土に混ざった木切れ

[園芸相談センター]の過去ログです

なおばば 【九州】 2014/05/26(月) 11:38:47
春咲きをの花々を植えていた鉢の土を、梅雨が来る前にふるっておこうと、作業中です。  今回、特に気になるのが、焼け焦げた3〜4cmの木切れがたくさん残っていることです。今までの土は、気になる程は無かったように思います。土を作る時、腐葉土を混ぜるのですが、前回使用した物に、たくさん入っていたようです。この、木切れは取り除いてしまったほうが良いのでしょうか。

土の再生 2014/05/26(月) 17:30:03
植木鉢用の土なら取り除いた方がよい。根のゴミも取り除く(害虫発生や病気になりやすい。連作障害の一つ)。さらにひと手間かけて、1週間程度天日干しした方がよい。さらに神経質なら、表土1cmは前もって削り取り別にするか廃棄する(浮遊雑草の種子を除去するため)、それがため逆に有用な草花のこぼれだねも捨て去ることになる。(スミレ・サクラソウ・ナデシコ・オダマキ・クリサンセマムなど)

理由は、
植え付けるときに邪魔になる。・・・栽培者の都合。
木切れの分だけ土の量や根の張る空間も少なくなる。・・・・草花の都合
草花にとって有益か有害か解らない得体のしれない、カビ菌がその木に
生える。腐葉土も同じですが、コガネムシが湧きやすい・・・・草花の都合

その他
鉢底石の代わりに、木炭を使う場合には、木炭に水分調節の機能があり、ミネラル分があるので、利用することがある。
木炭には、小さな隙間があるので、その空間は保湿されており、土も入らないので、根毛が張りやすい。
高価で固い備長炭がよいと紹介されていますが、私は安価でやわらか
く、空間の多い木炭の方がよいように思う。
もみ殻燻炭は、完全炭化させた方がよいという人と、半焼けがよいとい
う人に意見が分かれる。
しかし、半焼けの木は、防腐処理をしているようなもので、生木と変わらないか、ややもすれば、生木よりも悪い。
生木でも、雨風に数年さらして乾湿を繰り返して、樹脂分が取り除かれもろくなれば、砕いて腐葉土代わりにしてもよい。
微生物により、完全に腐食するに越したことはない。

手製の腐葉土は、腐食しやすく、樹脂分の少ない、落葉樹の落ち葉のみで作るもので、枝や木切れは取り除いた方がよい。
私は、桜の花や落ち葉が好きです。
ニレケヤキ・ドングリは、種子が多いので後々芽が生えて困る。
買うときには、腐葉土よりウッドチップ堆肥を利用しています。
安く量が多いのと肥料分が少ない。牛糞は、土を固くし湿っているのか乾いているのか見分けにくく、使いにくい。
買うときには、粒子つぶメッシュが揃っているかは、確認しています。
商品の中には、粉砕が雑なものもある。
手作りの場合には、一般的には、粉砕機がないのと、一度完全に乾かしてないなどにより、使いにくく腐りにくい小枝が混ざる。
乾燥させ、揉んで砕き、篩にかけて、粒の大きさを揃えるという面倒な手間がかかる。
又は、腐食させてから、乾かして、篩にかけるなど、何でも混ぜ込むと利用するまでに、1-2年かかる。
その点落葉期のサクラ落ち葉や花びらなら、拾い集めてすぐに使える。
大量に短期間に集められ早く乾く。すぐに腐る。サクラ落ち葉でも、一度乾燥させ揉めば、粉々になる。
松の落ち葉も耐久性と土を柔らかく保つのに便利。反面利用するには痛すぎる。
今考えているのが、金木犀と楠の落ち葉のリサイクル。大量にでるのと、固い腐りにくい、かさばるので、ゴミ袋が多くいる。ゴミに出すのも、数量制限がある。
以上の話は、科学的根拠に基づくものではなく、私の経験による独断と偏見です。

なおばば 【九州】 2014/05/26(月) 21:54:36

土の再生様ありがとうございます。
私は地植えが苦手で、50程の鉢やプランターを、季節の変わり目に、植え替えています。今回、木片が多くて面倒だと思ったので、お尋ねしました。
取り除いた方が良い理由は、一つ一つ納得しました。 また、表土1cmを削り取るというのは、名案だと思いました。次回からやってみます。

鉢底石は、ホームセンターで売っている、軽石のようなものを日光消毒をしながら、使い回しています。

腐葉土ですが、昨秋、買って来たものを使用したのですが、振るった土と混ぜ合わせた時、葉っぱのまんまの物や、泥団子?と思う物が入っていて、手触りがゴロゴロ、ガサガサしました。手でほぐしながら混ぜました。いつも決まった物を買うわけではないので、ハズレに当たったのかもしれません。 それで、「手製の腐葉土」と、書かれていたので、少し調べてみました。もしかして私にもできそうな、気がします。
それで、お尋ねです。庭に、けやきの木があります。毎年、すごい量の枯れ葉が、降り落ちます。けやきの落ち葉で腐葉土を作るというのは、
いかがでしょうか?

