植替え時に発生する使用済み培養土の再生について

[園芸相談センター]の過去ログです

Jack9 【中国】 2013/08/02(金) 13:31:46

皆さんは、鉢栽培の植替え時などに発生する使用済み培養土ってどのようにされていますか?
大別すると、
1.何らかの方法で処理して再利用する。
2.何らかの方法で処理して別の植物栽培などで再利用する。
3.廃棄または園芸以外の用途に使用する。
といったところでしょうか。
そこで、あなたが今行っている再利用方法やアイデア、注意点や要点、その経験談などをお聞かせ下さい。
また逆に、この方法はダメだったというものも出来るだけ詳しくコメント頂けると参考になります。

個人的には、バラの鉢栽培で発生する使用済み培養土を、再度バラの鉢栽培に再利用できればイイな〜と思っていますが、今回はバラ栽培に限定した相談ではありません。

よろしくお願いいたします。

ジョー 2013/08/02(金) 13:41:57
過去ログは、見ましたでしょうか。

参考になろうかと思います。

Jack9 2013/08/02(金) 14:15:45
はい、もちろん「再生」などの単語で検索し、拝見いたしました。
が、検索しきれないスレがまだあるのかどうか?は不明です。
また、ネット上でも色々と調べてはいるのですが・・・。

中々難しいようで、未だに困っている課題なんですよね。

ジョー 2013/08/02(金) 14:44:32
培養土の再生は、これまでにも、多くの質問があり、過去ログに山積していますが?

それでも、もっと、何かあろうと、思うのでしたら仕方ないですね。
失礼します。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/08/02(金) 19:00:47
コンポスト容器に野菜残渣など入れた後に上に被せるのに使っています。
大まかに枯れた根など取り除き、ほぐして袋などにいれておきます。
野菜残渣は細かくし萎びさせてありますが、残渣の水分を抜いたり虫の発生を 防ぐため容器に入れた残渣が見えない様に上から被せます。そしてEM菌入りの堆肥化促進剤をバラパラと表面に撒いておきます。これの繰り返しで積んでいき定期的に土を混ぜながら容器にいっぱいになれば他の場所に移動して上にビニールを被せ数カ月寝かせればコンポスト堆肥の出来上がり。野菜残渣の他に家庭菜園の収穫残渣や落ち葉、雑草の抜いたのや刈ったのも入れます。

コンポスト堆肥を作っている事前提の方法となりますが、この方法だとほとんど手間が無く、時間はかかりますが良質な堆肥入りの土として再生できます。

Jack9 【中国】 2013/08/03(土) 17:06:27
ジョーさんへ

たびたびのご指摘、恐れ入ります。
培養土の再生については、過去にもスレがあるので新しいスレは不要じゃないか?
といった思いをお持ちなのだろうと思います。

ということは、恐らくはちゃんと使用済み培養土は再生して利用されるノウハウをお持ちなのでしょうか?
だとすると是非ともご教示頂けますと助かるのですが・・・。

Jack9 【中国】 2013/08/03(土) 17:07:00

ばんざいうさぎへ

コメント頂き有難うございます。
様々な過去ログも合わせ、いつも参考にさせて頂いています。

コンポスト、うちでも数年前から畑(バラの露地栽培と家庭菜園)ではやってます。
入れる材料等はちょっと違うのですが、ほとんど肥料がいらない程いい土になりますよね。
逆にトマトなどは効果がありすぎて木が暴れ困るほどです。

ちなみに、質問中の2の方法という理解でよいのでしょうかね?
それとも、この土ってバラの鉢栽培にも使えますでしょうか?
よろしければ、ご教示願います。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/08/03(土) 23:30:57
こんばんわ〜
そうですね、2と考えていただいて良いと思います。ただし、再利用後は庭に入れて使います。出来たコンポスト堆肥は元々いろんな質の土が混ざっているので個人的にはどんな植物にでも使えるものとは思っていないんです。
庭の土に毎年多くて2割ほど混ぜて宿根草を植えています。元々肥料として使うと言うよりも(確かに肥料はほとんど必要としないですよね)土が団粒構造に成る為の植物繊維と微細生物の補給目的です。
特に堆肥を寝させるまえに数匹ミミズを入れてやります。運が良ければ熟成できた頃には沢山のミミズが住む良い土に成っています。

