アマリリスの寿命
あうる
2013/06/14(金) 21:29:41
二十年ほど前に友人からアマリリスを5球ほどもらい、以来ずっと
育てています。
いつの間にか消えてしまったものもありますが、時々子株ができ
鉢の数は徐々に増えています。
ふと考えました。一番最初にもらった球根はまだあるのかな?と。
植え替えをするので最初の鉢がどれだったか覚えていません。
アマリリスの寿命を教えてください。
もちろん種類によって違うのでしょうから、おおまかなところで結構です。
よろしくお願いいたします。
ひろし@小南部
2013/06/14(金) 23:13:28
憶測を述べますと適正に管理すればおそらく100年でも200年でも持つと思います。私も12年生のアマリリスと50年以上経つクンシランを持っていますが、乾期の降水量の差で生態的にやや違いがあるとはいえ同じヒガンバナ科の両者は基本的に同じ生活サイクルをもっています。
クンシランの例では新しい葉は葉の中心部から次々に出て年月を経て老化し、外側から枯れ落ちます。花芽は葉の脇芽として形成されていますので株の中心からはかならずはずれて葉の間から出ます。
アマリリス(正式な属名はヒッペアストルム)は構造的にはクンシランの株元が球根になったもので、地上部の葉は1年ごとに更新するように見えますが葉の基部だけが球根の鱗片として暫くの間生存します。花芽は前年の葉で形成された鱗片の間(葉の脇芽)に形成されていて、休眠解除とともに(葉の伸長とともに)伸びだします。新葉は球根の中心部から伸びだし、数年前の古い鱗片は老化し、水分養分をすっかり回収されたうえで薄い剥片になって外側から剥がれ落ちていきます。
毎年これを繰返すことになるので、トラブルが無ければ何年でも生存可能であろうと思います。けれども、それぞれ株を構成している葉や球根の鱗片は更新し続けていることになりますので、20年前と全く同じものではないですね。
あうる
2013/06/15(土) 16:20:55
ひろし@小南部さま
ご回答ありがとうございました。
とても解り易い説明でよく理解できました。
50年以上のクンシラン、すごいですね。
我が家のアマリリスも大切に育てたいと思います。
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