夏みかん水気が少なくすかすか
ひろちゃ
【関東】
2013/02/12(火) 08:43:30
千葉県勝浦市の家の庭に甘夏の木が有ります。植えてから15年ほどになり高さも4メートルほどの大きな木になり、毎年大きな実を沢山付けます。皮は固くてしっかりし、見たところおいしそうなのですが、中身に水気が少なく、袋がふわふわで食感も良くありません。12月中旬にテスト的に食べてみたところ、この時期には酸っぱいのですが水気も多く問題は無さそうでした。毎年、年を越して食べごろの時期に水気が抜けてしまうのですが、何か対処方法が有ればお教え下さい?尚、この家は、通常は留守で月に一回だけ出かけるため、その際に家の草取りや落葉で出来た堆肥の施肥などを行っているのですが水やりの管理は出来ず自然に任せ全く行っていません。又、鶏糞など自然肥料は入れていますが、化成肥料は施しておりません。状況解決のアドバイスをお願いします。
べっぴー
【近畿】
2013/02/12(火) 13:07:34
問題ない今、収穫してポリ袋に入れて、冷蔵庫保管でいいのでは。水やりの管理ができないなら、摘果するとか工夫が要ると思います。肥料は年間チッソは200グラムでよいとあります。多少寒害の影響有るところは少し糖度が少ないかも知れませんが、早い収穫で良いのではないでしょうか。
べっぴー
【近畿】
2013/02/12(火) 13:13:49
すいません、12月のテストで今は2月でしたね。今はもうすかすかなんでしょうか?やっぱり、水の管理が出来ないようなら、今年は、12月中旬に収穫すればいいですね。
ひろちゃ
【関東】
2013/02/12(火) 16:13:59
べっぴー様
有難うございました。それにしても、12月以降の冬場に水やりを行う必要が有るのでしょうか?夏みかんを植えている農園では、降雨以外に水やりを行っているのでしょうか。何となく納得できない感じです。ちなみに、摘果は全く行わず、自然のままにしています。
かんだつ
【関東】
2013/02/12(火) 18:26:06
「庭に」とありますので地植えですよね。うちの夏ミカンも地植えですが、1年を通して水やりはしていません。降雨のみで水不足には一度もなったことがありません。ですのでひろちゃさんの場合にも水が足りないということとはまったく別問題だとおもわれます。
この実の症状は 鬆(す)あがり といわれているものだと思います。
ミカンが寒害に遭うと起こります。
私は茨城県南部に住んでいますが、1月以降、木に実を付けておくと寒い年にはこの鬆あがりが起きます。ミカンの袋の中にある砂じょうのツブツブに水気がなくなりスカスカになります。また、苦みも増します。
これを防ぐには実一つ一つに袋をかけて寒害を防ぐか、早期の収穫を行えばいいと思います。
うちでは100以上の実がつくので袋がけ作業が大変なため行っていません。早期収穫をしています。
具体的には12月中、本格的な寒さがくる前に収穫します。すぐに食べると酸っぱくて食べられたものではないので、少なくても1か月以上保管してから食べます。こうすると酸が抜けてかなり甘くなります。保管は暖かすぎるとカビが生えるので5℃くらいの所がいいのではないでしょうか。うちでは今頃から食べ始めます。3月以降も問題なく食べられますが、外気温が高くなってきますので保管がむずかしくなります。その場合は温度管理のできる場所が必要になるかもしれません。
それから摘果は、実が沢山つきすぎたときには行った方がいいようです。こうすることで一つ一つの実が大きくなり味もよくなります。また、隔年結果も起こりにくくなります。
最後に
まったく関係ないかもしれませんが、私の住んでいる地域では福島原発事故のためにミカンの放射線量が高くなっています。柑橘類は放射線量が高くなる傾向にあるようです。うちで採れた夏ミカンは20ベクレル/kgで食べても問題ないレベルですが、一度放射線量の測定をしてみるのもいいかもしれません。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2013/02/12(火) 23:33:29
食味説明文からは、かんだつさんご指摘のスアガリなのですが、杉並よりかなり暖かいはずの勝山ですから、いまいち合点がいきません。
寒気は窪地にたまりやすいのですが、御地は窪地内なのですか。
うちではスアガリを案じて以前は1月15日までに全収穫していました。最近は半量残し、木の負担を考えて3月に収穫を終えます。収穫した果実は、ダンボール箱に入れて、湿気調整用に新聞紙をかぶせてから蓋をし、冷暗所に置いています。どちらもおいしいです。潅水施肥はしません。摘果は、わずかにする程度です。
☆YuukisaikaTanetsugi☆Suginami*TOKYO☆
べっぴー
【近畿】
2013/02/13(水) 08:57:47
ひろちゃ さん、テレビで見たんですが、栽培農家は水はけのよい山、悪い山、土質や天候なんかで水管理に気を遣っていました。1〜2月は花芽分化のころですよね、この時期は乾燥気味がよいとあります。12月までの水やりのことです。
べっぴー
【近畿】
2013/02/13(水) 10:04:34
ひろちゃ さん、追伸です。当たり前ですが、植物には水と太陽と温度がいりますよね。糖度を上げるにも水が切れれば光合成で炭水化物ができない、糖度が上がらない。過度の水も水切れもいけない。土質や水脈のことも関係してくる。しかし、おたくは自然農法的だから、私の考えでは、摘果して、木の上部を少しコンパクトに剪定すれば、3〜4月ぐらいまで持たせて適度に糖度もあがるかなと、しかし保証は出来ないので、やっぱり大丈夫な12月中に収穫がよいと言ったのです。
ひろちゃ
2013/02/13(水) 21:40:12
[[解決]]
かんだつ様、たねつぎ様、べっぴー様、
有益なご指摘、有難うございました。勝浦は房総半島の中程に位置し温かい地域なのですが、木の植えてある場所は、標高が80メートル程度有り冬には霜柱が立つほど夜の気温は下がる事が有り、かんだつ様からご指摘いただいた霜上がりであると思われます。今年は適度に摘果し、12月に取り入れて保管してみたいと思います。有難うございました。
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