネムシの幼虫であれば無駄な行為だということは分かっていたのですが・・・・つい。

数時間後に外に様子を見に行ってみると、蕾はシャンと立っていました。
あれ?この鉢じゃなかった?と思いほかも見て回ったのですが、どの子も非常に元気そうです。

これって、水切れでしょうか?
マルチの下が若干湿っていても、水が足りない状況、って有り得ますか?

Jack9 【中国】 2014/06/29(日) 21:36:46

状況が良く分かりませんので、何とも・・・。

>昼の暑さに心配になってみてみると、大切な2番花のつぼみがぐったりしているのです
>これって、水切れでしょうか?

ぐったりしていて、灌水後、シャンと立っていました。ということですから、水切れでしょ。

>マルチの下が若干湿っていても、水が足りない状況、って有り得ますか?

実際に、ご体験されたのではないですか?
似通ったケースはたくさんあると思われますよ。

推測される原因などは、もっと情報が無いと何とも回答のしようがありませんよ。
・利用されている鉢と植えられているバラの大きさのバランス。
・利用されている用土の構成。
・気象状況
・該当の鉢の植替えなどの状況
・生育状況

一般的に初心者に多いのは、雨降り時の灌水判断ミスですね。
雨降り後は、マルチの材料やその直下は当然濡れていますよね。
ある程度のまとまった雨量があった場合など、灌水不要と判断されるケースがあります。
以外に、鉢の中には雨水が入ってないもんです。

次に多いのが、植え込み方のミスでしょうか。
植え込み用土がちゃんと混ざってなかったり、根鉢と植込み用土の間に隙間があったりといった要因で、いつも同じところ(経路)を水が通り抜けていく。
さすがに表土辺りは濡れてても、鉢内の土は、乾いた部分と濡れた部分がまだら状に点在した状態になっている。

ここまでの凡ミスじゃなくても、その他色々ありますよね。
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バラふぁん 2014/06/30(月) 14:52:23
私もマルチングしていますが、水やりは難しくなります。

マルチングの下だけ濡れていることがあるからです。ぐったりしているなら、
水不足でしょう。

後3週間ほどで梅雨明けです。今の時期の水のやりすぎは禁物です。根がばてて
しまい、弱ったところで、梅雨があけて一気に太陽が当たり始めると、枯れる
可能性がでてきます。どのみち、今の時期は、蒸散が強い時期ではありません
から、梅雨が終わるまでマルチングはずす、という手もあると思います。

ところで、うちではダニが猛烈に発生しています。いかにも水が足りないよう
に見えるのですが、実はダニが栄養を吸っています。この時に水不足と間違え
て水やり積極的にやると根腐れでバラが枯れてしまいます。十分ご注意あれ。

gardenfan 【近畿】 2014/06/30(月) 19:55:28
ややこしいのであればマルチを除去してみることです。
いつも書いていますが、鉢全体の重量を体重計などで計測して一時間毎の重量の記録して減量の曲線を描くと水やりのタイミングはその曲線を見れば素人でも判断できます。
慣れれば片手で持ち上げても判断できるようになります。

バラふぁん様
ハダニが多発ですか。バラには適用がありませんが、展着剤としてマクピカを使うとうどんこやハダニを薬剤でコーティングしてくれますので殺ダニ剤の効果も本来の効果を出してくれますのでお勧めします。
ダニの場合は、一週間で成長しますので(DNAの変異つまり耐性が出る可能性があります。)、翌日にも同じ薬剤を散布しても散布回数 法律的には別の話ですが、耐性という意味では一回とカウントしても良いのではと思います。特別な展着剤を使ってピシャっと根絶させる為には、薬剤のローテーションよりも展着剤の選択の方が重要だと思います。
展着剤の工夫無しで、ダニ剤のローテーションをしていてもダニ本体にかかっていなければ薬剤の効果はありません。

Jack9様
お久しぶりです。元気にしております。

gardenfan 【近畿】 2014/06/30(月) 20:10:08
ついでにバラ会ではほとんど解説されませんが、つまりバラ本では解説されませんが、

ウドンコについては、カリグリーンがお勧めです。
単用では全く効きませんが、脂肪酸グリセリドとの混用をするとトリフミン並みのウドンコについての効果を発揮します。
脂肪酸グリセリド サンクリスタルという商品名で販売されています。
サンクリスタルも食用油からの製品です。

