ラナンキュラスの開花株

[園芸相談センター]の過去ログです

ぽん 【関東】 2014/01/04(土) 17:51:54
ラナンキュラスの開花株(直径約10cmのビニポット)を2鉢買いました。
黄花の鉢は細かく切れ目の入った葉がモコモコと沢山あり元気そう。白花の鉢は大きな葉の内側に切れ目の細かい葉芽がいくつか出始めているもののあまり元気そうに見えません。どちらも20センチぐらいの花茎に1輪咲いており、株元に花茎のない大きなつぼみが1つ見えます。その他に黄色には、花茎が5センチぐらいの蕾が2つ、15センチぐらいの蕾が1つあります。

とりあえず4号普通鉢に根を崩さず植え替える予定です。ネットで屋外軒下で管理とみたので、0℃近くに冷え込む日だけ夜は室内へという管理方法を考えています。可能であれば春先なるべく早めに庭に植えたいです。
地植えが可能な時期まで咲かせ続けることはできるでしょうか。あるいは地植えはあきらめて、もう少し大きな鉢に植えるべきでしょうか?ラナンキュラスの栽培は初めてです。どうぞよろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2014/01/04(土) 18:52:45

ラナンキュラスとは

私個人としては、地植えには反対です。
ただし、その花が終われば、廃棄すると言う一回限りなら別段良いですが。

その根拠は、
ラナンキュラスの球根は、同種のアネモネと違って、枯れた後の球根が
大変特殊な性質を持っているからです。
詳しくは、 ラナンキュラスの球根の取り扱い方。 撒き方? 埋め方?
を画像検索して、イメージを確実に把握しておくこと・・・・必須条件。
あわせて、 どうでも良いことですが、矮化ホルモン剤の取り扱い方とか

ラナンキュラスの球根の市販品を観ればよく解りますが
夏場の休眠期には、乾物・干物・ミイラになりますから、それを播きどき適期(秋)に、大気湿度で、ふやけさせる?戻す?蘇生させる必要があります。 このときに失敗すると、水ぶくれ爆発して、死んでしまいます。 地植えなら、腐って自然消滅する。 ほぼ確実に全滅する。
よくもって、条件が揃い強い品種でも、最大? 良くて、1割り程度は、翌年に咲く可能性もある。よくよく年には全滅する。
その根拠は、ほったらかしの花壇や一般的な畑には、育っていないと思う。 観られない。まして、日本の野原には野生化しているものは、絶対に無い。

従って、埋めたときには、絶対に潅水しない。水を断つ・・・爆発する。
蘇生し、発芽してから、初めて、適度に潅水する。
蘇生簡便法、人それぞれの仕方で、色々アル。

>地植えはあきらめて、もう少し大きな鉢に植えるべきでしょうか?
それしかない。
途中で、枯れさせなければ、一株につき2-3個の球根に、増える。
掘って、流水で土を洗って、日陰でミイラにしてから、植えつけるときに、分離させればよい。
http://pds2.exblog.jp/pds/1/200802/04/97/f0054197_105349.jpg
絡まっているものの簡単に外れる。 球根1つ1つが一株ではない。 茎の1本(球根多数)が一株。

このようなものです。


ぽん 【関東】 2014/01/04(土) 20:04:15
たちつ様 早速のご回答ありがとうございます。
似合う場所があるので地植えにしたかったのですが、鉢植えで育てることにします。とても素敵な花なので、これが増えるかもと思うとがんばるしかないですね。
改めてネットをみると原産地は湿気のあるところとあるので、日本の高温多湿ではきちんと乾かすしか生きる道がないということでしょうか。不思議な球根ですね。
植え替えは5号鉢以上が良いということですね。白いほうはセロリのように大きめの葉が一回り付いていて、ぎざぎざの葉は中心から立ち上がりつつあるようで今からのような感じです。元気なく感じますが、細かいぎざぎざの葉はあとから増えるものなのでしょうか?あまりにも2株で葉っぱの状態が違うので、もし病気の可能性があるなら横長のプランターは避けて1株ずつ植えようと思います。

ぽん 2014/01/04(土) 21:58:09
ベランダはこの冬、ピンク〜紫ガーデン系と白に色を統一しています。鉢植えでと決めましたが、黄色い方は今年は咲くたびに切花で楽しめばちょうどよい球根が取れるのではと思いつきました。
球根採取目的もも考えると、プランターと鉢の選択やその最適なサイズはどう考えたらよいでしょうか。

