紫陽花がすべて枯れていきます。

[園芸相談センター]の過去ログです

lapine. 2013/08/13(火) 16:52:15
アナベル、テマリテマリ、くれないの3種の紫陽花をベランダで育てています。
アナベルはよく日の当たる所が良いと聞いたので、直射日光の当たる場所に、
残り2つは出来るだけ強い日差しの当たらない場所(と言っても、日の差す時間帯もあります)に置いています。
ここひと月くらいの間で急に弱り始め、葉が茶色く枯れてどんどん落ちていきます。
ハダニがついていたので、駆除しました。(まだ卵が残っているかもしれません。)
ベランダはかなり高温です。寒冷紗などはかけていません。
何とか夏を越して欲しいと思うのですが、すべて葉が落ちたものもあり、諦めかけています。
どうすれば良いでしょうか?
どなたかお知恵を下さい。よろしくお願いします。

gardenfan 2013/08/13(火) 17:21:27
どちらにお住まいなのか分かりませんが、

紫陽花 ハイドランジアというように水が切れると即アウトです。
ベランダにクーラーの室外機があれば夜間でも相当温度が高くなりますので、室内に取り込むのが一番良いのではないでしょうか。

くうが 【関東】 2013/08/13(火) 21:37:28
まずそれぞれの品種について、現在の細かな状態を教えてください。(全部葉が落ちた、上の方の葉だけが枯れた、葉はあるが葉の周りが枯れ始めているなど)
それから水は1日に何回、何時頃与えていますか?

この3品種はアジサイには違いないのですが、それぞれ別のグループに属していますので、同じ環境で育ててもその影響は違うものになると思われます。

アジサイは真夏の直射日光は苦手です。そして高温も苦手です。
ですから真夏は直射日光は避け、たとえば明るい日陰で風通しの良い場所で育てるのが普通です。
水は気温が上がる前の朝に与えます。気温が上がってから与えると熱湯になってしまい、根を傷めます。また、夕方鉢土が乾いているようでしたらそこでも与えます。

真夏のベランダはアジサイがもっとも苦手とする環境のひとつです(強い直射日光と高温)。
ベランダで育てるのであれば
・床に直置きせず、木製等の熱を遮断できるスノコ等の上に置く。
・寒冷紗を使用し、直射日光が当たらないようにする(アナベルも。たとえアナベルでも真夏に直射日光を当て続けるのは避ける方がいいと思います)。
・風通しを良くする。ただし、高温の風を当てるのはいけません。
・水は気温の上がる前の朝1回か、朝夕の2回、鉢土の様子を見ながら与える。鉢の受け皿には水をためないようにする。
というようなことに気を遣わなければなりません。
上記した管理が困難なようであれば、gardenfanさんのおっしゃっているように室内での管理も必要になると思います。

室内管理でもエアコンの風に当てるのは良くないですし、良く日の当たる窓際では強光線と高温が気になります。
また、うどんこ病が発生しやすくなりますので注意が必要です。

秋になり気温が下がってきましたらベランダで日に良く当ててください。
こうすることで来年の花数が増える可能性があります。


気になるのは葉が全て落ちてしまっていることですね。
緑色の枝が茶色く変色しているのであれば復活は困難だと思われます。
枝と株元をよく観察してください。緑色の小さな芽が確認できれば、そこから葉が出てくる可能性がありますので辛抱強く管理し続けてください。


復活することを祈っています。lapine.さんもアジサイたちもがんばってください。









お持ちの3品種の中で真夏を一番苦手としているのはクレナイです。次にてまりてまり、そして一番強いのがアナベルです。

lapine. 2013/08/14(水) 20:29:59
gardenfanさん

ご返答ありがとうございます。
私自身が体調を崩し、水遣りが遅れてしまったことがありました。
それも原因のひとつなのでしょうね。
ベランダには室外機があります。
確かに高温になっていますね。
今は株が弱っているので、部屋に取り込んでいます。
因みに九州に住んでいます。
とても可哀想なことをしたと心が痛みます。

