花柚子の春芽について
ゆずみそ
【東海】
2013/05/13(月) 16:52:25
今年の初めから厳しい寒さで、畑の中にある花柚子の木の、ほとんどの葉に光沢がなくなり、もう枯れてしまうんじゃないかと心配していましたが、四月になって、春芽がたくさん出てきて、ほっとしています。
ところで、その今年の春芽についている柔らかい棘をさわていたら、指で簡単に取り除くことができるので、これは大きくなってから取るより楽だと思い、どんどん取ってしまったのですが、去年、春芽が何かの害虫にすっかり食べられたことを思い出し、まずいことをしてしまったのではないかと反省しています。今年の春芽を守りたいのですが、どうすればよいでしょうか?
また、今年の春芽に花芽は少ないのですが、春芽の先端についている花芽は将来的には摘果対象にした方が春芽にとっては良いでしょうか?ちなみに十年以上の花柚子で2m以上の高さになっています。去年初めて前年より花芽が減りました。
pine
【九州】
2013/05/13(月) 21:19:13
>大きくなってから取るより楽だと思い、どんどん取って・・・
それは正しい方法です。
ただ,カンキツ類のトゲで防ぐ事の出来る虫などいないと思います。
以前は,カラタチなどが用いられ,ネコ一匹通れない生け垣もありましたけど。
まあ,葉を食べる虫としては「アゲハ」でしょうか。薬散か捕殺か,どちらかでしょうね。早めに見つけることが大切です。
果実を沢山付けると翌年の花芽は少なくなりますので,摘果は大切ですが,摘果しすぎて夏芽,秋芽が多発しても翌年の実は少なくなります。
葉に光沢が無くなったのは「ハダニ」ではないですか?防除せずに放っておくと樹勢が低下し,花芽も減ります。
ゆずみそ
【東海】
2013/05/14(火) 15:23:43
pineさんのお答えで棘の件は少し安心しました。しかし、害虫については気は放せません。現在、春芽の食害された様子はないのですが、去年はもっと暑くなってから食べられたので、やはり、pineさんご指摘どおりアゲハなのでしょうか。今の春芽より少し硬くなった徒長枝があっという間に半分なくなっていました。確かにアゲハは今の季節でも、木のまわりをときどき飛んでいますが、柚子の葉に幼虫がいるのはあまりみたことがありません。ただ、横の畑の人参の葉やパセリの葉に群がっていたことはありますが。
葉の光沢については、付近の北風にさらされた柑橘系の木の葉が同様な枯葉寸前の様子だったので、ハダニではないと思います。
pine
【九州】
2013/05/16(木) 23:17:01
低温害や寒風害は,低い気温や乾いた風で起きますが,樹体の状態で程度が変わります。
低温に加えて,前年の着花量が多かったり,肥料が少なかったり土壌乾燥で吸えなかったりして,樹体栄養が低いレベルにあると被害が大きくなります。
地植えだし,冬だからと,かん水をせずいにいると,これもまた被害を大きくします。葉のない落葉樹と常緑樹は,冬場の水の必要量が異なります。
おなかが空き,のどの渇いた,疲れ果てた状態では,寒さがこたえるのと一緒でしょうね。
高さがありますので,寒風の吹く時期は,防風ネットなどをベタ掛けするか,よしずなどで周りを囲うかですね。
ゆずみそ
【東海】
2013/05/19(日) 10:24:20
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そうですか。pineさんの言うとおり、水不足だった気がします。
言われてみれば、夏に根元の雑草が繁茂したのが気になり、やたら抜いて土が乾きすぎ粘土質の土が固くなってしまったので、あわてて草マルチや堆肥をかぶせたりしました。冬の時期は水分はそんなに必要じゃあないだろうと根元がかわいていても、あまり気にしませんでした。ずーっと喉がカラカラだったんですね。ひどいことをしてしまいました。これからは人間だけでなく、木にも水分補給を気にかけていきます。pineさんありがとうございました。
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