腐った生ごみで肥料
ふく
2012/10/21(日) 18:04:38
至急回答をお願いしたいと思います。
今回の質問ですが父親が手作りの肥料を作ったのですがそれがとんでもないのです。
ポリバケツに生ゴミ(野菜・魚のアラ・食べ残し構わず)を入れて腐らせた物を庭にあるそのへんの土と混ぜた物です。バケツにはかなり長い間あったと思われます。今日混ぜてからすごい臭いで窓も開けることが苦痛なくらいでした。今は何とか混ぜた土に何もしてない土をかけ臭いを封じてる様な状況ですが近くに寄ると少し臭います。父親は1週間後くらいに石灰と混ぜれば臭いもさらに減るしこれでプランターに入れて使うと言うのです。因みに父親は農業とは関係ない仕事をしていて完全な趣味です。正直こんな臭いのするもの使えないと思いますし、そもそも腐ったものを入れている時点で違うと思うのです。しかし父親は「腐っているんだから発酵している証拠。これでいい。」といいます。長くなってしまいましたが
1・この肥料は使用可能なのか?
2・可能な場合すぐ使用できるのかどうか?
3・不可能な場合処分方法はどうするのが最善でしょうか?
4・やり方はむちゃくちゃですが花を育てたりするのは好きな父親です。他になにかアドバイスできることがあれば何でもいいのでお願いしたいと思います。
初心者で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
たちつ
【近畿】
2012/10/21(日) 23:02:17
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なまゴミ堆肥とは
自然腐敗物ですから、2-3割り以下で、混ぜて使うのなら、問題は無い。 別に醗酵させなくても使えますよ。
しかし、現実の問題として、プランターに使うことは、悪臭が蛆虫・コバエ・大蝿など不快虫が大発生するし、悪臭もして、近所迷惑です。
従って、使わないほうが良い。
花壇の土の下(少なくとも10cmより深く)に、埋めるとか、田畑に使うもの。
処分方法は、生ゴミとして、廃棄する。
庭に深く(30cmより深く)穴を掘って、埋める。・・・・被せる土が、自然消臭する。
テキストのほとんどは、生ゴミ未醗酵は、色々な屁理屈を書いて、絶対に使用できないと、解説されていますが、植物の栽培・生育上は、全く問題は無い。 ただ使い勝手は好くないことは、事実です。
衛生問題と環境汚染の問題だけですよ。
化学肥料の普及・下水道完備・ゴミ収集焼却処分・マイホーム(小さい狭い集合住宅)の普及・鉢植え栽培の大衆化などにより、使用できないという考えが広がった。特にネット社会の大衆化が、始まったここ10年位で、完全に使えないと言うことが決定付けられた。
40年位以前までなら、鉢植えいがいなら、簡単に水洗いして、塩分を抜いて、どこでも使われていた。醗酵させて使うと言う以前に、生ゴミは、直ちに処分先として、花壇や田畑に捨てに行ったものです。
人糞でも、ポットン便所から、直接田畑に撒き散らして使った。
日本では、生野菜(葉物)を食べると言う習慣がなかった。今の野菜サラダの習慣がない。実果実で無い限り、加熱灰汁抜きするか、煮る焼く漬ける料理でした。 レストランの添え物のキャベツの千切りですら、食べる人は、極めて少なかった。むしろ奇怪な視線・蔑視されたものです。食べることは、勇気のいることでした。
リサイクル社会の尤も有効に機能していたのは、古今東西で唯一、日本の江戸時代といわれています。
という事で、年配者や田舎育ちのひとなら、使えることが当然で、使えないと言うことは、理解できないとおもいますよ。
突き詰めれば、感性の違いですから、親子喧嘩に発展するかも。
時代が違う・社会情勢が変化したと言うことでしょうね。
と言うことで、プランターなら、使わないほうが良い。
近所迷惑だから、使わないでね。生ゴミとして、ゴミ箱へすてるよと説得したほうが、穏便に済むかも。
使用できても、使用しないのが今の世間情勢ということですよ。
このように、思いますが。
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