さつき の花ずけ
はまっこ
【関東】
2013/02/19(火) 16:20:14
さつきに沢山花を咲かせる方法を教えてください。
いつ剪定をどのようにすればよいのか?又肥料は何をあたえたならば
よいのか?その他注意事項があればお教えください。
たちつ
【近畿】
2013/02/19(火) 20:21:17
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サツキとは
地植え と 鉢植え と 小鉢植え盆栽仕立てなどマニアック系の3種類に分けられます。
いずれも、多少の違いはあっても、基本的には同じです。
手間暇をかけるか 省略しほったらかしにするかの程度の違いです。
サツキの性質
花が咲く →新芽が生える → 新芽の成長が止まって、来春の花蕾細胞ができる →冬眠越冬して、春の日射しや温度で、起きて花を咲かす。
まず、鉢植えなら、根を沢山元気に育てる必要があります。
ここで、鉢植えなら、毎年又は隔年に植え替える必要があります。
この時期が、開花時期前であり、蕾時期と重なることに問題がある。
植え替えには、根を整理しますから、随分と根を傷めます。
その衰弱を少しでも、防ぐために、枝葉を切りつめます。
と言うことは、蕾も切り捨てることになる。
又、葉枝を切り捨てれば、当然にヒカゲがなくなり、次にくるだろう中春からの暑さで、根が傷む。・・・・根が表土近くと浅い。
そこで、遮光したり、マルチングして、根を暑さや乾燥から、保護する必要がある。
マニアックの人の中には、花が開いたら、萎れる前ではなく、直ちに摘み取っている人もいる。極端に言えば、朝に開いたら、夜には摘み取る
ここが、なかなか理解し、納得できないものです。・・・問題1
植え替え時の根の始末に関しては、根がごちゃごちゃに絡まっているので、土を洗い流し、新鮮な根を髪の毛の櫛で、砥ほぐす作業も必要になってきます。 これも大丈夫なのか(・・? 枯れてしまわないかと不安になります。・・・・問題2
潅水と肥料に関して
サツキは、水で育てるもの、肥料はいらないと割り切ること。
水は、毎日やるもの、雨の日でも大雪の日でも。
と言うことは、排水の良い土が必要となる。
サツキは、進化の過程で、いじめられっこ・お邪魔無視的な存在だったので、肥沃な場所が与えられなかったし、根の性質もいじけていたので、根の分泌物(消化液)も弱い。 そこで、酸性土壌という自然の助けが必要となった。又雑菌の繁殖も軽減される。
と言うことで、排水・保湿・酸性土壌と便利なものが、日本にある。
それが鹿沼土というものです。
肥料は、玉肥と言って、骨粉と油粕を練って、真冬に乾燥させたものを自作したりします。 当然に暖かくなれば、ナメクジなど不快虫が拠ってきますから、網目キャップを被せたりします。
面倒で、肥料もやりたければ、液肥を10万倍以上に薄めて、水代わりにやればよい。
薄め方・・・・2Lのペットボトルに、水を入れて、ウドンの割り箸を液肥の原液に浸けて、ペットボトルの水ですすぎ洗いすればよい。
剪定は、花後に新芽が生えてくるし、その新芽の先端に来春の蕾が夏に完成するので、花後に、バッサリと刈り込めば楽。
庭の芝刈りや新茶の機械摘みや生垣の剪定のイメージ。
と言うことで、根(生命の維持)や新芽(花数)をどうするか 新梢の数が、花数に比例する
このポイントさえ理解すれば、綺麗な花は、金魚の糞のように、ゾロゾロと後から勝手についてくる。
参考サイト サツキ盆栽のお手入れ 比較的解りやすく良くできている。どのサイトでも表現方法は、違っても同じようなもの。
http://satsukimania.com/tips/repot.html
できれば、左の索引も、一通り斜め読みすれば面白いかも。
暇があれば、何回も読み返して、栽培者の感覚とサイトの意味を同期させれば、ヨリよく理解できるかも。
読むたびに、方向性が違うことに気がつく。
このように 思います。
余談ついでに、同じサツキを育てるのなら、花の模様のゴチャゴチャとしているものは、挿し木すれば、色々な品種?に分かれるので、整然としたものより、面白いかも。できれば、紫・赤・白・朱色単色咲きより、ピンク系の模様入り。一本の樹に、色々な模様で咲いているもの。
花びらの形も、ばらばらのものでもオモシロイ
なぜそうなるかは、各自簡単に考えたり、体験してください。
パズルです。
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はまっこ
2013/02/20(水) 17:57:23
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たちつ 様
いろいろとお教えくださり有難うございました。
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