アジサイの花が咲かない
リリー
【近畿】
2012/11/07(水) 11:19:44
アジサイの花を頂いてさし芽を3年前から毎年していますが
花が咲きません。鉢植えにしていますが、地植えのほうが、
いいのでしょうか?
花の種類は額アジサイや一般的な洋アジサイです。
花芽の着く時期以降は剪定はしていません。
肥料も適宜与えています。苗が充実しないと花は咲かないのでしょうか? ご指導をお願いします。
たちつ
【近畿】
2012/11/07(水) 14:59:25
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アジサイとは
一般的に、アジサイの挿し木は、緑軸を挿し木しますから、(初夏梅雨頃 挿し木)翌年には、必ず咲きます。・・・・ほったらかしのほうが良い。
アジサイの花の咲くまでの過程。・・・へ理屈
挿し木 →2週間で、根が生えて、新芽が出る →新芽充実する →秋の寒さ13度前後2週間で、蕾の下地細胞が作られて、落葉し休眠する。
→ 5度前後60日で、目覚める可能性がある。 ★ただし世間が寒いので、未だ布団から出ない。 早く出れば、風邪を引く。
→春の暖かさで、やっと布団から出るて、ボチボチと身支度する15度以上。→18度以上になると、化粧をして花が咲く。
ここで、無駄な日数が、★の目覚めても、布団から出ないのを暖房を掛けて暖かくすれば、2ケ月早く咲くことになる。
ここで、過保護にして、暖かくしたり、逆に、強烈な季節風にさらして、寒くし乾燥しすぎると花蕾(花茎)が、先祖帰りして、本来の葉茎になる。人で言えば、流産のようなもの。
花芽分化とは、花になるか葉っぱになるかの分かれ目とその時期の意味。
花と言う漢字は、草(葉っぱ)が化けると書きます。つまり、葉っぱと花は、紙一重の違いで、不安定な部分が多い。アジサイは、草なのか樹なのか良く判らない、存在。
花(生殖器官の部品の集まり)も、花なのか、色の付いた葉っぱなのか良く判らない。 花色も安定しない。 と中途半端な存在一にある。
更に、気象条件とは、別に、本来の花は、公開Hをし、種子を作る器官ですし、子孫を作るのは、快楽ではなく、子孫を絶やさない必然性です。 そこで、環境(肥料が多いなど)が良すぎると、花・種子を作る必要性も無いので、花を咲かせない性質もあります。・・・特に蔓植物・肥料ボケとかいう。
と言うことで、寒さ不足と肥料が多すぎると冬の季節風がきつい(冬風がきつい・冬に土が乾燥しすぎている・凍土凍結も含む)と感じられます。
肥料は、なくても良い・・・・ただし、花房が小さい
夏の高温乾燥・冬の凍結乾燥は、花色がボケる(発色が悪い・汚い・薄い)・・・・土の湿度
地温は、冷涼に適度な湿度が必要・・・・アジサイの重要ポイント。
これの屁理屈的根拠は、アジサイの名勝は、山寺に多い。
葉っぱも真夏には、生い茂っていて、株元が涼しく、冬には、雑木が落葉して、日差しが当たり、程よく自然の温かみが保障されているし、季節風から、保護されている。
ここに、鉢植えの やや難儀な環境との違いがある。
鉢植えは、何でも、植木鉢の保湿と冷涼な適温で、問題はなくなる。
地上部には、温暖な太陽をがんがんと当てる。
頭寒足熱の反対で 頭熱足冷が要。・・・◎
このように、私は考えています。
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くうが
2012/11/07(水) 16:46:00
いくつか質問したいことがあります。
ご回答よろしくお願いします。
挿し木用の挿し穂はどの部分をどのくらいの長さにして使用していますか?
1本の挿し穂に何芽(何節)付けていますか?
剪定は具体的に何月に行っていますか?