私はバラ栽培はしていないのでバラの鉢栽培にも使えるかについては解らずお役に立てずに申し訳ありません・・・。いろんな性質の土が混ざっていますし毎回出来上がる質やpHも変わるかもしれず、大事にしている物には使わずになさった方がよいかもしれません。

gardenfan 2013/08/03(土) 23:47:02
赤玉土 中粒大粒主体の用土なら十分使えます。一年使ったので有機物はほとんど分解しています。
その廃土を赤玉土や腐葉土の袋に詰めて、ガレージの屋根上などに載せて置くだけでこの夏の太陽によって殺菌と発酵分解がされますので、年末の植替用土の増量材としてバッチリです。
但しその袋はポリプロピレンが多いので年末にはボロボロになっていることが多いので屋根から降ろしやすいように考慮することが必要です。

Jack9 【中国】 2013/08/05(月) 10:54:42

ばんざいうさぎさんへ

お返事頂き、ありがとうございます。
畑でのコンポストは、私の記憶が正しければ、たぶんだいぶ以前のばんざいうさぎさんの書き込みを読んだ(Google検索で)ことがきっかけだったように思います。
その効果は抜群で、↑のように畑は絶好調なんです。
出来た野菜はご近所にも配るのですが、完全無農薬でもあり味が本当に美味しいというので凄く評判がいいんです。

でも、ただ1つの問題は、さすがにもうこれ以上土を増やしにくい状況です。
庭で鉢栽培主体で150鉢位のバラがあり、3年に1度程度の植替えでもかなりな量の使用済み培養土が発生します。

ここ数年は、これを畑でコンポストとして堆肥化し元の畑土と混ぜて利用してきたんです。
それ以前のものは、庭の何か所かにも花壇式の畑があり、そこにはネギやパセリ・チシャなどを栽培して利用してきました。

こんな現状なので、もうそろそろバラの使用済み培養土は全量バラ栽培に再利用する方法を確立しなきゃマズイよね、って感じなんです。

だからといって、土を捨てるっていうのは凄く抵抗があるんですよね。
これは主義とか哲学っていうんじゃなく、たぶん農耕民族である日本人の血というか・・・DNAレベルでの抵抗感だと思います。

なんだか前置きが長くなったのですが・・・。

>土が団粒構造に成る為の植物繊維と微細生物の補給目的です。

ばんざいうさぎさんの過去ログに、エビ飼育の話を見つけてるのですが、その中で「基本的には土から取り除いた微塵と同等の扱いで良い」というのがあります。
また、別のコメントに「粘土質に混ぜるなら腐葉土や植物主体の堆肥(バーク堆肥など)、畜糞でも繊維が荒く残る馬糞系が向く。」というのもあります。

うちには駐車場に「微塵」だけを袋詰めしたものが、恐らく軽トラ2台分くらいあるんです。(コンポストも微塵を除いた土を使っていました。)
そこで、これの再利用(バラ以外に)なのですが、微塵だけを使ったコンポストでも普通の場合と同じように再生できますでしょうか?
また、その場合の注意点などあれば再コメントを頂戴できれば本当に助かります。

お暇な時で結構ですので、何卒、何卒ご教示頂けますようよろしくお願いいたします。

Jack9 【中国】 2013/08/05(月) 10:55:28

gardenfanさんへ

先日は大変失礼いたしました。
ですので、レスを頂戴し本当に嬉しいです。

私の場合、バラ栽培そのものではあまり困った問題は無いのですが、とにかく↑の通り、使用済み培養土の処理には手を焼いています。
バラ栽培用途での再生は、もちろん今までも色々と試してはいるのですが、中々うまくいきません。
また、その結果がでるまでかなり時間が掛かかることも障害となっています。
例えば、この冬、植替えで発生した使用済み培養土の再生土を利用するのは翌年の冬になる為、その栽培上の結果は早くても秋口くらいまで待つ必要がありますよね。
悩ましいところです。

