ヤマボウシとアラカシの根元
さてつ
【東海】
2013/06/23(日) 12:09:50
こんにちは。
15坪程の南向きの縦長スペースの芝生にヤマボウシとア
ラカシが植えてあります。
その根本に植える植物でお勧めはないですか?
常緑落葉、宿根等の説明も頂けませんか?
また、クリスマスローズが好きなのでヤマボウシかアラ
カシのどちらかに植えたいのですがどちらが良いでしょ
うか?
たろちゃん
【関東】
2013/06/24(月) 17:28:22
木の根元は、日陰になるので、適したものは限られますね。
アオキかクチナシなどですかね。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/06/25(火) 16:22:14
植え木の根元に植えるならまず、その木の根元に何か生えていても影響が無いかです。樹木によっては根元に何か生えるのを嫌う木や、根からや落ち葉、果実の皮などにアレロパシー成分が含まれていて根元や木の周囲には何も生えさせない性質のものもあります(イチョウやクルミなどがそう)。ヤマボウシとアラカシにこの性質があるかどうかは、どちらも私の住む北海道では栽培が難しいので解りません・・・。
半日陰で育つ物というのも条件です。アラカシの方は常緑性なのでほとんど年中陰になりそうで候補はかなり絞られると思います。
もし樹木の方に何か不都合があり、根元に植えている物を取り去らなければならなくなった時に、木の根を傷つけずに簡単に取り除けるもの。掘り取った後に、根が傷んでもし枯れても惜しく感じないもの。
根元に何か植えれば、数年経つと木の根が邪魔してもう掘りかえす事は出来ない事があります。これを考えるとクリスマスローズの直植えはやめて置いた方が良いです・・・。何年かに一度は掘り起こして株分けが必要な植物です。根元では無く少し離れた木陰になる程度の場所に植えるか、鉢に植えて根元に置く事をお勧めします。
半日陰で、木の根を傷めずすぐに撤去でき、もし枯らしてもあまりガッカリしないもので、ヤマボウシの根元なら可能そうなものとしては
落葉性の広葉樹の林床を好むニオイスミレや、斑入りグレコマ(カキドウシの外国種)、ヘビイチゴあたりが我が家で重宝している植物です。いずれもグラウンドカバーというカテゴリーに含まれる匍匐植物で、我が家では株元の乾燥を防ぐ為と雑草が生えない様にと植えて殖やしています。
ニオイスミレは、環境さえ合えばランナーと種子でどんどん殖えていきます。できれば園芸品種が向きます(原種から選抜された品種と、異種交配による園芸品種があります)園芸品種は夏葉がかなり大きくなりびっしりと茂ります。春は開花が見事で素晴らしい香りが辺りに漂う品種も。
ネットショップで比較的手に入り易くお薦めは黄花ニオイスミレとも呼ばれる‘スルフレア’という品種。花がクリーム色から杏色に変わる珍しい色ですが残念ながら香りは遺伝的にありません。ネットショップでこの品種以外の物を注文すると(特に紫花の品種)時々全く違う種類のスミレが送られてくる事があるのでご注意を。ピンク花の品種なら間違いなくニオイスミレです。(間違えられる種類のスミレのピンク花はあまり流通していない為)
最近ホームセンターで売られだした園芸品種の(早春のみ苗を販売)‘ルテンセブルー’‘アイシーホワイト’‘マジェンタレッド’‘クラシックピンク’あたりも丈夫そうでお薦めです。
斑入りグレコマはとにかく丈夫で斑入り葉が美しく見ごたえがあります花も控え目ですが綺麗です。斑の入りが安定しておらず斑無しの緑の部分が育ち、放置すれば斑が無くなってしまうので時々緑の部分は取り除いて置く事。
ヘビイチゴは黄色い花と丸くて赤い実が同居し、とても可愛いです。残念ながら実は毒では無いものの味はなく観賞用です。我家では葉に斑の入るものを植えていますが、春に斑入り葉が出るだけで梅雨時から先は緑の葉しか出ません。でも花と実だけで充分可愛いものです。
ニオイスミレは品種によってお住まいの地域だとうまく育たない可能性があるかもしれませんが、うまくいけば早春の花の少ない時期の楽しみに。他の物もかなり丈夫で、逸脱に気を付けさえすれば手もかからず撤去も簡単なら、引き剥がしたものを土に浅く埋めればすぐに根が出るので気楽に楽しめますよ。
さてつ
2013/07/05(金) 18:25:12
お二方、ありがとうございます。
ばんざいうさぎさん、ニオイスミレかヘビイチゴを植えてみようかと思います。
自分なりに調べたらヘビイチゴの方が害虫がつきにくいとわかりました。
丈夫なのは、管理が楽なのは、どちらなのでしょうか?