lapine. 2013/08/14(水) 20:52:35
くうがさん

とても詳しいご説明をありがとうございます。
まず、それぞれの状態ですが、
アナベルとくれないは全て葉が落ちてしまっています。
ただ、茎を切ってみたところ、まだ切り口が緑色のところもあり、
希望を捨てられずに水を与えています。
テマリテマリは少し株が大きいので、葉が半分くらいは落ちてしまいましたが、
まだ残っている葉もあります。ただ、かさついて色は良くないです。
残っている葉も淵が茶色だったりします。
今はすべて室内に取り込んでいます。
窓際は高温かなと思い、少し離しています。
すべて葉が落ちた2種は、茎が完全に茶色になっているものもあれば、
まだ緑色をした部分もあります。
新芽かな?と思えるものも節の部分にあります。
アナベルも、真夏の直射日光はいけないのですね。
反省しました。
寒冷紗はベランダにどうかければ良いのかわからず、
また洗濯物が干せなくなりそうで、かけていません。
葉が無くても生き延びられるでしょうか?
とても心配です。
また、この弱った株にハダニの薬剤をかけても良いものか。。
なんだか、とても自信をなくしています。
夏を越せると良いですが。。

lapine. 2013/08/14(水) 20:56:04
くうがさん

補足です。
水遣りは午前中にしています。
出来なかった時はお昼は避けて夕方にしています。

くうが 2013/08/18(日) 11:04:26
3品種とも家の中に入れてあるのですね。
寒冷紗がかけられないのであれば、それがベストですね。

枝が緑色で芽があるならば、復活する可能性があります。
茶色くなってしまった枝は、残念ながら望みが薄いと思います。

葉のなくなった株は、枝や根に蓄えられた栄養で展葉を始めます。
これからの管理次第でぐんぐん生長したり、あっという間に枯れてしまったりしますから
観察と管理を慎重に行ってください。

葉がなくなると水の蒸散量が極端に減るので水やりを慎重に行う必要があります。
葉のあるときのように沢山水をやってしまうと加湿によって根腐れが起こることがありますから
鉢土の様子をよく観察して与えてください。
葉が全くない場合は、鉢土が乾いたらたっぷりと与える、という感じでいいと思います。
肥料はまずは与える必要はありません。
展葉して葉が少し大きくなってから与えます。

秋口に葉がないと株が充実しないので来年の花数に影響します。
なるべく早く葉を大きく育て、栄養を蓄えられるようにすることが重要です。

葉のなくなった株にはハダニもいないでしょうから薬剤を書ける必要はないと思います。
葉の残っているものはよく観察して、ハダニが生存しているようであれば必要最小限の薬剤をかけるようにすればいいと思います。
また、ハダニのいるところにスプレーで水を吹きかけるだけでも効果があると思います。

それからハダニの確認された鉢と確認されていない鉢は距離を置くようにしてくださいね。
展葉の始まったところにハダニがつくと大ダメージになりますから。

復活するといいですね。

lapine. 2013/08/20(火) 07:29:00
くうがさん

お返事ありがとうございます。
あれからの経過をお知らせします。
くれないはざんねんながら、変わらず枝のみの状態です。
ただ、緑色の枝があるので、葉が出ますようにと祈りながら
水遣りを続けています。
アナベルは、同じく枝のみだったので半ば諦めていたのですが、
新芽が4箇所から出て来て、少しずつ鮮やかな緑色が覗くように
なりました!頑張って管理します!
テマリテマリは、ハダニのダメージを受けた葉は、やはり
1枚ずつ枯れていき、落ちていきますが、
株元に数箇所、新芽がつきました!とても嬉しいです。
懸命に生きようとしてくれているので、
私も頑張ります!
よくよく観察し、水遣りの頻度など、くうがさんのアドバイス
をもとに、管理していきます。
来年は花がつかなくとも、無事に葉を広げてくれたら、
回復してくれたらと思っています。
くうがさん、ご丁寧にたくさんアドバイスを下さり、
本当にありがとうございました。
こちらに書き込んでみて、本当に良かったです。
頑張ります!


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