ツルバキア シルバーレースの株が横に寝てしまっています。
ぽち丸
【中国】
2013/01/23(水) 12:09:55
おととしに購入し、徐々に鉢ましし、現在は7号スリットで育てています。
毎年いくつかの花をつけてくれ、それ以外の季節は斑入り葉をリーフものとして鑑賞してきました。
いつもはそれほどではないのですが、今年の冬は見苦しく真横(一方方向に)に葉が倒れてしまっています。
植え替えるべきか、葉を取ってしまうべきか、迷っています。
見栄えが悪くなってしまったツルバキアの修復方法をお伺いしたいです。
それから、ネットではツルバキア・ビオラセアの斑入りをシルバーレースというとありました。
わたしが購入したのタグにはビオラセアの文字はなかったのですが、手元にあるツルバキハはビオラセアのシルバーレースと同じものでしょうか?
ものすごく花付きが悪く、ついても小さな花なので、ひょっとしたらビオラセアじゃないんじゃないかと・・・
日当たりは良好なベランダ栽培です。
暖地なので霜などもおりません。
よろしくお願いします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/01/27(日) 10:54:05
どなたも回答なされないので、僭越ながら・・・。
ツルバキアは熱帯の植物ながらその性質は野菜のニラとよく似ていて葉を千切れば 似た独特の匂いがあります。昔はニラの代替え品として食用にもしたそうです。
普通冬には地上部が枯れて休眠する物ですから、冬も暖かいなどで完全には休眠出来ずに葉が少し傷む程度で越冬してしまうのでしょう。越冬できない分、球根部分に養分を溜めて置く事が出来ないので冬は休眠して春に芽を出す物から比べると成長にメリハリがなく、今葉が残っているのは仕方ない事です。冬は本来枯れるはずなのですから倒れて見栄えが良く無くても当たり前、今までの冬の気温より今年の冬は少し厳しくて寒さで葉の勢いが全くなくなっただけと思います。自然現象ですから植え替えれば治る物でも無く、休眠していない株の葉を無理やり取ると後の生育にかなり影響があります。見栄えが悪くても春までそのまま時々水を与えてあげて下さい。暖かくなってくれば古い葉も少しは立ちあがるか、もし無理でも新しい葉が生えてきてくれますので。
それから、斑入り個体という事でおそらくは種類はビオラセアであることは間違いないでしょうが、斑入りだからと言って必ずしもシルバーレースであるとは限りません。シルバーレースというのは品種名で、斑入りの葉に成る個体の中に、シルバーレースという品種名のがあると言う事です。必ずしも斑入り=シルバーレースではなく、もしかするとお持ちの個体は別の品種名の斑入り個体の可能性もありますが、お買いに成った時にシルバーレースと書かれていましたでしょうか?元々は品種名不明の斑入り個体だったのに「斑入りなのでシルバーリーフだろうと」適当に業者がラベルを付けてしまい流通してしまったり、シルバーレースの種子から殖やした見た目は親と同じだけれど花の大きさや数、性質が少し違うのに(性質が固定されていないので本当はシルバーレースと名乗れない)同じ名前で流通させてしまった個体由来である可能性もあります。
あと、「リーフ物として観賞」「物凄く花付きが悪く花が小さい」との言葉で思いついたのが使っている土に混ざっている堆肥や与えてる肥料の成分比率が傾き過ぎで悪いか適期に適量を与えていないのではないか?です。
窒素多めの堆肥や肥料を与えていれば葉は立派でも花は貧弱に成り数も咲きません。それに窒素を多めで与え続けると土の中に窒素分が残留してしまい悪循環が止まりません。ツルバキアの葉は斑入りですが元々そんなに立派じゃなくあくまでも花を楽しむ植物ですからリーフとして楽しむなら花が咲かなくて当たり前と考える事です。花を目的に楽しみたいのなら、しばらくは窒素分の乏しい比率の肥料で育てて一度残留をリセットし(地面植でも数年間かかる。鉢植えでは土に堆肥分の無い物を使い、リン酸・カリ分の肥料を与える)数年は様子を見ながら肥料の成分比を変えて与える事です。
その作業が難しい、それまで待てない、面倒であるなら新たな株を購入して最初から堆肥は少なめの土に植えつけ、観賞花用の窒素少なめリン酸多めな肥料を与えて管理する事です。その間今ある株は同じ様に管理していけば数年後には花が大きく多くなってくれるかもしれません。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/01/27(日) 10:59:45
追記
すいません、熱帯の植物ではなく耐寒性は割とある方ですね。
上記の事にお心当たりがないのなら他の原因もあるかもしれません。
お手持ちの物が本物のシルバーレースかどうかは実物を見ない事には誰にも解りませんし、同一株を実際育ててみない事には誰にもわかりません。
一番簡単な見分け方は、信用のおける種苗業者から通販などで「シルバーレース」を購入し、数年間は同じ環境・土質などで一緒に育ててみて比較していくのが一番かと考えます。
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