たちつ 【近畿】 2014/01/05(日) 01:17:25

植え替えの必要性とは

これは、私の個人の体験的な癖です。
開花中でも、どの植物でも(植え替え厳禁系を除く) 例え枯れることになっても、買ったら直ちに植え替えるを基本理念としている。

植木鉢が小さいという理由バカリでなく、
買ったときの土の性質が気に食わない。・・・・土の保湿状況が、馴染みにくい・保湿&通気の管理がしにくい。 
根の状態がどうなっているのかも解らない。・・・健康に育っているか、今後も元気に成長し続けるか、 根つまり。
たとえ植え替えたときに、死滅しても、時期的に同じものが販売されている。・・・・再調達が楽。栽培過程で、突然死があれば、そこだけ空間が空く。中には、再調達が困難な場合も多い。(お花の流行・店長の好み品揃え・時期的に、空間を代替品で穴埋めしても、アンバランスになる)

と言うことで、根の土はできる限り落としている。 時として、流水で洗い流す場合もある。
今の時期なら、ビオラパンジーやアザレアつつじサツキ・バラなどは、根洗いしている。 
買ったもの以外でも、手持ちのものの植え替えも、庭木の植え替えでも、ほとんど土は、落としている。・・・裸根状態・牛蒡引き状態。
この場合の理由は、土の分だけ重たい。かさばる(体積が大きくなる)ので、移動がしんどい(疲れる)
手持ちの草花の植え替えの場合には、枯れてもスペア苗を確保している。
買ったものは、再調達を確認している。 スポットものなら、パレット買いするとか、残りを全部買うとか・・・・手持ちの予算の許す限り。

釣り逃がした魚は、一日たてば倍の大きさになる。吊り上げた魚は、死ねば一回り小さくなると言うことかも。

>球根採取目的もも考えると、プランターと鉢の選択やその最適なサイ
>ズはどう考えたらよいでしょうか。
好みの格好よい植木鉢とか、安物の65cmプランター(底網敷きの2重底が楽 排水穴を反対側にもあけて、2穴が根の通気も排水も楽。移動時に自重強度不足での破損落下に注意。新品でも良く破損する。 せっかく植えても、破損落下したら、もういやになる。風化劣化も多い。)とか、 2Lのペットボトルを加工するとか、バケツに底穴を明けるなり自由。
私は、65cmの安物のプランター派・・・形や色が揃う。流行が少ない。
少しでも、沢山の混雑植えでも、追加植えや、隙間に挿し木やタネまきも同時に・平行してできる。・・・呉越同舟
土の量・置き場所・消毒など簡単計算できる。 余ったプランター・休眠中のプランターも重ねられる。保管箱(土の種類別・球根・タネなどを入れて、その上に現在観賞中・生育中のプランターを重ねればよい。) 配置換え・移動が楽。・・・これが色々な形の植木鉢なら、一つ移動させれば、全部の植木鉢を移動させなければならなくなるかも。


問題は、土の保湿に関して、どの状態なら水やりが必要か、という見極めですね。
これだけは、経験と感しかない。・・・土の性質(基材副材・メッシュ・量・植木鉢の性質など)や天候(四季・気温・大気湿度・日照・風など)や草花の状態などを総合して判断。

面倒なら、鹿沼土を混ぜて、その色で判断するとか・木の割り箸を深く差し込んでおくとか。・・・・鹿沼土が湿っていれば、黄色にみえるし、乾いていれば、白くなる。 木の割り箸を引き抜けば、土が乾いているか、湿っているか、ヘドロ状態か解る。
・・・・土の乾湿より、土の乾湿の程度から、根に湿気水分と新鮮な酸素が行き届いているかを推測する。 

植え替えのときにしか、根の張り状態と分布密度・元気さ・新陳代謝・特に短命な産毛根の代謝状態などは、確定できない。確認できない。見えない。

と言っても、ラナンキュラスの生育・開花時節には、土は余り乾燥しない時期でもあり、球根という貯水タンクを持っているので、余程、季節風で乾燥しない限り、与えなくても良い。雨の日に、たっぷりと、複数回に分けて、水やりすればよいのでは。
・・・・水やりは、土や根に湿り気を与えると同時に、置換法で、新鮮な空気を根に送る。 更に、有毒ガス・悪玉菌・老廃物・肥料・塩分も洗い流す働きがあります

このようなものかも


ぽん 2014/01/05(日) 09:38:11
[[解決]]
根洗い植え替え!初めてですがやってみようと思います。

>釣り逃がした魚は、一日たてば倍の大きさになる。

ラナンキュラスは初めてなので2つにしましたが、あとからもっと買えば賑やかで綺麗だっだろうなと気になっていました。スペア用に買い足してかいくつかは根洗いし、横長プランターにも鉢にも植えてみます。そうすると夜間室内時間にも長短ができるので、どのぐらい寒さに強いかもわかりますね。
身近にあるのに割り箸で湿り具合を計ったこともなかったので、その方法で湿気具合も確認しながら育てようと思います。

ありがとうございました。


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