グレコマの斑入りは塀と芝生の砂利にいくつか植えてみようかと思います。
たちつ
【近畿】
2013/07/05(金) 20:50:36
・
>クリスマスローズが好きなのでヤマボウシかアラ
>カシのどちらかに植えたいのですがどちら
ヤマボウシは、落葉 広葉樹 樹高5〜10m 剪定で、コンパクト化が可能。
アラガシは、 常緑 広葉樹 樹高10m以上時として、20m 剪定で、コンパクト化が可能。ドングリの自然発芽・浮き根(根上がり)の問題もある。 葉の風合いが良いのか、根強い人気が有ります。
突然死があるものの、根強い人気の、大輪系アメリカハナミズキ(ヤマボウシの親戚)なども、面白いかも。
クリスマスローズは、夏に弱く冬に強い。・・・・夏にヒカゲになり、冬に陽光がアル環境が望ましい。
と言うことで、 どちらかと言えば、ヤマボウシがお勧めです。
蔓植物は、人気が有りますが、かなり頑丈で、繁殖力旺盛です。
手間隙いらず・病害虫なしの楽々栽培品種は、その反面、繁殖力が旺盛と言うこともお忘れなく。
樹木・蔓植物・宿根草は、将来の草木の姿・メンテ・栽培者の年齢を考えて。 飽きたとき・手に負えなくなったときの駆除始末を考えて。
バブル期に、張り切って、新築し、庭も拡張したものの、高年齢化に伴い、伐採駆除の問題需要が、増えています。
死亡・ホーム入居・引越しで、空き家放置とか、庭石の処分とか。ペットの処分とか。
迷い・悩んでいるときが、一番楽しいときですよ。
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さてつ
2013/07/05(金) 23:01:38
ヘビイチゴかニオイスミレを植えたいと思っのですが、管理が楽なのは、丈夫なのは、どちらでしょうか?
ヘビイチゴには害虫がつきにくいことは調べました。
宜しくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/07/06(土) 17:04:22
本州の方だとスミレ類の害虫ツマグロヒョウモンの害がもしかするとあるかもしれません。
私は北海道在住なのでツマグロヒョウモンの生息外で害に遭った事がなく、またニオイスミレも食害されるという話もあまり聞きませんので食害されないかもしれませんが確実では無いです・・・。
丈夫さで言えばヘビイチゴの方が良いかと感じます。ただ勢いが良過ぎて油断していると他の場所にも殖える事がありますので、生やす範囲からはみ出したら余分は抜くとかの注意はしておいた方がよいですよ。
あと、赤い実は大雨の後にどっさり落ちてしまったり、小鳥や小動物に食べられてしまう事もありますが、開花時期中ならしばらくするとまた実が成ってきます。
グレコマも逸脱し易いので適宜抜いたりして調節して下さい。時々青い葉の枝が出てきますが、これは必ず取り除かないと斑入り葉が無くなりますのでご注意くださいね。
さてつ
2013/07/06(土) 19:33:51
[[解決]]
ばんざいうさぎさん、ありがとうございました!
やはりヘビイチゴにしようかと思います。
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