白樺の葉に毛虫とか、他の甲虫が湧く

[園芸相談センター]の過去ログです

たごさく 【関東】 2013/02/15(金) 21:31:55
質問は、葉に毛虫やら、甲虫やら集ります。
今はどこに潜んでいるのか、見えませんが
新緑と共にうじやじゃ湧いてきます。

葉には殺虫剤のキンチョールで退治しますが、専用の物が
良いのですか?どこから湧いて来るのですか。
何時頃専用の薬剤を撒けば良いのですか。

葉が無いうちに薬剤を撒くのかな?
今どこにも居ない様です。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/02/16(土) 12:31:51
おそらくカバ類の好きな害虫が樹皮の隙間で越冬していたり、卵が産みつけられたのが暖かくなると出てきたり孵ったりするのでしょうね。あと、根元の土の中で木の根から樹液を吸って育った幼虫が羽化して現れたなど・・・。

ただ、植物につく害虫の駆除に使う薬剤はどんな虫にでも効くわけではなく、また誤った使い方をすれば植物に害が出るばかりか近所に健康被害を広めてしまう事もあります。
まずは、木に付く害虫の種類を特定してから、それに適応する薬剤(法律で決まっています)を適切な方法で一番効き目のある時期に撒いて退治するしかありません。
キンチョールというのは普通の家庭用のものですよね?もしそうならそれは家の中の不快昆虫に使う物で植物に使えるものではありません。虫が死んでも、その成分は樹木にとっては良くなく、特に圧縮ガスにより噴射される物は植物に寄り過ぎると噴射時の冷気(結構温度が低い)で傷みます。キンチョールに含まれる成分も植物にとっては良くない可能性もあります。キンチョールは使わない事。植物に使って良いカダンなどのスプレー型殺虫剤も適応害虫以外には使わない。無風の時に15センチ以上離して噴射するなど使用上の注意を必ず守ってお使い下さいね。

害虫の種類によって芽吹く前に使う物、葉のある時期に使う物など色々です。まずはご自分で害虫の種類を見極めましょう。
「植物 害虫」「樹木 害虫」「シラカバ 害虫」で検索なさると害虫辞典の様ないろいろな虫の画像が載っているサイトがヒットします。インターネットなどで植物名は基本カタカナ表記で書かれていますのでご注意を。
見かけがよく似ていて発生時期がほぼ同じなら(時期は関東標準で書かれています)その虫に効く薬剤の種類と販売名をしらべ、薬剤と使う器具(簡易噴霧器など)を用意します。薬剤によっては葉に薬剤が良く留まる様に補助するダインなどを用意する必要もあります。薬剤散布時は肌を出していたり吸いこむと健康被害がある事があるので、作業着や専用のマスクなどもご用意下さい。そして取り扱い説明書をよく読み、既定の濃度に薄め、無風の日に散布して下さい。

ただ、住宅街で家が密集している所など薬剤散布をすると迷惑に成る場合もあります。特に洗濯物などに散布した薬剤が風に乗っていって付いたりなどするとトラブルになりかねません。
お隣との距離が充分あるのなら害虫一種一種に対応して薬剤散布しないとならないので、場合によってはシラカバの木を切り倒さないとならなくなるかもしれません・・・。

あと、シラカバは栽培に向いている環境なら丈夫でかなり長く(北海道でも長くて50年程度)生きられる木ですが、環境が整っていないと丈夫に育たず、そういう木に害虫が集まると言う傾向がありますが、育ちの方はいかがでしょうか?
根のところに害虫の幼虫(コガネムシの幼虫など)が多くいないでしょうか?甲虫というのがコガネムシなら幼虫が根の養分を吸って育ち、地中から羽化して飛び立つ為に木に登って来るのかもしれません。
できれば樹齢がどのくらいかも書かれれば良いかと感じます。シラカバという樹種自体がいつまでも生えていられる性質では無く、山の広葉樹林の木が無い所から早くに生えてきて育ち、後に生えてくる木が育ちやすい環境を作り、他の木が育ってくれば自らはだんだん弱って枯れていくと言う性質を持っているのと、空気が清浄で無い環境では樹齢が短めな事があります。周りの樹木環境などで弱る事も多いので、弱ってきた所を害虫に狙われてしまった可能性もあるかもしれません。

