山ユリの球根が突然消えるのです。翌年跡形もないのです?

[園芸相談センター]の過去ログです

為五郎 【関東】 2013/01/27(日) 20:11:17
直植え、また鉢とかに植えて、数年経つと球根が無くなり花は咲きません。勿論球根が無いのだから咲くはず無いですけど、何故でしょうか?。
原因はなんでしょうか。心辺りは、腐葉土とかに居たコガネムシの幼虫ですか?。細菌類ですか。ネズミですか。
原因を知りたいです。

たちつ 【近畿】 2013/01/28(月) 00:54:03

ユリの球根 自然消滅とは

原因としては、栽培環境不適合系(いや地・連作障害)かも。

>球根が突然消えるのです。翌年跡形もない
これは絶対にありえない。 只気がつかないだけかも。

コガネムシ(幼虫)自体は、ユリを直接枯れさすことはない。 弱らすことはあるかもしれない。
ネズミは、モグラの穴があるか、掘り返した跡がある・・・ユリの球根は、通常地表にむき出しには、植えない。そこそこ大きいので、持ち帰らない。現場で食べ散らかし食べかすが残る。
細菌類・黴菌・・・可能性は、大いにあるものの、細菌や黴菌単独なら、鱗片なり子球根が残る。暖かい季節なら、地上部に何らかの異変がアル。寒い時節なら黴菌等は、休眠しているので、球根を完全に消滅することはない。

そこで、根ダニかセンチュウが発生し、そこに黴菌や細菌が発生し、腐らせ消滅した。10-11月か2-3月ごろ。 思い出した・気がついた頃には
>数年経つと球根が無くなり花は咲きません
となる。
・・・・連作障害の一種 一般的な連作障害の防止には、土を全部交換したり、植え付け位置を変えないとダメですが、別に趣味の範囲なら、
元の古い土でよい。腐葉土を2-3割り混ぜておけば良い。違った土に植えるとモット良い。

対策として
見回り(生育状況や異変・表情の観察)とユリを植え替え・植え付ける時には、球根の殺菌消毒をする。・・・球根ウイルス抑制のためにも。

山百合系は、日当たりガンガン地には、向かないので、半ヒカゲ地に植える。少なくとも、地表部・植木鉢には、直射日光を当てない。
植木鉢なら、二重鉢にするとか、板で遮光するとか。
日当たりガンガン地に植えるより、雑草ボウボウ地の方が未だまし。
ただし、雑草地は、茎蛾に注意。

鉢植えなら、毎年秋に、植え替える。・・・・球根の大きさ=茎の太さ=花数・分球などの状態の確認や、球根位置確認(ユリの性質として、球根を地表に持ち上げる)

山百合の欠陥は、花蕾を確認しないとわからないし、確認してからでは、遅いですが、多肥栽培すると、超豪華と言うか見苦しいと言うか、お化けユリになる場合がある。

ユリのコツは、冬場は、日当たりガンガンで、春からは、下半身は涼しく日陰にすることです。上半身は日当たりが良いほうが良い。
落葉樹の下とか。・・・冬は日当たり良く、夏場には木漏れ日程度で明るく涼しい。
土は、川砂7、腐葉土3が楽かも。
極端な話として   ユリは、大きな品種グループにより、栽培環境が、極端に異なる。

このように思います。


gardenfan 【近畿】 2013/01/28(月) 01:47:55
笹ユリの球根の自然消滅はよくあることです。園芸品種のカサブランカなどは植え替えしなくても毎年咲いてくれますが、ササユリは結構気難し屋さんです。

自生地で昨年咲いた場所にマークしておいても翌年咲いてくれないことも多いです。露地植え栽培は難しいのですが鉢植えなら結構咲かせることができます。
私は、基本は、用土を鉢の下部半分はバラの用土でバイムフードぼかししたものの上にバーミキュライトを3センチほど置いた上に球根を置いてさらに3センチほど覆います。バーミキュライトは前週に殺菌剤ベンレートなどを散布しています。球根高さ1センチの場合です。
以上のような用土構成で種撒きから5年で漸く1輪咲いてくれるような球根に育てられます。
ユリの原種は、森林と草原の境の半日蔭に咲く性質がありますので、春までは陽が当たる暖かい場所に置いて、六月の花が終わってからは半日蔭に移動して下さい。

gardenfan 2013/01/28(月) 02:22:06
つまり基本は清浄な用土に球根を保持して、根は有用菌リッチな用土でしっかりと伸ばすということでしょうか。
自然界ではこのような環境を維持するのはなかなか困難なので球根が自然消滅していると考えています

為五郎 2013/01/29(火) 18:54:42
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各位様

とっても参考になりました。

色々と有難うございました。


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