リリー
2012/11/08(木) 00:37:21
くうが様
ご質問の回答です。
花が終わり6月20日過ぎに剪定をして、その枝を挿し木しました。
挿し穂は剪定した枝の先の部分を少しカットして10センチ位を挿しました。挿し穂に何芽付いていたかは分かりません。
よろしくお願いします。
リリー
2012/11/08(木) 00:51:52
たちつ様
理論的な事を具体的に教えて頂きまして、ありがとうございます。
とっても勉強になりました。
思い当たることは肥料と水のやり過ぎかな? と思います。
現在の鉢植えを地植えにするほうが管理が簡単なのかな?と思います。
ご指導ありがとうございました。
くうが
【関東】
2012/11/08(木) 09:28:00
私の読解力が低いため、お聞きになっているのが親株の花が咲かないのか、挿し木したものが咲かないのか、の区別がつきませんでしたのでその2つについて書いておきます。
すいません。
親株の場合
鉢替えや鉢増しをされていますか?
私の経験では2年以上同じ用土で育てていると品種によっては感覚的に分かるほど花つきが悪くなったり、花が小さくなることがあります。また、アジサイは根がかなりの早さで増えていきますので、すぐに鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。こうなると花が咲きにくくなりますし、根腐れを起こしやすくなります。その場合には根を整理して同じ鉢に新しい用土で植えなおすか、鉢増しをした方がいい結果が得られると思います。
それから花芽形成期(10月くらい)に窒素分の多い肥料が与えてあると花がつきにくくなるようです。
もうひとつ、鉢植えの場合、枝が多すぎても花が咲きにくくなります。細い枝や細いひこばえは思い切って根本から剪定してください。
古い枝(3年以上)は大きな花がつきにくい傾向がありますから、株元から出ている太い大きな芽と古い枝の両方を適度に残し、あとは剪定すると比較的咲きやすくなります。
結論は、栽培環境にもよりますが、地植えの方が花つきはよくなります。デメリットは花色の調整がむずかしくなることです。
挿し木の場合
どの部分から挿し穂を作成したのかとその後の管理方法によって挿し木2年で咲くかそれ以降になるかが決まります。
あまり手をかけないで育てれば、たいていの場合挿し木して3年目で花が咲きます。2年目で咲く場合も珍しくありませんが、その場合は花がかなり小さかったりして、本来持っているその品種固有の特徴があまりでないで咲くことがあります。株が充実していないということですね。
肥培管理をしっかり行わないとなりません。
挿し木も地植えの方が花つきはよくなると思いますが、地植えするタイミングを考えてください。
挿し木が発根してすぐに地植えにするのはあまりよくありません。大きくなるためにエネルギーを使ってしまい、花が咲くまでに時間がかかってしまう場合があります。
挿し木の場合は、発根したら鉢上げし、その状態で1年間しっかり育てた後に地植えするのがいいと思います。
地植えは寒風が直接あたるところは避けた方が無難です。花芽ができても、寒風で芽が枯死してしまうことがあります。これは園芸品種に多いですよ。
それから地植えすると株が大きく生長します。株の直径は1mを超えるでしょうし、背丈も品種によりますが2mを超えるものもあります。植える周辺は余裕を持つようにした方がいいと思います。
管理は剪定を中心に行うことになると思います。
リリー
2012/11/08(木) 18:52:38
[[解決]]
くうが様
具体的に色々とご指導を頂きましてありがとうございます。
私の知らないことばかりで、とっても参考になり良く分かりました。
挿し木して3年目の植木鉢は葉は良く茂って元気はいいのですが、庭に
置いていましたら根が鉢から出て地面に根が張っていました。
早速1鉢を鉢替えと後1鉢を庭に移植したいと思います。
たちつ様のご指導も合わせて来年の花を期待したいと思います。
ご親切にありがとうございました。✿✿✿
リリー
2012/11/08(木) 18:57:56
くうが様
すいません!!
最後に花の絵文字を入れたのですが、化けてしまいました。
ご了承ください。
園芸相談掲示板@園芸相談センター