キューリップの増やし方
RYO
【東北】
2013/04/19(金) 19:27:47
今、庭のキューリップが満開で綺麗です。
長い間疑問に思っていたのですが今年咲いたキューリップの球根は増えず小さくて、植えても翌年はまともな花しか咲きません。
販売している球根はどのようにして増やして大きく育てているのでしょうか?
空いてる畑に大量に植えたいと思います。一般家庭で増やす方法があったら教えて下さい。
PETA
【近畿】
2013/04/19(金) 22:01:46
RYOさん、チューリップの球根の増やし方は花を咲かせてはいけないということを読んだことがあります。花を咲かせてしまうと精力が削がれる為だそうです。私もチューリップが咲き終わった後に球根を取るため、花いがいはそのままに枯れる迄放置しています。何年か繰り返したので球根が小さくなっています。
たちつ
【近畿】
2013/04/19(金) 23:14:57
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チューリップとは
市販の園芸用チュウリップの性質
チューリップの一生を種子をまいてから、花が咲くまでと仮定したら
約5年かかるようです。種子を一年生で、花が咲く年齢が5年生に当たる。
花が咲けば、通常分球(=子供)し子孫を残します。この子供は種子ではないので、2-4年生です。球根の大きさ(成熟度)は、色々です。
2年生なら、3年後に咲き、4年生なら翌春に咲きます。
概ね植えっぱなしなら、3年周期で花は咲きます。
この性質を知らないと、チュウリップの球根は、使い捨ての一回限りということになります。
一般的には、毎春に、すべての球根に一斉に花が咲き揃わないと、面白くないし、花の咲かない球根を育てる場所も無い。そのような空間があるなら、他の花を植えたいという事情もアル。
それに比べ 原種チュウリップなら、球根も花も小さい分、毎年咲きます。
色々な生育環境を考えたら、簡単で楽な環境が整っているのが富山新潟県と言うことです。 環境を変えることは、手間隙・金・設備・技術が必要ですし、採算が合わないので、他府県では生産しないという立地条件の優位性ですね。
ほとんどは輸入球根です。分球を選別し出荷。
夏の高温乾燥や冬の冷凍乾燥に弱い。従って、夏涼しく冬に凍土凍結させない環境づくり。
簡単なのが、芝生の下に植えたら、芝生が断熱し、土の乾燥を防ぎ地温を安定確保する。分球を抑制する働きがあり、開花確率は、多少高くなる。根の浅い雑草ボウボウの中でそだてるとか。・・・関西流
東北なら冬の凍土凍結を防ぎ、冷凍乾燥や地温を如何にして確保するかと言うことです。
>空いてる畑に大量に植えたい
お金を沢山出せばよい。
安くしたければ、生産農家や花卉市場(集荷元通常会社と言う)の人と親しくなり、花は咲くけれど、売り物にならない等級無印のくず球根を超特価で譲ってもらえばよい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97
現実の問題として、花が咲く前にこれから咲くだろう蕾を切りすてられますか と言うことです。
園芸種チュウリップを諦めて、原種チュウリップを植えればよいかも。
原種チューリップでも、分球しにくい分、繁殖は難しい。
株が小さい分、数が必要。 それでも一度植えれば、毎年咲きやすい。
園芸種チュウリップでも、品種により、分級しにくいものもある。
これなら毎年咲く確率は高くなる。
花が咲くか咲かないかの区別は、葉の枚数と大きさで区別できる。
咲かないのは、葉が1枚しか生えてこない。2枚以上生えれば、蕾は付く。蕾が付いたとしても、開花するとは限らない。途中で息切れして、蕾のまま枯れてしまう場合もある。
一番恐ろしいのが、連作障害によるウイルス病で、伝染すれば、全滅する。
とかなんとか厄介なものです。
日本では、春に一回だけしか咲きませんし、開花期間も短いので、一株枯れても、その空間が寂しいものです。
と言うことで、球根は毎年かって、念のために植えつけるときには、殺菌消毒したほうが無難で簡単ということです。
趣味と言うものは、道楽ですし、ムダなことです。生きるためには何の必要性も無い。 ぜいたくなことです。
予算も手間隙も、無制限なものです。
一番安く付くのは、近所の花公園へ散歩に行くことです。
独学で10年 生産農家や農業試験場に就職したとしても3年は必要かも。なにぶん学校と違って、社会は知識で勝負と言うより、実務で勝負する世界ですから。豊富な知識があれば、その分、飛び級短絡できる・呑み込みが早く楽できるという可能性もありますが・・・・
と言うことで、単純に3年サイクルと割り切ったほうが楽。
このように思います。
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ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/04/21(日) 17:11:38
昔は分球したものを3年くらい育て、蕾が出ればすぐに摘みとって肥培していました。
チューリップは球根を浅めに植えると分球しやすくなるので、増殖用の球根をわざと浅く植えて蕾を摘み取りながら強制的に分球していたのかもしれません。
現在はほとんどが組織培養(メリクロン)です。クローンの幼苗を植えて数年肥培すればほぼ親と同じものが大量に作れます。
チューリップは本来種子からも増やせ、新品種は基本的にこの方法で作ります。原種以外は品種改良がおこなわれすぎてまず親と同じ姿や花色の物はできませんが、興味がおありなら東北でしたら種子が採れると思います。ただし、親株はその後枯れるか生きていても次の開花に数年かかるかも。また、改良し尽くされて雌蕊・雄蕊に生殖能力が無い物もあるとのこと。
原種チューリップと呼ばれる系統の原種には種子でも増やせる物があります。特に、その主に交配品種が存在していないものだと(異種交配ができない性質を持つ)親と同じ性質をそのまま受け継ぎます。
種子を蒔いて育てると4年くらいで花が咲きます。
ふつう見かけるチューリップから見ると小型で趣の違うものが多いですが、とても丈夫で植えっぱなしで毎年咲きますし分球で徐々に殖えていきます。
我が家ではトルケスタニカという種類を植えていて、シンプルなクリーム色の花ですが、枝咲きで株から伸びる花茎が途中で分かれ3つくらい花が付きます。咲き終わった後に実が出来て種子が飛び散ると翌春たくさん芽生えます。種子が飛んだ後の茎と実はドライフラワーのアクセントに使えます。
この種は球根では殖えにくいそうですが野生状態では種子で殖えて一帯に群生しているのでしょう。品種は存在せず他のチューリップとの交雑もしない性質なので、毎年種子を採って蒔けば将来好きな場所に広く群生させることも可能と思われます。
RYO
【東北】
2013/04/23(火) 20:19:49
[[解決]]
たちつさん、ばんざいうさぎさん詳しいご教授有難う御座いました。
私は簡単に増やせるものと考えていました。
物は試しで花壇で花咲かせた球根をクローバーを養生した畑に深く植えて見ようと思います。
解決済み たちつ
【近畿】
2013/04/24(水) 02:04:59
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早とちりで、よくよくタイトルを見てみれば
最近では、チューリップのことをキューリップと呼ぶのですね。
いつからキューリップになったのかと思えば、
チューリップが大きくなったら、キュウリがなるらしい。
キューリとチューリップの合成語。
バーチャル園芸の世界からきたらしい。
もう ご老体は、ついていけない時代になってきたのかも。
難儀なことです。
たまたま、レス主さんの趣旨にそったからよかったものの。
キューリップとは、から書きはじめていたら、例のごとく、お遊びしていたかも。
(-_-;)
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