バラ会でもIPM つまり色々な方法を使った総合防除の知識を持った方の解説をメインにしてもらいたいと思います。私がバラを始めた頃には、一週間から10日に一回薬剤散布が出来るようになれば、バラの上級者だと講習会で発言された方がいました。
そんなことをしたら素人でも病気も害虫も対策できますよね。
最低一月に一回程度の薬剤散布で乗り越える方法を教えられるのが本当のバラの指導者だと思っています。

バラふぁん 2014/06/30(月) 22:38:06
ダニ退治は、粘着君(澱粉液)でやってます。

しばらく体調が悪くて、あまり見もせずに水ばかりやってたら、かなり
ひどい状況です。ミニバラは全滅しました。これから復活させるところ
です。根が腐ってなければいいのですが・・・。

マクピカ購入してみますが、たぶん、粘着君には混ぜる必要ないですよね。

バラふぁん 2014/06/30(月) 22:41:25
ところで、粘着君(住友化学)が最近、手に入れにくくなった印象が
あるのですが、何か理由があるんでしょうか。

ハッピー乳剤とか、マイルドベニカはほぼ同類だと思うのですが・・・

ご存知の方がいましたら・・・

脱線 2014/06/30(月) 23:30:17
またまた 出没、脱線トリオ

花とも 2014/07/01(火) 09:41:34
30cm植木鉢植えのバラですから、水切れとは思われませんね。

移動する前後に、水を張ったバケツに、5-10分ほど沈めて、十分に
根に水を与えてから
風通しの良い日陰に移動させて、様子を見てください。

その後2-3日水やりせずに様子を見る。
同じように、蕾がうなだれるかどうか。
多分、2-3日程度ならばうなだれ無いように、思いますが。

Jack9 【中国】 2014/07/01(火) 12:32:31

ハダニの大量発生による・・・そういうこともあるんですね。
バラふぁんさんの粘着君にしても、gardenfanさんのいうサンクリスタルにしても機能性展着剤も、結局のところの狙いは、包み込んで呼吸を絶つってことだと思うんですがね。
個人的には、ニームオイルも同様だと思っています。

ハダニ(各ステージ共)もうどん粉病・黒星病も、どんな殺菌・殺虫効果を持つ薬剤よりも、呼吸を絶つのが最も効果的だと思いますよ。

このことは、ただそれだけじゃなく・・・。
挿し木や接ぎ木といったケースや、移植や植替えといった場合。
・・・そしてもちろん、今回のこのご質問のような水切れによる萎えといった場合にも共通して使える。

つまり、蒸散をコントロールすることと、包み込んで呼吸を絶つことは根っ子が同じなんですよね。
これが理解できない輩には、脱線してるように思えるんだろうね。
_

Jack9 【中国】 2014/07/01(火) 12:33:16

花とも さん

>水切れとは思われませんね。
と書かれながら、
>水を張ったバケツに、5-10分ほど沈めて、十分に根に水を与えてから
と、書かれていらっしゃいますよね。

たぶん、私だけじゃないと思うのですが・・・。
矛盾しているように思えるのですが・・・よかったらご説明願います。
_

花とも 2014/07/01(火) 13:59:11
>水切れとは思われませんね。
これが趣旨で、回答です。


>水を張ったバケツに、5-10分ほど沈めて、十分に根に水を与えてから
は、実証の為に、初期化する事であって、別段する必要もありませんが・・・
本来なら、コガネムシの幼虫が湧いている可能性もあると、本人が言っているので、殺虫剤2000倍希釈液の中に、沈めた方が望ましいと助言したいと頃ですが、初心者と見受けられますから、残った希釈農薬をその辺にでも安易に棄てられたら、近所迷惑ですから、書きませんでした。

実験ですから、初期化するその後、2-3日でも、4-5日でも様子を見ればよいということですから、何も矛盾していません。
シャキっと元気にさせる目的で、バケツに沈めるという意味ではありません。

予想できる原因は、3点ほどあります。
土が湿っているということですから、水切れとは、考えられない。

花とも 2014/07/01(火) 14:04:34
もし、花とも同志で直接会って、現場での立ち話なら、
絶対に水切れではないと言い切りますね。

薔薇とも 2014/07/01(火) 16:00:18
スレッド主でもないのに他の回答者に質問する
のは、挑発的で不快です。
なので、やめましょう。

品種は?
冠水は鉢の中の温度を下げる効果もあります。
暑いのが苦手な品種なのでは?
その鉢だけ高温になってしまったとか?