今年挑戦している再生方法は、微塵を抜かず(大きな根クズのみ除去)にヒタヒタの水を加えて放置するというのを試しています。
その放置場所が、ミニハウスの屋根の上なんですよね。w
ですから土は熱湯に浸かって嫌気状態だったハズです。
現在は既に降ろして、袋を開放して乾かしている状態です。

gardenfanさんは微塵はどのようにされているのでしょうか?

gardenfan 2013/08/05(月) 20:52:29
>gardenfanさんは微塵はどのようにされているのでしょうか?

なんもしていません。篩にかけるような手間もかけていません。
私は週末しか帰宅できませんので、微塵もそのままにして少し水はけが悪いようにしています。
赤玉土は足で踏んで潰して使うというのが、石井先生ウィーピングの大家の教えでした。

廃土は、以前は近所の農家の畑に引き取っていただいていました。用土構成と農薬散布履歴と使った農薬の分解情報を整備すると、最高の用土構成だと理解していただき、おまけに野菜のおすそ分けにも預かっていました。
しかし今は、腐葉土や赤玉土の袋に廃土を詰めて、ガレージの上に載せています。太陽熱で殺菌できますし、植物繊維はほぼ分解されます。
分解を促進するために米糠にバイムフードを添加したものを混ぜています。
これで年末の土替え時に赤玉土の増量材として十分使えます。

Jack9 【中国】 2013/08/06(火) 12:25:13

ご回答いただき有難うございます。

やはりそうですか。
今まで私は、ず〜っと大変な労力を費やし微塵を抜いてました。
固く心に思い込んでいたいたというか・・・。
いゃ、この作業が削減できると凄く助かります。

ただ、そうすると、栽培用土そのものの構成を再検討してみなきゃいけませんね。
今の所、栽培そのものは非常に順調ですので、悩むところですね。
考えてみます。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/08/06(火) 23:53:40
gardenfanさんのご意見でほぼご納得なさった様ですが、一応私へのご質問のお返事を・・・。

私の過去ログの、エビとメダカ飼育で使っていて不用に成ったパミスの話で、崩れたパミスは微塵と同等の扱いで良いだろうという話ですね。ちょっとご注意いただきたいのは「微塵と同等の扱いで良い」という話で、「微塵と同じ物」では無いと言う点です。パミスは軽石を細かく砕いたもので、微小な物が使用後に劣化して崩れてしまっても材質自体が違うので土の微塵と全く同じ性質と言う事ではありませんので・・・。誤解させる様な拙い説明で申し訳ありません。
また、「植物繊維の粘りで微塵も団粒構造となる」という様な事を書いてますが今考えると「粗い回答だな〜」と我ながら恥ずかしいです。これは「他の資材も入れることを前提に」正確には「団粒構造の一部になる」という事で、微塵だけで団粒構造に出来るわけではありません。誤解させたようで済みません。植物繊維の粘りも団粒構造には役立ちますが、植物繊維だけではなく、バクテリアなどの有用菌の作りだす粘りの方がおそらくかなり役に立ってます。
私は趣味で陶芸をやっていますが、陶芸用の粘土というのもバクテリアが粘りを作るんです。粘土の粉に水を混ぜて捏ねたばかりの物は大抵がパサパサで、形を作っても粘りが乏しく細かいヒビが入り千切れやすく綺麗に形が作れません。これを塊にしてビニールに包み最低1週間くらい密閉しておくと嫌気菌が増殖してきて粘りが出てきて、充分に寝かせた粘土を使えば表面が滑らかな、細かい細工の凝った形が作れます。
園芸に使う土の場合は同じ理屈でも嫌気性菌ばかりではなく好気菌と嫌気菌がバランス良く働いて粘りを作り、その粘りが微塵を包み込み他の土の粒とくっついて団粒構造になります。
良い団粒構造と言うのは、粒子の大きさの違う物同士がくっつかないと出来ません。大きさが違う物同士が混ざると間にほど良い隙間が出来ます。この隙間がほど良い通気性と通水性、またほど良い保水性や保肥性の環境を作り、植物の根に良い方向に働きます。
粒子の大きいもの同士でも通気性は良くなりますが通水性が良くなりすぎ保水性が低くなり易いです。反対に粒子の小さい物だけが集まれば通気性は悪くなり水分は留まり易く通水が難しくなる。これは根からも呼吸している植物にとっては最悪。こういう植物栽培には向かない原理を反対にうまく利用してるのが陶芸用の粘土です。陶器は粘土の粒子が細かいほど含まれる空気が少なくなるので、焼成後の硬度が高くなります。

