クンシランの根腐れ

[園芸相談センター]の過去ログです

ken 2013/08/25(日) 09:33:44
根腐れを除去し専用の土で鉢にいれて生育をまっていますが、元気がでません。日陰で乾燥ぎみにしてますが、どうしたら・・・

たちつ 【近畿】 2013/08/25(日) 20:28:50

クンシランとは

結論として、一度傷んだクンシランの快復は、早急に・目に見える程、はっきりと快復しているかどうかは、わかりにくいものです。
新葉が生えてくるまで、解らないものです。
早く知りたければ、引き抜いて、新しい根が生えているかどうかを確認することです。

とりあえず、これ以上(治療したときと比較して)悪くならないことを確認した時点で、完治したものと判断するしか方法は無い。・・・簡単な見分け方
それ以前に、クンシランの成長は、ゆっくり型です。
早いときは、花茎がある日突然スクスクと伸びる時と、子株が成長するときにやや感じられるぐらいののものです。
と言うことは、親株の葉は、日ごろの管理で、シワの一本・シミ一つつけてはならないと言うことです。・・・・見栄えに関して

シワやシミがアルといって、開花に対する影響は無い。他に原因がある。

以下余談
開花の条件・花芽ができる条件は、葉の枚数が16枚できた夏に、目に見えない蕾が1-2個できて、よくよく年の晩冬初春中春に開花する。
従って、花が咲かないのは、2-3年前から、今日に至る過程に、原因があると、気の長い話です。
このように長くかかるものは、他に無い。
もちろん初花が咲くまでには、竹笹のように超長いものは、有りますが、咲き出したら、毎年咲くのが一般的な植物ですが、途中で花がない年があるのは、クンシラン程度。

根腐れと言っても、只単なる環境不適合なのか(高温多湿による水虫による腐れ)、生態に寄生黴菌による仕業なのか(白絹病など)を確認する必要がある。
水虫病なら、根を洗って乾かして、掃除して、植えつければよいし、
黴菌病なら、根や葉をほとんど取り除いて、殺菌消毒して、どちらかと言えば、挿し木するイメージに近い荒治療をしなければならないらしい。
まして、葉元軟腐障害なら、削っりとって、治療消毒して、挿し木そのものららしい。

病気や根腐れになったことがないので、良く判らない。

貰ったときから、ほったらかしでも、一株に毎年2本づつ花が咲いているので、それでよいだろうと思い込んでいる。
注意しているとすれば、水は月に一回以下程度で・気分しだい、株元から離して、潅水する。土は軽石に腐葉土1割り以下で混ぜる。植え替えは、子株が邪魔になる程度の大きさになった秋か花後。日当たりは1日2-3時間で、株元・植木鉢には、直射を当てないと言う程度。
気をつけているというより、クンシランに対する私の癖ですね。
潅水と言っても、小さい実生苗でも、ミズゴケに植えたままほったらかしで、何ヶ月も潅水しなくても、死滅しなかった。最近ないところを見ると、枯らした記憶がないので、飽きたので生ゴミと一緒に捨てたのだろう。3鉢以上は、残さないとしている。
親株に子株が各一つづつ付いているので、今度は、丁寧に鉢植えして、根付いたら、どの程度で開花するか、との程度ほったらかしにしたら、枯れるのか・どの程度日当たりガンガンなら、脱水するのか気分しだいで、体験してみよう。どの程度で、完全ミイラになるかとか、蘇生するとか。生死の限界を体感しないと、いまひとつ良く判らない。
以前には、一茎の花を、一輪づつ縦一列に、咲かせたことはある。

クンシランというものは、いくら新品種ができたと言っても、改良品種でも、ほとんど原種と変わらない(ひ弱でない・たくましい生命力を持っている)と思い込んでいます。
テキスト的には、葉に水をかけてはいけない・少なくとも葉の付け根には水をためてはいけないとか 土は排水のよい、荒い土でなければいけないとか、直射日光に当ててはいけないとか、色々と紹介されていますが、それは、商品としての管理方法と思う。
余った株不用品扱いの株を、畑の隅っこへ土ごとほかしたままのものでも、雪が積もろうが、凍て付こうが、雨ざらしであろうが、直射日光が当たろうが、何年も生きている。当然植木鉢をひっくり返しただけですから、天地さかさまの状態だった。病気にはならないものの、傷んだり快復したりしているのでしょうか、葉が小さく、枚数も少ないので、花は咲かない、それでも少なくとも5年以上は、たっている。
知人のお家では、薄暗いトンネル車庫にほったらかしでも、咲いている。

と言うことで、ややほったらかしの管理のほうが、長生きするものと思い込んでいます。
クンシランの欠陥は、花が咲くと、葉が四方八方に、広がり場所をとることです。添え木をして、葉を一文字に重なるように、仕立てたほうがプナンかも。
一番は、葉を終生落とさない・枯れさせないキモチを持つことです。
菊栽培なら、挿し木から、開花まで、葉を一枚も落とさないに通じるかも。
ランの仲間ではありませんが、根や葉から、大気湿度を吸収しているようにも感じる。
生かすといういみなら、過保護はダメですね。

このように、感じます。


弁天 2013/08/25(日) 22:16:30
情報が少なすぎて沢山のアドバイスはできません。
ポイントになるところだけ記載します。
1 抜くな。
鉢の大きさと土が合っていれば、引き抜く必要などありません。逆に息の根を止めかねません。
2具合が悪くて当然 その1
クンシラン、夏の暑さは得意でないので、ただでも生育は一旦停止気味。根腐れで弱ったなら、なおさらです。枯れないだけまし。

3具合が悪くて当然かも その2
乾燥気味、が気になります。根腐れを恐れて乾燥しすぎ、になってませんか?
水を表面がぬれる位、をときどき、では脱水で元気でません。
与える時はたっぷり与えるのです。底から流れないとだめ。
で鉢皿はしかない。つまり水を貯めない。次の水やりは土の表面が乾いて数日したらまたたっぷり。

4具合が悪い原因かも
涼しい、とおもっていても、室外機の風があたっていたり、まさか室内で冷房の風があたっていたらアウトです。

ken 2013/08/26(月) 16:41:30
[[解決]]
 大変貴重なそしてたくさんのアドバイスありがとうがおざいました。残念なことな鉢に移した残りのクンシランも根が溶けて消滅してしまいました。地植えで大株のクンシランで毎年大輪の花を楽しましてくれたのですが、夏のはじめからぐったりして、掘り起こしてみたら根が半分溶け虫がでていました。根腐れの部分を切り洗い落として植え代えたのですがだめでした。日陰のもとで水をかけすぎた?ことを反省しています。ありがとうございました。


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