花とも 2014/07/01(火) 16:44:23
薔薇ともさんの回答のとおりです。フォローに感謝いたします。

私の考えていた原因の整理。

1) 高温の苦手な品種かもしれない。 また 高温により花首の育ちが弱く蕾が大きくなれば支えきれない
ほとんどのバラは、高温により発育不良になりやすいものです。
プロのバラ栽培の方でも、夏場におけるバラの日持ちの悪さには、昔から苦労しており、いまだに決定的な解決策はない。

2) 潅水すれば、脱水症状以外にも、地温を下げる効果があり、根の負担を軽減させる。
従って、日陰に移動させて実験すれば、体験できるのではということです。
もし、それで、4-5日経てもうなだれ無いようなら、そのまま日陰においてもよいし、日向に置きたければ、下半身(バラの草丈の1/3-1/2と植木鉢)にすだれを巻くなりして、
土の温度を涼しくすればよい。

3)は、根の育ちが自然環境に順化できるように、育てていない。
簡単に言えば、相対的に根の本数が少ない。 新しく根が沢山生えていない。 鉢底に集まり、または、長くループしている。鉢底より上の空間に根がない。
植木鉢の中央に密集するのが良い水遣りの仕方です。
概ね、水遣りの仕方で、根の位置分布は、コントロールできるものです。
冬場に、植え替えるときに、根を見て、去年一年間の管理の良し悪しを判断する材料になることでしょう。

腐葉土でマルチングすることも、一つの方法ですが、 夏冬の土の乾燥防止以外にも、断熱保温という働きがあります。
悲しいかなそれは、地植えの場合であって、 鉢植えの場合には、
植木鉢の全てから、お鍋のように、夏には加熱される、又 冬には、冷凍庫のカップアイスのように、全ての面から、熱は奪われ凍結の危険にさらされる。
ラップでくるんであるだけに、乾燥脱水は和らぐ。
同じするのなら、昨今のファッションのように、レースのスケスケスカートのように、植木鉢まで、スカートをはかせておいた方がよいと考えられます。・・・・グリーンカーテンの考え方。

マルチングの意味を真夏は、乾燥しやすいそこで、乾燥防止の為に、マルチングしただけのように思われます。 もう一歩進んで、断熱まで、踏み込めばようにも、思われます。

バラの根の参考ブログの例
http://berandabararose.blog66.fc2.com/blog-entry-617.html

花とも 2014/07/01(火) 17:10:04
鉢植えの土と地植えの土の温度変化

この際ついでに、地植えの土を1cm毎に掘り下げて、その都度、土の温度(手のひらの感触でよい)を 測ってみればよい。
ある一定の温度まで、1cm毎に急激に下がってきます。
灼熱の真夏の炎天下の土でも、10cm掘れば相当低くなります。

これを応用すれば、山火事に遭遇した時に、50cm掘って、土の中へ、自分で生き埋めにし、冷たい酸素を確保すれば、焼け死ぬことはないかもしれないということです。掘れなければ。窪地を探す。
風の流れで、いつ風下になり、その熱風で、焼け死ぬかもしれない。

野焼きのときに良く死んでいる。自分の周りの草10-20m素早く刈って、
自分の周りに火をつけて、燃えるものが無くなれば、じっとして、火をやり過ごす事も必要です。 とっさの判断。 火の回りが早くて、逃げられない場合もある。
やみくもに、消火しょうとしないこと。身の安全を確保しながら消火する。

海水浴でも、反転流がありますから、流れに逆らって、岸へ無理に泳がないことです。横に泳いでおれば(岸と並行)おのずと、岸の方へ流される場合もある。 風により、水流とは別に、表層が風に流される場合もあります。

Jack9 【中国】 2014/07/01(火) 18:23:12

そういったニュアンスだったんですね。
ご説明、ありがとうございました。
害虫などの外的要因は別にして、水切れじゃなくても萎えることがあるんですね。
初耳です。

蒸し暑い時期ですので、お体ご自愛ください。
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