微塵だけ使ってのコンポスト堆肥化等はまず無理と考えた方が良いでしょうね。例えばピートモスだけの微塵なら固めれば固形燃料になるなど別の使い道で役立つ事もあるのでしょうが。微塵が粘土の様な土質なら私ならもし近くに住んでれば喜んで貰いに行くでしょう。水簸すれば陶芸用粘土とブレンドして野生味の強い作品を焼けるので。水簸後に残った最微細部分を抜いたものなら畑地に混ぜてもそんなに問題もないでしょうし。
もし微塵に有機物が多く含まれていて、お住まいの地域で野焼きが出来るのなら収穫物の残渣などと一緒に焼いて灰にして、その灰を草木灰の代用に畑地に適宜撒くという方法もありますが・・・。あと、砂地や火山灰土など通水性の良過ぎる土地の土壌改良に、堆肥など他の資材と一緒に混ぜるくらいしか思い付きません・・・。あまりお力になれずにすみません・・・。

私の住む北海道東部は積雪が少ないのと極寒の為にツルバラ以外のバラの栽培がとても難しいです。昔からある丈夫で冬も放任で越冬出来る丈夫な品種以外は環境が厳しすぎて生き残れません。もし好みの品種を栽培し越冬させるのなら晩秋に株を掘り上げ倒して土を上に盛り上げほとんど埋めてしまわなければなりません。この辺ではバラ園やバラを多く植栽している所もないので(多くの植栽は札幌あたり止まりだと思います)おそらくバラ栽培のもっとも低い地域でしょう。

私は改良が進んだ園芸植物よりも原種に近い様な自然風の植物を好むので園芸種のバラの栽培にはあまり興味は無いのですが(こちらに自生する野生種なら過去に栽培)、昔花屋勤務で切り花に親しんだために品種名の記憶やバラの花を見たり香りを嗅ぐのは好きですよ。

園芸種の、冬も放任できる古い品種の中ではあまり好みの花の物は無かったのですが、最近はこちらでも自生しているハマナスと交配された系統のバラ品種が結構多く出てきたのだそうです。ハマナスが片親なら冬放任でも大丈夫そうですから、好みの花の品種があれば植えてみようかなと思っています。

Jack9 【中国】 2013/08/08(木) 00:38:11

ばんざいうさぎ 様

ご丁寧で解り易いご回答を頂き、心より感謝いたします。
また、かなり深いところまでの見識には驚愕です。

パミスの件、了解いたしました。私の完全な早とちりでした。
以前、ディスカスに凝ってた時期があり、水質や微生物のコントロールについては少しは理解できているつもりだったのですが、ディスカスはスケルトンタンクで飼育しますので・・・。
ただ、余談ですが、成分的にはかなり似てるハズですよ。
微塵の多くは赤玉土の粉ですから、どちらも元は火山灰堆積物ですし、たぶん成分もケイ酸が主成分でアルミや鉄分が多く含まれているハズです。