Jack9 【中国】 2014/05/27(火) 14:01:18

>庭に、けやきの木があります。毎年、すごい量の枯れ葉が、降り落ちます。

羨ましい環境ですね〜。
今まで腐葉土にされなかったのはもったいないです。
是非、自家製腐葉土作りに挑戦なさって下さい。

作り方は、ネット上にも色々と紹介されていますが、ホームセンターなどに売っているコンポストタイプのものが簡単じゃないか?と思います。
この掲示板では、ばんざいうさぎさんが詳しいと思うのですが、土の再生さんの書かれているように、まずは、落葉したけやきの葉を完全に乾かすと、手でも簡単にクシャクシャと小さくできますので、これを材料に始められれば早くて良質な腐葉土が出来ると思います。(この工程は必ず必要というものではありませんが)
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デメリット 2014/05/27(火) 17:47:36
水を差すようですが
ケヤキや雑木の落ち葉堆肥のデメリットは、紛れ込んだ種子が発芽生育することです。
堆肥制作中に発芽してくれればよいのですが、使用したのち何年後に、
発芽するかもわからない。
気が付いた時には、引き抜くことが大変です。
まず根が深い深いことです。
そこで、剪定します。 これが次の禍をもたらす。
それは加速度的に、肥大ます。 根は深く広くなります。
草丈30cmにもなれば、男でも引き抜けません。
そこで再び切ることになります。 そこから逆スパイラルが開始されます。
いよいよ諦めて、付近を掘り返すことになります。
ここでも問題が発生します。
花壇であれば、所狭しとお花や球根が、植えられています。
中には、冬の休眠や夏の休眠もあります。
掘り返すに、掘り返せないし、掘り返せば、整地や移植など後始末が嫌になります。
またその種が、足の裏についたり、雨風で移動すれば、あちこちから生えてきます。
まったく生えない年もありますが、生えるときには、1万本ほど一斉に毎月のように生えてきます。
こうなれば、雑草よりケヤキの方が多いと感じます。

植木鉢なら、根が鉢底を貫通して、植木鉢が地面に接着してしまいます。
植え替え以前に、まず頑丈な植木鉢をどのように破壊するかの試案となるかもしれません。

そこで、わずらわしい事ですが、荒い目の篩で選別して少しでも、種子を取り除いた方がよいですよ。

ケヤキの種子のメッシュ
http://www6.ocn.ne.jp/~yoinaegi/keyaki.htm
http://zasshonokuma.web.fc2.com/agyo/a/akinire/akinire.html

庭木のザクロでも難儀です。
ザクロ実生苗には棘がある。 これも生えるときには、雑草のごとく生えます。
クスノキもモチノキも同様に星の数ほど生える。こちらは始末しやすいですが、放置すれば、大変なことになる。
今年は、どの花見サクラでも、今までに見たこともないほどの花見サクランボが黒く色付いています。
歩道が、落ちたさくらんぼの果汁と鳥の黒い糞で、真っ黒です。
興味のある人は、鳥の糞の種子(完熟・発芽処理済み)を拾い集めて、蒔いたら面白いかも。 綺麗な花は期待できない場合もありますが、台木とか、若葉なら期待できるかもしれません。

なお、齧ったところ美味しくなかった。 子供のころは、よく拾って食べたので美味しかった記憶があるのですがね。
残念ながら今回は罰ゲームとなりました。

なおばば 【九州】 2014/05/27(火) 21:59:06
 
Jack9様ありがとうございます。

花の土、腐葉土、リサイクルの土、たまに赤だま土を、季節の変わり目には買出しに行かなければ・・・と思い込んでいましたので、自分で腐葉土を作ると言う事は、考えていませんでした。「腐葉土の作り方」というのは、目にしていましたが、その気が無かったのでよく読んでいませんでした。今回、色々な作り方を探していくうち、材料費はかからず(けやきでも良いようですね)、めんどくさがりの私にも、できそうなやり方をみつけましたので、トライしてみます。

なおばば 【九州】 2014/05/27(火) 22:26:20
[[解決]]

デメリット様ありがとうございます。

ハズレの腐葉土を使わなくてよくなる代わりに、ご指摘のようなリスクを頭に入れておかなければいけないのですね。 私は、すべて鉢植えに使用しますし、季節の変わり目には植え替えをしますので、気をつけて探すようにします。けやきの生命力には、本当に驚かされます。家の床下まで進入しているかもしれないので、怖いくらいです。
今は、腐葉土が自分で作れそうと言うことに、テンションがあがっています。やってみますね。


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