たごさく 2013/02/16(土) 19:00:12
有難うございます。

毛虫は検索出来ません。きもち悪くて、特徴は、毛がやたら長く、  大きいです。
葉を食べる様です。甲虫は色々です、小さいのが沢山来ます。
春になると全て食べられますが、又葉が出てきます。
木は4m位で、シャンクモンティー?とかです。
周りには白樺はありません。他の木?リンゴみたいな木にも
集りますね。

少し暖かくなったら、幹に液体の薬剤を撒こうと思っていますが。
葉が出た時に撒いた方が良いでしょうか。
スミチオンとかですか?どこの潜んでるのでしょうか。
今葉も無いですね。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/02/16(土) 23:30:25
害虫を駆除したいのなら、虫の特定は必須なのです。種類が解らないのに適当な薬剤を使う事は効き目が無いばかりか、人体の健康被害の怖れがあり法律に触れます。つまり「毒を撒いてしまう」と言う事になります。ご自分で薬剤を使う以上、間違った使い方は許されないのです・・・。
なので、スミチオンは使えないかもしれません。

ご自分で害虫の特定と駆除が出来ないのであれば、虫を小さな瓶などに入れてお近くの緑のセンターなど園芸相談の出来る所に行って適応薬剤を聞いてくる。それからご自分で散布するか、植木屋さんなど樹木のプロにすべてをお任せするしかありません。
木が何本かあるのならなおさら駆除をしっかりしておかないと、近隣のお庭の木へも移動しご迷惑をかけてしまうと言う事。害虫駆除をしないと木自体にとっても良くありません。

私なら、自分で種類を特定出来ない害虫を駆除するなら薬剤散布も出来る植木屋さんなどに実際見てもらって見積もりを出してもらい、(出来れば数か所に見積もりと実施方法を出してもらい、納得のいく業者に依頼しますね。
なお、リンゴみたいな木というのもご自分の庭の木であれば害虫駆除をせねばなりません。リンゴの木というのは人間が人為的に作りだした樹木なので(交雑可能な別種の数種類を交配させて実が大きく成る様に作られた自然界に存在しない木)とても病害虫に弱く、一年間のスケジュールをしっかり組んで防除の薬剤散布をせねばなりません。そして、リンゴの木も関東では環境が合わない事が多く、病害虫が付き易いのです。もしかすると、シラカバの害虫は元々はそちらの木から発生して、移動出来るものが移り住んでいるのかもしれません。

植えた後のリスクをあらかじめ調べたりせずに好みの見かけなどで決めた樹木を植えますと、環境が合わないなどでずっと病害虫に悩まされることになります。元々シラカバもリンゴの木もどちらも北方系の樹木なので関東だと標高の高い所で無ければ丈夫に育ちません。あまりに酷く手に負えない様なら処分する事になるかもしれない場合がある事も、心に留めて置いて下さいね。

たごさく 2013/02/17(日) 10:16:50
いろいろと有難う御座います。

本当にめちゃくちゃをしてたんですか。
虫にキンチョ―ルZを噴射してました。
でも毛虫はなかなかあの世へは行きませんでした。

近所に家はありません、場所も関東の山に近くのんびり景色です。
ある日、あっと言う間に虫が増えてました。そう言えば北海道に行った時ホテルに植わっていた白樺にも居ました。毛虫が・・・。
思い出しただけでも、気持ち悪いです。毛虫は、体長12cmで、灰色で
毛が長いです。甲虫は、1p位でしょうか。カナブンの超小型です。
葉を巻卵産む様です。

もう記載なければ、解決に致します。


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