そんなことはどうでもいいんだけど、凄く興味深いのは、陶芸の粘土の部分。
私にとっては、2つの意味で大変参考になりました。

1つは、嫌気性菌の部分で、腐葉土を作る場合でも特に初期段階では嫌気性発酵を行い、その後、曝気して好気性発酵をすることで良質なものが得られるという主張をされている方がいて、非常に興味があります。
ちょうど今やっている再生テストの参考になります。
2つ目は、これを読んでいる時、私が属している異業種交流会メンバーの人の顔が浮かんだことです。
この人の会社は、たしかレンガを作ってるハズですので、微塵を粘土にして焼いてもらうというアイデアが浮かんだことです。
硬質の焼き赤玉土っていうのがありますから、結構いけるかもわかりません。

話はかわるのですが、団粒構造。
一般的な農業での土づくりでいう団粒構造とバラなどの鉢植え栽培でいう団粒構造は、ちょっとニュアンスが違うかも解りません。
鉢植えの団粒構造は、単に物理的に粒々が集まって粒々になっていればよく、赤玉土に代表されるようにイオン結合といったものでもいいのです。
ですから、いったん粒々が崩れ粉状になると勝手に再生はしないという欠点があります。
また、アルミなどを多く含むため、リン酸が固定され効きにくいという欠点もあります。

一方、畑での農業の土づくりでいう団粒構造は、変幻自在というか、崩れてはまたくっつき、くっついてはまた崩れるといったことが繰り返される、主に微生物により形成される団粒構造だと思われます。
ですから、これは微生物とそのエサである有機物を投入してやれば勝手に再生してくれるので、「土替え」が不要なんだと思います。
(ただ、前作の根から分泌された有機酸の問題は残ります。)

過去スレの多くは、これらがごちゃまぜになっている印象があるんです。
つまり、ばんざいうさぎ さんのように、コンポスト堆肥(後者)と鉢栽培用土の再生というのがちゃんと区別されていないように思います。

今回の私の質問は、「鉢栽培の植替え時などに発生する使用済み培養土の再生」ですから、物理性の再生(団粒構造)という点のみに着目した場合でも、農業のそれとは根本的に違うんじゃないかと思うんです。

Jack9 【中国】 2013/08/11(日) 11:14:21

ジョーさんはお忙しいのでしょう、過去ログがあると複数回書き込まれていますが、その後は回答なし。
その過去ログのURLでも書き込んでくれればいいのに、たぶん見つからないのかな?

過去ログに多く見受けられるのは、「栽培済み培養土を、黒いビニール袋に入れて高温に〜」みたいな都市伝説の類。
結局現状は、多くの人が栽培済み培養土は、他の1年草栽培などに転用するか、廃棄されているのではないか?と思っているんですよね。
転用には限界がありますし、廃棄はそれ自体に多くの問題があるように思います。

よくブログなどで、「マンションのベランダで○○を栽培してま〜す。」といったものがありますが、栽培済み培養土ってどうされてるんでしょうね。
当然、コンテナ栽培のハズですから、現実に出ますよね、栽培済み培養土。

Jack9 2013/08/14(水) 13:13:43

栽培済み培養土の再生利用(鉢栽培用途)には、少なくても下記の3条件が必要だと思っています。

1.病原菌・害虫の処理
  これは説明不要ですね。特に、バラ用途には必修です。
2.不要な有機酸の分解
  いわゆる忌地(連作障害)の回避の為
3.物理性の再構築
  微塵の粒々化が必要で、農業でいう団粒構造とは違うと思います。
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gardenfan 2013/08/18(日) 17:16:14
>栽培済み培養土ってどうされてるんでしょうね。
当然、コンテナ栽培のハズですから、現実に出ますよね、栽培済み培養土。

以前にこの掲示板で、培養土は一般消費者が不要になったものだから、一般廃棄物というのが、廃棄物処理法の原則なので一般ごみではないかと書き込みましたが炎上しました。笑い。
結局この掲示板ではまともな回答は得られず、環境省に問い合わせました。

廃棄物処理法では、人が不要と思ったら廃棄物が原則なので、培養土を燃えるゴミの袋の中に少しづつ入れて出されても地方自治体は文句は言えない。

そして燃えるゴミの袋の中に入れられると、土は珪素やカルシウムなどの無機物つまり灰となって埋立処理が必要となると共に焼却炉を劣化させるので、自治体によっては使用済み培養土を回収している所もあります。

しかし通達が出されていて、培養土も土、つまり土は回りに遍くあるものなので廃棄物ではないという通達が出ていて、地方自治体には回収義務はない。
だから一般ゴミの種別の中に使用済み培養土はありません。
また培養土はゴミではないのだから、自宅前の道路に撒き散らしても廃棄物処理法上では罰せられません。
迷惑条例などでもこの通達が適用されてゴミではないということで規定されていません。
でもそんなことをすると。

バラの用土はその構成からも畑の用土としては最高なので、ご近所の農家の畑に使ってもらうことも可能。

我が家では以前は農家の畑、つい最近は生ゴミ堆肥のサンドイッチ用に層状に生ゴミと重ねる層に使用していましたが、 自治体がそういうものを回収して堆肥化しています。

現在は、堆肥や腐葉土の袋に入れて六月からガレージの上に放置するだけで発酵・殺菌・腐植がされますので、年末には赤玉土の増量材として十分使用に耐えています。
バラの用土の場合は、新しい赤玉土でも四割程度ですので十分かと思います。
> いわゆる忌地(連作障害)の回避の為
これは液肥としてレキソリン(微量要素)を入れていますので鉢植えだけでなくて地植えのバラでも問題がないと思っています。

Jack9 2013/08/19(月) 14:50:24

コメント、有難うございます。

該当のスレ、以前過去ログで拝見したことがあります。
法的な問題は別にして、私の住む市では土や灰はゴミ出し禁止だそうです。
ただ、以前直接、市の処理場に瓦の破片や灰を持ち込んだ時には、通常の処理場のスグ隣にある所へ持って行けということで、そこでは無料で引き取ってもらえました。
多分、少量だったので対応が面倒だったのでしょう。

ただ、このスレではあくまで再生(自身で)という方向での質問です。

>これは液肥としてレキソリン(微量要素)を入れていますので

ご教示頂いた方法の他、忌地(連作障害)の回避と病原菌・害虫の処理、つまり、↑の1と2については、だぶん自力でも解決できると思っています。
従いまして、結局のところ、微塵の粒々化についてが解決できれば充分再生できると思うのです。

>〜新しい赤玉土でも四割程度ですので十分かと思います。

微塵の割合があまりに多くなりすぎませんか?
もちろん、他の資材等によるバランスにもよりますが・・・。
灌水頻度も激減するし、肥料効率も上がるでしょうが、やはり通気性が非常に不安です。
同時に、たぶん私の場合には、培養土資材も根本的に変更する必要がでてくると思います。
といっても、うちでは一部の鉢は微塵抜きしていない再生土も使っているのですが。
_

Jack9 2013/09/08(日) 23:49:55

前に頂いた、ばんざいうさぎさんのコメントをヒントに、微塵で作った土の粒を焼いてもらいました。

知人のレンガ工場をされてる方にお願いしたのですが、できた粒土は硬過ぎじゃないか?と思われます。
今回は極少量だけ、試しにお願いしたのですが、土というよりまるでレンガの欠片です。
次回は、焼く時間をもっと短くしてもらおうと思います。

ただその前に、微塵を粒々上にすることが物凄く大変です。
で、色々と調べると、ペレタイザーという機械があるようで、これを使えば簡単にできるということが分かりました。
が、できる粒々がちょっと大きすぎるようで、ゴールデン粒状培養土の粒々に似てる感じです。

一般的な、赤玉土小粒を使う人にはこれでイイのですが、私の場合は通常、もっと粒々が小さな粒土(芝の目土)を使うので、この点も課題です。

何とかこの冬までに微塵処理したいのですが・・・。
_

たちつ 【近畿】 2013/09/09(月) 11:40:47

微塵粉土の再利用とは

雑談程度として

炉で焼き固めると考える前に、団塊構造とは何かを再考すべきではないでしょうか。 利用面より、構造面として。
鹿沼土でも、赤玉土でも、畑の土の塊でも、細かい土の集合体てしょ。
その集合体自体及び、集合体間に、隙間ができ、その隙間が、保湿排水・通気・保肥・根張りに都合が良いので、園芸用土特に、鉢植え用土に適している。と言うことが通説になっています。
それから、派生し重量が軽い・無菌状態という利便性を加味して、色々な焼き土材料が開発されてきました。

そのまま炉で焼けば、火山岩になる。 焼くのなら、粘性と発泡剤を添加しないとダメですね。・・・軽石を作るイメージ
極めて少なく限られた条件で、作ることは面倒。 更に、陶器に穴がある・塗り薬にひび割れは、デザインとして作っても、陶器の本体にひび割れは作らないとか、気泡が入るということは、失敗作ですから、プロの陶芸でも、思いつかない。・・・・目的も発想も全く正反対。

そこで、素焼き鉢の発想・縄文土器や原始レンガを、思い出せばよいように思う。
微塵土には、団塊構造を持続させる能力が無い。その欠点を補うために、腐葉土・おがくず・パン粉や綿埃・を混ぜたり、水ノリ(片栗粉・小麦粉)を混ぜたりして、水で錬って、その粘土をTVのチネリ米粒を作って、焼くとかすれば・・・・ヤッタドーとなるかもしれませんね。
多分、電炉が汚れるので断られるかもしれません。

そないに面倒なことをしなくても、陶芸家から、余った粘土を貰って、
その粘土を水に溶いて、接着剤代わりにして、微塵粉土を練って、裏ごし(古い)で、トロコテン方式のようなイメージで、ウドンをつくり、その紐状を細かく切って、天日干しすればよいのでは。鉱物が融けるか融けない温度で焼くとか。自家採取自然粘土なら、青土粘土はダメで赤土粘土が良いと思う。

私は、設備も手近にないし、面倒なので、干草と混ぜて、樹の株元に置いて、虫や微生物の力を利用して、団塊構造を試みたことがありますが、粒の大きさが、満足しない。それ以前に、粘着強度が足らないので、篩いで、より分けるときに、潰れる。歩留まりが悪い・耐久性が無いなどで、諦めました。微生物がつくる粘着物質は、有機物質で、保湿と防水・弾力があり、常に修繕しなければならない・していることに問題がある。(-_-;)

やはり自然の力は偉大で、又商品のような団塊構造のものは、ヒラメキや思いつきだけでは、たやすく作れないものです。

因みに、今年の春には、鉢植えを整理し、残土の内利用できる残土は、再利用した。それでも、微塵粉土を、65cmのプランターを約50個強と植木鉢山盛り分を処分した。
これから、秋の陣をはじめようかとも、思っているので、当分の間 微塵粉土の悩みは、続きそうです。\(^o^)/

今空想している関心ごとは、東電の放射能高濃度汚染土で、色々な草花を育ててみたいものですね。・・・・  リスクと好奇心の葛藤が始まっています。被爆を覚悟して、日雇い労働にでも行こうかなぁー。
ついでに、燃料棒の破片でも、拾ってこようか。

このように思います。


Jack9 【中国】 2013/09/11(水) 11:24:08
[[解決]]

以後は、園芸雑談板(旧初心者板)に引っ越し、継続することにしました。
コメントは、こちらの方へ
http://engeisoudan.com/lngb.cgi?print+201309/13090002.txt
_


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